Googleアナリティクスで新規・リピーターを分析する方法
Googleアナリティクスで、新規ユーザーやリピーターの割合を分析することが大切です。
今回は、新規セッション率の平均と目安、新規セッション率の高いサイト、Googleアナリティクスで新規セッション率を確認する方法、新規セッション率と新規ユーザーの関係について中心に解説したいと思います。

新規セッション率とは
新規セッション率とは、新規ユーザーがサイト訪問した割合を意味する、Googleアナリティクスで確認できる主要な指標の一つです。

新規セッション率の平均と目安
新規セッション率の平均として、弊社サイトを例に以下紹介します。(2016年11月の新規セッション率平均 ※Googleアナリティクスデータ参考)

新規ページを定期的に追加するため、新規ユーザーが増えやすく、新規セッション率の平均が高い傾向

好んでツール活用するユーザーが多いため、リピーター増えやすく、新規セッション率の平均が低い傾向
上記のよう、サイトタイプにより、新規セッション率の平均が異なることが確認できます。
ブログ系の新規ユーザーが集まりやすいサイトは、60%以上の新規セッション率が目安といえそうです。
ツール系のリピーターが集まりやすいサイトは、50%弱以下の新規セッション率が目安といえそうです。
新規セッション率の高いサイト
新規セッション率の高いサイトは、新しいユーザーが訪問しやすいサイトと言えるでしょう。
先述のよう、ページを定期的に追加するブログサイトは、新規セッション率が高い傾向です。
また、ツールサイトでページを定期的に追加し、新しいユーザーの訪問を促しながら、新規セッション率の高いサイトを目指すこともできそうです。
Googleアナリティクスで新規セッション率を確認する方法
Googleアナリティクスで新規セッション率を確認するには、以下のような方法があります。
①ユーザー>サマリー から確認する方法
Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」>「サマリー」をクリックすると、新規セッション率が確認できます。

②ユーザー>行動>新規とリピーター から確認する方法
Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」>「行動」>「新規とリピーター」をクリックすると、新規セッション率が確認できます。

③ユーザー>チャネル から確認する方法
Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「集客」>「チャネル」をクリックすると、新規セッション率が確認できます。
ここでは、トラフィック別(オーガニック検索・ダイレクト・リファラー・ソーシャル等)の新規セッション率が把握できます。

新規セッション率と新規ユーザーの関係
新規セッション率と新規ユーザーは、互いに関係が深い用語です。
先述のよう、新規セッション率は、新規ユーザーがサイト訪問した割合を意味します。
なので、新規ユーザーのサイト訪問により、新規セッション率の値が割り出せるようになります。
新規セッション率の計算方法
新規セッション率の計算は、以下のような方法になります。
計算式:
新規セッション数/総セッション数 * 100 = 新規セッション率
例、
総セッション数:10000
新規セッション数:6500
リピーターセッション数:3500
上記例の値を計算式に当てはめると、
6500(新規セッション数)/10000(総セッション数) * 100 = 65(新規セッション率)
よって、新規セッション率は、65% となる。
まとめ
新規セッション率を把握し、サイトのアクセス解析に役立てましょう。
アクセス状況を分析し、サイト改善しながら、SEO対策で順位上昇を目指すことが重要です。
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

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検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
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