【Google大変動】2019年9月13日からGoogleで大きな順位変動
2019年9月13日から継続的に、namazで通常より大きな変動があり、大変動が続く中さらに目立った動きを観測してます。
海外アルゴリズムツールや情報サイトでも確認かつ取り上げられ、Googleで大きなアルゴリズム調整が行われてることが考えられます。

海外ツールの順位変動状況
海外ツールの一部でも、2019年9月13日付近に通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:MozCast

※出典:SERPmetrics

※出典:SEMrush
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
今回の大変動は、2019年9月13日を始点として徐々に拡大し、9月19日を機に最大級の規模となってます。
こうした順位変動の拡大に伴って、全体的に通常よりも順位変動幅が大きくなってますが、ジャンル別に見ると影響を受けてるタイミングが異なります。
この点踏まえて、キーワードジャンル別に順位変動幅状況の調査データを紹介します。
上位表示させるための基本的対策をご紹介しています。
2019年9月13日~9月16日の順位変動幅
2019年9月13日から9月16日の大変動によって、「旅行、観光」「IT総合」「就職、転職」系のキーワードを筆頭に各ジャンルの順位変動幅が大きくなってます。
こうした状況から、全体的な順位変動幅も増大してる状況です。
一方、2019年9月13日から9月16日時点では、「健康と医学」や「財務、金融、法律」といったYMYL系のキーワードジャンルの順位変動幅はそこまで大きくシフトしていません。
また、「美容、ファッション」系のキーワードでは、変動前よりも変動後の方が順位変動幅が小さくなってるため、その他のジャンルに比べてキーワード順位への影響が軽微でしょう。
ジャンル | 大変動前 (2019年9月9日~9月12日) | 大変動後 (2019年9月13日~9月16日) | 差異 |
---|---|---|---|
企業間取引(BtoB) | 10.6位 | 10.9位 | +0.3 |
健康と医学 | 14.0位 | 14.1位 | +0.1 |
就職、転職 | 17.2位 | 17.9位 | +0.7 |
旅行、観光 | 8.6位 | 9.4位 | +0.8 |
美容、ファッション | 14.8位 | 14.7位 | -0.1 |
IT総合 | 14.0位 | 14.8位 | +0.8 |
食品・グルメ | 9.3位 | 9.3位 | 0 |
住宅、引越し | 17.1位 | 17.4位 | +0.3 |
暮らし・結婚・恋愛 | 16.7位 | 17.1位 | +0.4 |
日用品・家財 | 11.5位 | 12.0位 | +0.5 |
財務、金融、法律 | 7.3位 | 7.3位 | 0 |
全体 | 13.3位 | 13.6位 | +0.3 |
2019年9月17日~9月19日の順位変動幅(ジャンル別)
2019年9月17日から9月19日の大変動によって、「旅行、観光」「美容、ファッション」「食品・グルメ」「財務、金融、法律」系のキーワードを筆頭に各ジャンルの順位変動幅がさらに大きくなってます。
こうした状況から、全体的な順位変動幅もより増大してる状況です。
また、2019年9月19日の大変動を機に「健康と医学」や「財務、金融、法律」といったYMYL系のキーワードジャンルの順位変動幅が大きく拡大してます。
本日(2019年9月19日)の大変動によって、YMYL系ジャンルも動き出してます。
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 19, 2019
とくに「健康と医学」「財務、金融、法律」。
こうした状況から、全体的に順位変動幅が大きくなってるので、関連キーワードがあれば順位動向をチェックしましょう。#Google変動 #SEO #Googleアップデート pic.twitter.com/E27BStaAqi
一方、「就職、転職」系のキーワードでは、2019年9月13日~9月16日の大変動時よりも順位変動幅が小さくなってるため、その他のジャンルに比べてキーワード順位への影響が落ち着いてきてると言えるでしょう。
ジャンル | 大変動後 (2019年9月13日~9月16日) | 大変動後 (2019年9月17日~9月19日) | 差異 |
---|---|---|---|
企業間取引(BtoB) | 10.9位 | 11.5位 | +0.6 |
健康と医学 | 14.1位 | 14.8位 | +0.7 |
就職、転職 | 17.9位 | 17.0位 | -0.9 |
旅行、観光 | 9.4位 | 12.0位 | +2.6 |
美容、ファッション | 14.7位 | 16.3位 | +1.6 |
IT総合 | 14.8位 | 15.0位 | +0.2 |
食品・グルメ | 9.3位 | 11.2位 | +1.9 |
住宅、引越し | 17.4位 | 18.3位 | +0.8 |
暮らし・結婚・恋愛 | 17.1位 | 18.0位 | +0.9 |
日用品・家財 | 12.0位 | 12.9位 | +0.9 |
財務、金融、法律 | 7.3位 | 9.9位 | +2.6 |
全体 | 13.6位 | 14.3位 | +0.7 |
この変動によるキーワード順位への影響
2019年9月13日付近の順位変動により、一部キーワードの検索順位にも以下のように影響が出てます。
キーワードA:キーワードボリューム10~100 キーワードジャンル「ファッション系」 キーワード語数「3語の複合ワード」 17位から23位に下落!
17位から15位で停滞してたページが、今回の順位変動で17位から23位まで下落中。

