【Google大変動】2019年11月23日からGoogleで大きな順位変動
2019年11月23日から、namazで通常より大きな変動があり、大変動が続く中さらに目立った動きを観測してます。
もう少し言うと、週初め(2019年11月20日)の兆候から徐々に順位変動幅が拡大して、2019年11月23日にピークを迎えてる状況です。
また、海外アルゴリズムツールや情報サイトでも確認かつ取り上げられ、Googleで大きなアルゴリズム調整が行われてることが考えられます。

海外ツールの順位変動状況
海外ツールの一部でも、2019年11月23日から通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:MozCast

※出典:SERPmetrics

※出典:SEMrush
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
今回の大変動によって、「企業間取引(BtoB)」「食品・グルメ」「日用品・家財」や「健康と医学」「財務、金融、法律」のYMYL系のキーワードを筆頭に各ジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
こうした状況から、全体的な順位変動幅が大きくなってます。
ちなみに、この順位変動幅の数値だけ見れば、コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)に匹敵します。
今回の大変動前後の平均順位変動幅(ジャンル別)
ジャンル | 大変動前 (2019年11月16日~11月19日) | 大変動後 (2019年11月20日~11月23日) | 差異 |
---|---|---|---|
企業間取引(BtoB) | 9.9位 | 12.9位 | +3.0 |
健康と医学 | 13.1位 | 17.3位 | +4.2 |
就職、転職 | 19.0位 | 19.6位 | +0.6 |
旅行、観光 | 8.3位 | 10.0位 | +1.7 |
美容、ファッション | 14.7位 | 16.2位 | +1.5 |
IT総合 | 13.4位 | 13.9位 | +0.5 |
食品・グルメ | 9.4位 | 12.5位 | +3.2 |
住宅、引越し | 17.8位 | 19.6位 | +1.8 |
暮らし・結婚・恋愛 | 16..4位 | 18.7位 | +2.4 |
日用品・家財 | 10.1位 | 13.7位 | +3.6 |
財務、金融、法律 | 6.2位 | 9.3位 | +3.1 |
全体 | 12.8位 | 14.9位 | +2.2 |
上位表示させるための基本的対策をご紹介しています。
この変動によるキーワード順位への影響
2019年11月23日からの順位変動により、一部キーワードの検索順位にも以下のように影響が出てます。
キーワードA:キーワードボリューム100~1000 キーワードジャンル「資材系(BtoB)」 キーワード語数「単ワード」 2位から1位に上昇!
一時的に3位に下落後、しばらく2位で停滞してたページが、今回の順位変動で2位から1位まで上昇。

キーワードB:キーワードボリューム1万~10万 キーワードジャンル「医療系」 キーワード語数「地域名含む2語の複合ワード」 43位から26位に上昇!
一時32位だったページが徐々に40位から43位まで下落し、今回の順位変動で43位から26位まで上昇。

キーワードC:キーワードボリューム100~1000 キーワードジャンル「結婚系」 キーワード語数「地域名含む2語の複合ワード」 7位から13位に下落!
8位から6位を行き来してたページが、今回の順位変動で7位から13位まで下落中。

このように、今回の順位変動により、キーワード順位がいつもより大きく上昇、下落してるケースが目立ちます。
また、当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位への影響をサーチコンソールの検索アナリティクス「掲載順位」から見てみると、大変動前(2019年11月16日)に「7.9位」だったのが、大変動後(2019年11月23日)は「8.5位」まで下落しています。

掲載順位は下がってますが、検索でのクリック数が大変動前(2019年11月16日)の「11,617」から、大変動後(2019年11月23日)は「12,244」まで増えてます。

このように、検索順位が下がっても、検索でのクリック数(検索流入)が増えてるので、結果的にSEOラボは今回の順位変動で、Googleからプラスに評価されたと言えます。
ちなみに、検索順位が下がっても、検索でのクリック数(検索流入)が増えてる理由として、以下のことが考えられます。
- 検索数の多いキーワード中心に順位が上昇した
- 検索数が多く、上位化に至らないキーワードが複数新たに認識された
もう少し言うと、SEOラボでは、ミドルやスモールワードである程度上位化しており、検索数が多いいくつかのビッグキーワードで上位化してない状況でした。
こうした状況から、今回の順位変動によって検索数の多いビッグワードが順位上昇したので、検索流入がその分増えたと推測できます。
また、今回の順位変動によって、ミドルやビッグキーワードといった検索数が多めのキーワードで新たに複数インデックスされた可能性があります。
そして、それらのキーワードがすべて上位化に至ってるわけではないでしょう。
ですが、上位化に至ってなくても検索数が多いキーワードなので、その分検索でクリックを稼ぐことができて検索流入が増えたと推測できます。
こうして、キーワード順位を上昇させたり、多くのクエリでインデックスさせるには、「1ページ1キーワード」「ユーザーの検索意図」「E-A-T」「ユーザビリティ」「クローラビリティ」を考慮して、より信頼できるサイトとなるようにSEO対策を進めることが重要です。
今回の順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針
今回の大変動で順位下落してる原因を、一部のサイトを分析して読み解いてみました。
2019年11月23日からの変動で、結婚系のKW順位下落(8位→18位)
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) November 29, 2019
KWに即するPageから低評価の原因を少し読み解いた
・SSL化してない
・モバイルのユーザビリティが低い
・検索意図のズレ
・重複テーマが多い#Google変動 #Googleアップデート #SEO pic.twitter.com/TlIKxvYaki
こうした順位下落の原因を元に、今後どのようにSEO対策を進めたらよいか?無料のSEOレポート(2019年11月23日からの順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針)にまとめました。
無料レポートでは、当ブログ「SEOラボ」含めた弊社の管理サイトで効果が見込めたSEO対策内容にも触れてます。

