クオリティアップデートとは?コンテンツ品質に関わるアップデートについて
2015年5月の初旬にちょっとした順位変動がありましたが、それがGoogleのアルゴリズムアップデート「クオリティアップデート」だったことが判明しましたので、解説します。

クオリティアップデートとは
クオリティアップデートとは、コンテンツの品質を評価するアルゴリズム更新(アップデート)のことです。
パンダやペンギンアップデートのように一部のサイトを対象としたものではなく、Googleの根本となるアルゴリズム変更となります。
このクオリティアップデートにより、2015年5月初旬の順位変動が起こったことになります。
これについては、Search Engine LandがGoogleに問い合わせ、それにGoogleが回答した形でわかったようです。
※参考:The Quality Update: Google Confirms Changing How Quality Is Assessed, Resulting In Rankings Shake-Up – Search Engine Land
上位表示させるための基本的対策をご紹介しています。
クオリティアップデートの影響は?
クオリティアップデートの影響により、順位変動ツールnamaz.jpでは、2015年5月4日に6.7位という中程度の変動を記録しています。

実際に影響を受けたのは、一部のサイトだったと思われます。
今回のクオリティアップデートにより影響を受けたと思われるサイトやページは以下となります。
- タグページを量産しているサイト
- 動画と広告だけのメインコンテンツに乏しいページ
- 他のサイトからのシンジケーション(コピーコンテンツ)
- フォントが小さかったりリンクばかりだったりする使いづらい昔ながらのページ
- どうでもいいコメントばかりのページ
- 内容が薄っぺらいページ
- Above the foldが広告ばかりのページ
- 低品質なサイトから超大量にリンクが張られているサイト
※引用元:Google、コンテンツ品質に関わる「クオリティ アップデート」を5月初めに実施済み | 海外SEO情報ブログ
上記から、パンダアップデートの項目と似てることがわかります。
実際は、かなり近いのではないかと思っています。これは、私の考えですが、今までのパンダアップデートでわかったノウハウを全体のアルゴリズムに適用したとも取れる内容です。
パンダアップデートとクオリティアップデートの違い
パンダアップデートとクオリティアップデートは、内容自体に違いはほぼありませんが、「アルゴリズムを適用するサイトの範囲」に違いがあると考えられます。
パンダアップデートは「限定的な調整(特定のサイトへ適用)」で、クオリティアップデートは「全体的な調整(全体のサイトへ適用)」ということです。
まとめ
実際にこのクオリティアップデートで影響を受けたのは、2chまとめ、NEVERまとめの一部が順位を下げているようです。
当ブログの「SEOラボ」は、特に順位には影響なく、一部キーワードでは逆に高くなったくらいです。
このことから、オリジナリティーのある質の高いコンテンツを提供しているサイトが、今回のクオリティアップデートで順位が高くなったと言えそうです。
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