キーワードB:キーワードボリューム1000~1万 キーワードジャンル「BtoC系(楽器系)」 キーワード語数「単ワード」 10位から5位に上昇!
一時8位まで上昇してから13位まで下落し、その後10位付近で停滞してたページが、今回の順位変動で10位から5位まで上昇中。

キーワードC:キーワードボリューム1万~10万 キーワードジャンル「食品系」 キーワード語数「単ワード」 35位から18位に上昇!
当初33位から一時47位まで下落後、徐々に右肩上がりに順位推移し、今回の順位変動で35位から18位まで上昇中。

このように、今回の順位変動により、キーワード順位が通常よりも大きく上昇、下落してるケースが目立ちます。
ちなみに、当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位への影響をサーチコンソールの検索アナリティクス「掲載順位」から見てみると、大変動前(2019年9月6日)に「8.2位」だったのが、大変動後(2019年9月13日)は「7.6位」まで上昇しています。

一方、順位が上がってるのにも関わらず、検索でのクリック数が大変動前(2019年9月6日)の「8,301」から、大変動後(2019年9月13日)は「8,146」まで減ってます。

このように、検索順位が上がっても、検索流入が減ってる原因として以下のようなことが考えられます。
- 検索ボリュームの多い特定のキーワードだけ順位が下がったから
もう少し言えば、基本的に検索エンジンに認識される数が多いロングテールワードでは軒並み上位化したが、1万以上のビッグキーワードのみ順位が下がったため、キーワードの総数に対する平均順位は上昇してるということが言えます。
そして、検索流入に対するビッグキーワードからの流入の比重が高いため、ロングテールキーワードの流入ではカバーできず、結果的に検索でのクリック数がトータルで減少してるということになります。
つまり、多くのキーワードの順位が軒並み下落してるわけではないので、サイト自体の評価が下がってないということが判断できます。
また、ビッグキーワードの検索順位が基本的に動きやすく、かつ1位下がるだけでも、かなり大きな検索流入を失うので、「SEOラボ」はこのケースに該当してる可能性が高いでしょう。
こういったことから、今回の大変動の影響を受けずに、「SEOラボ」のサイト自体の質は変わらず担保されてると言えます。
結果的に、効果的なSEO対策によってGoogleから一定の評価を得て、SEO効果が維持できてることになります。
今回の順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針
今回の大変動で順位下落してる原因を、一部のサイトを分析して読み解いてみました。
2019年9月13日からの大変動で、金融系のKW順位下落(22位→圏外)
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 17, 2019
KWに即するPageから低評価の原因を少し読み解いた
・検索意図のズレ(不要なコンテンツあり)
・アンカーテキストとLPの整合性の低さ
・内容希薄な低品質Pageの多さ(サイト内に50%以上)#Google変動 #SEO #Googleアップデート pic.twitter.com/1zfFog0X4N
2019年9月19日の大変動で、不動産系のKW順位下落(8位→14位)
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 19, 2019
KWに即するPageから低評価の原因を少し読み解いた
・検索意図のズレ(不要なコンテンツあり)
・権威性の低さ
・広告過多
・モバイルユーザビリティが低い(操作性やデザイン性等の低さ)#Google変動 #SEO #Googleアップデート pic.twitter.com/Ukmo1wd6Xz
こうした順位下落の原因を元に、今後どのようにSEO対策を進めたらよいか?無料のSEOレポート(2019年9月13日からの順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針)にまとめました。
無料レポートでは、当ブログ「SEOラボ」含めた弊社の管理サイトで効果が見込めたSEO対策内容にも触れてます。