レポートは、メールアドレスを登録することで無料で閲覧いただけます。
その他、80本以上複数公開してるSEOレポートが同時にご覧いただけますので、この機会にご覧ください。
⇒ 2019年11月23日からの順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針
今回の順位変動の関連情報
今回の順位変動に関して、以下の関連記事が公に公開されてます。
- Google November Core Algorithm Updates Probably Not Just Links Googleのオーガニック検索結果のランキングに関しては、過去2週間はかなり不安定でした
そして、この不安定さを、Googleのジョンミューラーは、リンクの観点からこれらの11月の更新について話しました。 - November Update About Links? Google Says Don't Jump to Conclusions – Search Engine Journal 2019年11月のGoogle変動で下落したサイトに、ウィジェットリンクや他のリンク構築戦術による不自然なリンクがあった。
これに対して、Googleのジョンミュラー氏は、「こうしたリンクは全サイトに少なからずある。つまり、リンクでなく他に原因がある」ことを強調。 - Google Search Result Rankings Had A Very Volatile Week: Tremors All Week? 先週の金曜日(2019年11月15日)から2019年11月21日までの約1週間、引き続きオーガニック検索結果でかなり不安定です。
また、「最近の30%の増加は、Googleのオーガニックトラフィックによるもの」「今日はさらに10%を落とし続けます」「トラフィックは今まで見た中で最悪です。20,000から3,000に減少し、毎日悪化しています。」などのサイトアクセスへの影響がWebmasterWorldの専用ディスカッションにて複数報告されてます。
また、今回の大変動に関連してTwitter上で以下のようなつぶやきが見られます。
11月22日11時時点で小規模のGoogleアップデートを確認。若干順位を入れ替えています。11月の20日過ぎに動いた事例は過去にもありますので、このあたりで1発動かすのはGoogleのいつものパターンです。なお本格変動は12月の頭もしくは来年になります
— 松遠州 (@asahini7730) November 22, 2019
運営サイトのひとつ、Googleアップデートにかかりました🤢
— ブログ部@🚃とらべるじゃーな! (@travel_jarna_b) November 21, 2019
アクセスは33%減。コア、BERTでなく、その他のアップデート💦
これまでアップデートと無縁で、毎日乱高下が数週続くと知識では知っていたのですが、本当に台風直撃と同じ🌀
リライト、古記事削除、リンク直しをやって復帰図ります💦
あれ、またGoogleアップデートあった?
— 北野 啓太郎@フリーランスライター (@KeitaroKitano) November 22, 2019
検索アルゴリズムが大きく変動したのか、この2〜3日をかけてアクセス数と順位がジリジリと……
落ちてきた🥶
昨日アフィリエイターさんと話して、Googleのアップデートで軒並み順位が下がってると聞いた
— だてりょうや🐶副業でオッサンの人権を取戻す会代表 (@Tanojob) November 27, 2019
「じゃあ逆にどんなサイトが上がってるんですか?僕のサイトとか全然無風なんですが…。」
と尋ねると…
「公式サイトだね、転売に公式サイトは無いでしょw」
って言われて納得w
さて、記事書くか。
このように、SEOに敏感なユーザーの間でも、今回の大変動の影響についてピックアップしてる状況です。
まとめ
今回の順位変動は、特段規模が大きいといえます。
もう少し言うと、順位変動幅がいつものアップデート時より大きく、コアアップデートレベルに到達してます。
また、検索流入が急増、急落してるサイトがいつものアップデート時より多く報告されてる現状です。
とくに、検索流入が急下落したサイトは、Googleからサイト単位で低評価を受けた可能性があります。
この場合は、今一度サイト全体を見直して、新たにSEO対策を行いましょう。
具体的には、まず、ユーザーの検索意図を考慮した良質なコンテンツを作成します。
そして、ユーザーの求める情報の量(網羅性/包括性)や手に入れやすさ(簡便性)、信憑性(正確性)、独自性を加味してより良質なページを作成しましょう。
こうした良質なページを増やして、専門性や権威性、ユーザビリティ、クローラビリティを織り交ぜたより信頼できるサイトとなるようにSEO対策を進めることがポイントとなります。
もし、SEO対策しても順位が上がらない、今回のようなGoogleアルゴリズムアップデートで順位が下がった、SEO対策する時間がない等の悩みを抱えてる場合は、 弊社でサイトの欠点を調査して、上昇に必要な対策をご案内します(無料)
ぜひお気軽にご相談ください。
検索順位が上がらない…と思っていませんか?

検索順位が上がらない…と思っていませんか?
思い通りの検索ワードで上位表示させるには、基本となる外部・内部の対策はもちろん、昨今の大きな変動・競合の強さも大きく影響するため、どういったキーワードで対策するのか?という点も重要となります。
ここを正しく理解しておかなければ上位表示させることは難しく、サイトを効果的に運用し、資産化することができません。
そこで、こちらでは上位表示に必要なSEOが正しく施されているかどうかを無料で調査し、問題点や改善点などのアドバイスを致します。