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約3ヶ月かけて大幅に順位回復したサイトのSEO事例

2018/04/05 2018/04/05

2017年12月10日を境に急下落したサイトに対してSEO対策を行った結果、約3ヶ月後の2018年3月15日を以って元の順位まで大幅に回復しました。

今回は、急下落した原因、実施したSEO対策内容や順位推移など中心に解説したいと思います。

約3ヶ月かけて大幅に順位回復したサイトのSEO事例

急下落した原因

2017年12月10日を境に検索順位が急下落したのは、「質の低いページが多く、Googleに低品質なサイトと判断された」ことが原因と仮説を立てました。

仮説の裏付けとして、以下のGoogle公式の言及を参考にしました。

低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり、もしくは低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりすることが、最終的に良質なコンテンツの掲載順位を改善することにつながります。

※引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイス

このことから、質の低いページを改善して良質なページの割合を増やし、サイトの質を上げることが重要と言えます。

つまり、ユーザーの利便性の高めてサイトの質を上げながら、順位上昇を目指す必要があるということです。

「ユーザーの利便性」は、以下のようにGoogleが掲げる最も重要な要素の一つです。

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
    Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。

※引用元:Google が掲げる 10 の事実

また、別途Googleは以下のようにも言及してます。

  1. 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。

※引用元:ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) – Search Console ヘルプ

これらの仮説と裏付けを念頭にSEO対策を行い、急下落したサイトの質を上げるべく最適化を行いました。

実施したSEO対策

約3ヶ月かけて大幅に順位回復したサイトは、主に以下のSEO対策を行いました。

低品質なページにnoindexを設定

低品質なページに対して、以下のような手順でnoindexを設定しました。

  1. noindexを設定するページの基準を決めた
  2. ページにnoindexを設定した

noindexを設定するページの基準を決めた

まず、noindexを、以下のページに設定することを基準として決めました。

  • 手入れが行き届いてないページ
    文章量や画像、装飾が少なく、手入れが行き届いてない低品質なページにnoindexを設定する
  • 定型化した内容の薄いページ
    コンテンツ内容が定型化し、サイト内の他ページと類似した内容(独自性)の薄い低品質なページ(日付などの数字や一部の文言を変更しただけのほぼ内容が似たボリュームの薄いページ)にnoindexを設定する
noindexを設定するページの基準

このような基準を設けて対象ページを決めておけば、スムーズにnoindex設定ができます。

ページにnoindexを設定した

noindexを設定するページの基準を決めた」を参考に、手入れが行き届いてないページ、定型化した内容の薄いページのHTMLソースのheadタグ内に以下コードを追記して、noindexを設定しました。

HTMLソースコード例

noindex設定後のHTMLソースコード例

noindex設定後のHTMLソースコード

上記のように設定後、実際にブラウザ上からHTMLソースコードを表示して、noindexがちゃんと設定されてるか否か確認しておくと良いでしょう。

このように、noindexを設定して検索エンジンにインデックスさせずに、低品質なページをGoogleの評価対象から除外しながら、サイトの質を上げることが重要です。

インデックスされてるページのみを評価対象とすることを、Googleのジョン・ミューラー氏が以下のように言及してます。

私たちはインデックスされているコンテンツにのみ注目する。検索に出ず私たちには関係しないから、インデックスされていないコンテンツは見ない。

サイト内に低品質コンテンツがあることを認識したのなら、いちばんいいのはもちろん品質を改善することだ。

でも数が多すぎて対処できなかったり UGC(ユーザー生成コンテンツ)だったりするなら、しばらくの間は noindex にしておいて、サイト全体で見た場合の検索にかかわる評価に影響を与えないようにすることは可能だ。時間をかけて、もっと適切に対処する方法を見つけ出せばいい。

※引用元:低品質コンテンツによる検索への悪影響はnoindexで回避できる、ただし一時しのぎ

このことから、必要に応じてnoindexを積極的に使い、ページごとに質を管理してサイトの質を上げながら、SEO対策を進めることが大切と言えます。

低品質なページをリライト(書き換え)

低品質なページに対して、以下のような手順でリライトを行いました。

  1. リライトするページの基準を決めた
  2. ページをリライトした

リライトするページの基準を決めた

まず、リライトをサイトのパフォーマンスに大きく関わる以下のページに対して行うことを基準として決めました。

  • 関連性の高い重要なページ
    元々上位化してたサイトのテーマと関連性の高い重要なページをリライトする
  • コンバージョンに寄与するページ
    申込や問い合わせのハブとなるコンバージョンに寄与するページをリライトする
  • 需要のあるページ
    検索、参照、ダイレクト、ソーシャルなどから定期的に流入があるか確認し、アクセスがあってユーザーの需要があるページをリライトする