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⇒ 2019年9月13日からの順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針
今回の順位変動の関連情報
今回の順位変動に関して、以下の関連記事が公に公開されてます。
- Google Search Ranking Algorithm Update Signs Heating Up More 2019年9月13日の金曜日に、Googleの検索ランキングアルゴリズムが更新された可能性があります。
これに関連して、「何年もの間6-20位付近のキーワード順位が、一晩で22から34位になった」「私のサイトの1つでいくつかの良い改善が見られ、他のサイトのSERPで大きな動きが見られます」「PVの平均30%の減少を見ています。」などのサイトアクセスへの影響がWebmasterWorldの専用ディスカッションにて複数報告されてます。
また、今回の大変動に関連してTwitter上で以下のようなつぶやきが見られます。
今回の変動で私のサイトは上がりました。Googleに良質なコンテンツだということが認められたわけですね(`・ω・´)キリッ#長い
— ちら@webゲリラひよこ大学院生 (@tira_tirarin) September 17, 2019
今日ぐらいからGoogleの検索結果が変動したかな。アクセス急に半分ぐらいになっている。かといってチェックしてみても全体的に3〜5番手ぐらいになってWikipedia→ニュース→イベント・展覧会情報が上にあがっているかんじ。自分のサイトは5番目ぐらいでちょうどいい。上にありすぎるのも怖い。
— chimpanzee_guru (@chimpanzee_guru) September 17, 2019
Googleの検索結果がいつもと違う変動したかな?珍しいページが閲覧されてる🤔
— コグレ|note本発売中[ブロガー:旅と酒とガジェット] (@kogure) September 13, 2019
このように、SEOに敏感なユーザーの間でも、今回の大変動の影響についてピックアップしてる状況です。
まとめ
今回の大変動によって、一部のキーワード順位に影響が見られます。
とくに、キーワード順位が軒並み下落してるようなサイトは、サイト自体が低評価を下されてる可能性が高いです。
こうした場合は、順位が下落してるキーワードの検索意図を見直して、ページをリライトするようにしましょう。
リライトして低品質ページを改善し、高品質ページを増やしながら、サイト自体の質を高めていけば、最終的にGoogleから評価されやすくなります。
付け加えると、ユーザーの検索意図のみならず、ユーザーが求める情報の量(網羅性/包括性)や手に入れやすさ(簡便性)、独自性、信憑性(正確性)を加味した良質なページに仕上げることが重要です。
そうした良質なページを増やして、専門性や権威性、ユーザビリティ、クローラビリティを織り交ぜたより信頼できるサイトにすることが、SEO対策で上位表示を目指すためのポイントとなります。
もし、SEO対策しても順位が上がらない、今回のようなGoogleアルゴリズムアップデートで順位が下がった、SEO対策する時間がない等の悩みを抱えてる場合は、 弊社でサイトの欠点を調査して、上昇に必要な対策をご案内します(無料)
ぜひお気軽にご相談ください。
検索順位が上がらない…と思っていませんか?

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思い通りの検索ワードで上位表示させるには、基本となる外部・内部の対策はもちろん、昨今の大きな変動・競合の強さも大きく影響するため、どういったキーワードで対策するのか?という点も重要となります。
ここを正しく理解しておかなければ上位表示させることは難しく、サイトを効果的に運用し、資産化することができません。
そこで、こちらでは上位表示に必要なSEOが正しく施されているかどうかを無料で調査し、問題点や改善点などのアドバイスを致します。