他のSEO業者がお手上げ!被リンクとコンテンツの見直しで圏外から脱出した事例
キーワード順位を上げるには、「被リンク」と「コンテンツ」が必要です。
自分では、対策キーワードに合わせたコンテンツを作成していると思っていても、実際は異なるケースがあります。
また、被リンク対策をしていると思っていても、検索エンジンに全く認識されていないケースがあります。
とあるSEO業者さんでどうしてもキーワード順位が上がらないと相談を受け、被リンク、コンテンツの基本的なSEO対策の見直しを中心にSEO対策を実施することで、圏外から脱出した事例をご紹介します。

圏外から脱出したサイトの概要
圏外から脱出したサイトは、以下のような対策キーワードとサイト状況を以って、弊社のSEO商品「SEO Manager」をご利用頂いています。
対策キーワード
対策キーワードは公開できませんが、以下のように競合サイトが比較的多いキーワードです。

目的の検索キーワードでGoogle検索すると、約18,000件のサイトがヒットします。
競合となるサイトが多数ある事が分かります。
サイト状況
弊社のSEO商品「SEO Manager」契約時は、以下のように、上位化しづらいサイト状況でした。
- 順位:圏外
- 被リンク:0本
- 基礎SEO:低(タイトルタグにキーワードが適切に入っていない状況)
実施したSEO対策
圏外から脱出したサイトは、「SEO Manager」を契約後、基礎チェックとして基本的なサイト状況を確認しながら、以下3つのSEO対策を中心に実施しました。
被リンクを設置
被リンクが無く、以下のように被リンクが0本だと、Googleに評価されずらいため、まずはサイトに被リンクを設置しました。

被リンクの重要性について、以下のようにGoogle公式に言及してます。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
※引用元:Google が掲げる 10 の事実
つまり、被リンクを獲得してサイト評価を高めながら、上位化を目指すことが重要となります。
不要なページを削除
不要なページを削除するにあたり、以下のような手順でコンテンツ調整を行いました。
サイトコロン(site:)で類似ページを調査して、不要なページを削除
まず、Googleの検索窓で「Site:対策ページのURL」と入力して、以下のように検索し、類似ページを調査しました。
(※お客様サイトのスクリーンショットを出せないので、以下イメージです)

上記のように、類似するタイトルと説明文を含む一部だけ異なるページが多数見つかりました。
各ページをクリックすると、ほぼ内容が無い低品質コンテンツのため、これらの不要なページを削除しました。
不要なページが多くみられた理由は、おそらく、サイト設計時には地域ごとに特化してページを作成しようとした目的があったと思います。
削除対象となるページはこれ以外にも多数あり、判断が難しいところです。SEO Managerをご利用頂いているお客様には、どれが削除対象となるかご案内しています。
また、今回の事例では削除していますが、別の方法をとる事ができます。
不要なページの減少を確認
サーチコンソールの「インデックスステータス」から、以下のように不要なページが減少してることを確認しました。
※旧サーチコンソール:「Googleインデックス」-「インデックスステイタス」
※サーチコンソールβ版:「ステータス」-「インデックス」ガバレッジ

上記から、不要なページの削除と共に、インデックス数が減少してるので、対策内容がGoogleにしっかり認識されてることがわかります。
対策ページのコンテンツ調整
対策ページに対して、主に以下のコンテンツ調整を行いました。
- タイトルタグ、discriptionをページコンテンツに合わせた内容に変更する
- ページのコンテンツ内容を、検索ユーザーが求める情報、Googleロボットが認識しやすい情報を入れる
このように、検索クエリとの整合性を高め、ユーザーや検索エンジンに認識されやすいコンテンツ内容にしながら、利便性を考慮したページに仕上げることが大切となります。
検索順位の推移(※SEO対策の結果)
「1. 被リンクを設置」「2. 不要なページを削除」「3. 対策ページのコンテンツ調整」、この3つのSEO対策を実施することで、約3週間で圏外⇒35位に順位が付き、圏外から脱出しました。

圏外から脱出し、35位に一旦順位が付いた後、以下のように「対策ページのコンテンツ調整を繰り返す」ことで、17位まで上昇しました。

このように、SEO Managerを契約し、被リンク設定とコンテンツ調整を行った結果、以下のように約1ヶ月半で、圏外から17位まで上昇しました。

上記から、コンテンツ調整を行う際、以下のような3つのポイントをチェックしましょう。
- 検索ユーザーが欲しい情報があるか
- Googleロボットが見たときに、検索キーワード中心のページと認識するか
- 検索ユーザーが使いやすいページか
この3点についてデータと仮説を元に実施し、PDCAサイクルを早く回すことが重要です。
最近、SEO Managerをご利用いただいて、早い時期に順位が付くお客様の傾向としては「実行」が早い方です。
コンテンツ調整を行うと、クロール頻度が上がる
コンテンツの調整を繰り返し行うことで、Googleロボットがクロールしてインデックスし、ページを評価するまでの期間がどんどん早くなります。
今回の事例ユーザーは、SEO Managerをご契約後の1日当たりのクロールページ数が、以下のように飛躍的に向上しています。(※参考:サーチコンソールの「クロールの統計情報」)

このことから、コンテンツ調整で質の高いページにし、クロールされやすくしながら、上位化を目指すことが重要と言えます。
クロール頻度について、Googleは公式に以下のように言及してます。
サイトに変更頻度が低い情報がある場合や、サイトの品質があまり高くない場合は、サイトのクロール頻度が落ちる可能性があります。
新しい情報を大量に追加した場合や、サイトに非常に有用な情報が掲載されている場合は、想定を上回ってクロールされてしまう可能性があります。
つまり、良質なサイトは良くクロールされるので、評価が自然と上がり、順位も上がりやすいと言えます。
反対に、質の低いサイトはクロールされずらいので評価対象にならず、上位化しづらいと言えるでしょう。
重要なのは、質の高いページを増やし、クロールされやすい良質なサイトを運営しながら、SEO対策を進めることです。
まとめ
SEO対策を行い、キーワード順位を上げるためには、被リンクとコンテンツが必要です。
今回 紹介した事例は、弊社のSEO Managerを利用し、被リンクの設定とコンテンツの調整を行うことで、契約後約1ヶ月半で 300位圏外⇒17位と上昇したケースです。
今後は、17位から1位を目指し、コンテンツを中心としたSEO対策を継続していきます。
コンテンツ調整は、昔のようなキーワード比率やタグの調整では意味がなく、以下のようなを仮説をもって実行する必要があります。
- 検索ユーザーが欲しい情報があるか
- Googleロボットが見たときに、検索キーワード中心のページと認識するか
- 検索ユーザーが使いやすいページか
これらの仮説を立てるためのSEO情報の収集、競合やGoogleの動きの監視はかなり手間がかかります。
仮説の立案は弊社にお任せいただき、一緒に対策を進めませんか?
自分では十分と思っている被リンク、コンテンツが十分ではないケースが多くみられます。
また、良かれと思って作成したコンテンツが、サイトのマイナスになるコンテンツである可能性もあります。そのあたりも一度見直しした方がいいでしょう。
弊社と一緒にSEO対策をご検討される方には、状況を確認して今後必要な対策をご案内します。ご興味のあるかたはご連絡くださいね!
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