このような基準を設けて対象ページを決めておけば、スムーズにリライトができます。

ページをリライトした

リライトするページの基準を決めた」を参考に、サイトのパフォーマンスに大きく関わるページを見直しながら、以下のポイントに沿ってリライトしました。

  • わかりやすくする
    画像の内容やテキストの内容を熟考し、ユーザーが求める情報をよりわかりやすいものにしながら、ページをリライトした。
    例えば、キーワードを適切に含めてページを作成したり、alt属性にわかりやす文言を記述して画像を提供することもわかりやすいサイトにする方法の1つです。
  • 見やすくする
    画像や余白(行間、文字間)、テキスト(色・サイズ・フォント・太字・下線)など調整し、重要な要素を際立つようにデザインにメリハリを効かせて見やすくしながら、ページをリライトした。
  • 使いやすくする
    「目次」などのナビゲーションを設置し、ユーザーが目的のコンテンツへすぐ辿りつけるように使いやすくしながら、ページをリライトした。
    ※レスポンシブ対応や読み込み速度改善なども使いやすさを向上させ、サイトパフォーマンスを向上させる手段の1つです。

このように、ユーザーの利便性を考慮してコンテンツ内容を改善し、より満足のいくように完成度を高めながら、ページをリライトしましょう。

類似ページを1つに統合

サイトの質を下げる類似ページを、以下のような手順で1ページに統合しました。

  1. 統合するページの基準を決めた
  2. 類似ページを1つに統合した

統合するページの基準を決めた

まず、類似した以下のページを統合することを基準として決めました。

  • タイトル名が類似もしくは重複してるページ
    「site:URL キーワード(入力例:site:seolaboratory.jp SEO対策)」のGoogle検索コマンドやサーチコンソールのHTMLの改善機能などでチェックして見つかった、サイト内の他ページと類似・重複したタイトルを持つページを1つに統合する。
サーチコンソールのHTML改善機能でタイトルの重複を確認

このような基準を設けて対象ページを決めておけば、スムーズに類似ページを1つに統合できます。

類似ページを1つに統合した

統合するページの基準を決めた」を参考に、タイトル名が類似もしくは重複してるページを見直し、利便性の高いコンテンツにするため以下のポイントに沿って1ページに統合しました。

  • 同様の検索クエリから流入(キーワードから検索流入)
    サーチコンソールの検索パフォーマンス機能を使って、同様の検索クエリから流入してるか確認し、平均掲載順位や表示回数、クリック数などが高いパフォーマンスの良いページURLをメインに採用しながら、類似ページを1つに統合した。
  • 必要に応じてリライトした
    ユーザーが求める内容が盛り込まれてるか再度確認し、必要に応じてタイトルの文言、コンテンツのテキスト文章や画像など修正・追記してリライトしながら、類似ページを1つに統合した。
    ※参考:ページをリライトした
  • 301リダイレクトした
    コンテンツの統合によって存在しなくなったURLを301リダイレクトし、利便性や評価を維持しながら、類似ページを1つに統合した。

このように、ユーザーの利便性を考慮した良質なページを提供することを目的にしながら、類似ページの統合を行いましょう。

検索順位の推移(※SEO対策の結果)

2017年12月10日を境に急下落し、「13位」から最大「21.9位」まで大幅に順位下落したサイトに対してSEO対策を行った結果、約3ヶ月後の2018年3月15日に、以下のように「12.6位」まで大幅に順位回復しました。(※サーチコンソール調べ)

検索順位の推移(※SEO対策の結果)

このように、「急下落」「大幅に回復」したとき、ビッグキーワードやミドル・スモール含む数多くのキーワード順位が、以下のようにそれぞれ大きく変動しました。

数多くのキーワード順位が大きく変動

上記から、2017年12月13日時点は、ユーザーの利便性が低いページの割合が多い低品質なサイトだったため、数多くのキーワード順位が急下落してます。
方や、2018年3月2日時点は、ユーザーの利便性を考慮したSEO対策によって質の高いページが増えてサイトの質が向上したため、数多くのキーワード順位が大幅に回復し、急上昇してます。

つまり、キーワードに特化した利便性の高いページを増やしてSEO対策を進め、サイトの質を上げながら、順位上昇を目指すことが重要です。

まとめ

良質なページが増えれば、サイトの質が上がって評価されやすくなります。

必要に応じてnoindexの設定やリライトを行い、良質なページを検索エンジンに認識させながら、SEO対策で上位化を目指しましょう。

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