【Google大変動】2020年1月8日からGoogleで大きな順位変動
2020年1月8日から、namazで通常より大きな変動があり、大変動が続く中さらに目立った動きを観測してます。
また、海外アルゴリズムツールや情報サイトでも確認かつ取り上げられ、Googleで大きなアルゴリズム調整が行われてることが考えられます。

海外ツールの順位変動状況
海外ツールの一部でも、2020年1月8日から通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:MozCast

※出典:SERPmetrics

※出典:SEMrush
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
今回の大変動によって、「企業間取引(BtoB)」「美容、ファッション」「IT総合」のキーワードを筆頭に各ジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
また、「健康と医学」や「財務、金融、法律」といったYMYL系のキーワードジャンルの順位変動幅も通常より少し大きめにシフトしてます。
一方、「日用品・家財」のジャンルでは順位変動幅が小さくなってます。
こうした状況から、今回の順位変動は全体的なものではなく、特定のジャンルに焦点を絞って調整が行われた可能性が考えられます。
今回の大変動前後の平均順位変動幅(ジャンル別)
ジャンル | 大変動前 (2020年1月4日~1月6日) | 大変動後 (2020年1月7日~1月9日) | 差異 |
---|---|---|---|
企業間取引(BtoB) | 8.9位 | 10.3位 | +1.4 |
健康と医学 | 13.4位 | 13.7位 | +0.3 |
就職、転職 | 16.8位 | 17.1位 | +0.3 |
旅行、観光 | 7.5位 | 8.3位 | +0.8 |
美容、ファッション | 14.0位 | 15.2位 | +1.2 |
IT総合 | 11.8位 | 13.5位 | +1.7 |
食品・グルメ | 9.4位 | 10.3位 | +0.9 |
住宅、引越し | 15.2位 | 16.0位 | +0.8 |
暮らし・結婚・恋愛 | 14.7位 | 15.6位 | +0.9 |
日用品・家財 | 11.8位 | 11.7位 | -0.1 |
財務、金融、法律 | 6.3位 | 6.9位 | +0.6 |
全体 | 11.7位 | 12.7位 | +1.0 |
上位表示させるための基本的対策をご紹介しています。
この変動によるキーワード順位への影響
2020年1月8日からの順位変動により、一部キーワードの検索順位にも以下のように影響が出てます。
キーワードA:キーワードボリューム1000~1万 キーワードジャンル「Web制作系」 キーワード語数「単ワード」 5位から2位に上昇!
当初の8位から一時3位まで上昇後、3位から5位で停滞してたページが、今回の順位変動で5位から2位まで上昇中。

キーワードB:キーワードボリューム10~100 キーワードジャンル「医療系」 キーワード語数「地域名含む2語の複合ワード」 10位から14位に下落!
当初8位だったページが、11位まで下落後、11位から10位を行き来して、今回の順位変動で10位から14位まで下落中。

キーワードC:キーワードボリューム10~100 キーワードジャンル「土木系」 キーワード語数「単ワード」 8位から6位まで上昇!
圏外から7位まで上昇後、8位に下落して停滞してたが、今回の順位変動で8位から6位まで上昇中。

このように、今回の順位変動により、キーワード順位がいつもより大きく上昇、下落してるケースが目立ちます。
また、当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位への影響をサーチコンソールの検索アナリティクス「掲載順位」から見てみると、今回の大変動前(2019年12月19日)が「7.9位」で、大変動後(2020年1月8日)も「7.9位」なので、順位に変化がありません。

掲載順位が上がったこともあり、検索でのクリック数が大変動前(2019年12月19日)の「17,903」から、大変動後(2020年1月8日)は「20,224」まで増えてます。

このように、掲載順位が上がってるわけではないのに、検索でのクリック数(検索流入)が増えてる形になります。
検索流入が増えた理由として、以下のようなことが考えられます。
- 検索ボリュームの多い特定のキーワード順位だけが上昇したから(特定のキーワード順位なので平均的な掲載順位に影響が及んでない)
- 新たなキーワードで複数のページが検索エンジンに認識された(インデックスされた)から
こうした状況は、Googleからプラスの評価を受けることで得やすくなります。
つまり、SEOラボのブログサイトが、今回の変動でGoogleから良い評価を得たことによって検索でのクリック数が増えたということです。
一方、Googleから低評価を受ければ、掲載順位や検索でのクリック数が右肩下がりになったり、急下落します。
こうした状況を回避するためにも、まずは、1ページ1キーワードでユーザーの検索意図を考慮した良質なページを作成しましょう。
そうした良質なページを増やして、E-A-Tやユーザビリティ、クローラビリティまで加味したより信頼できるサイトにしながら、SEO対策を進めることがポイントとなります。
今回の順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針
今回の大変動で順位下落してる原因を、一部のサイトを分析して読み解いてみました。
2020年1月8日からの変動で、スポーツ系のKW順位下落(35位→61位)
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) January 9, 2020
KWに即するPageから低評価の原因を少し読み解いた
・非SSL
・重複ページ多い
・権威性が低い(被リンク少ない)
・関連商品数が少ない(関連ページ少ない)
・モバイルユーザビリティが低い#Google変動 #Googleアップデート #SEO pic.twitter.com/PXyBcKrNMr
こうした順位下落の原因を元に、今後どのようにSEO対策を進めたらよいか?無料のSEOレポート(2020年1月8日からの順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針)にまとめました。
無料レポートでは、当ブログ「SEOラボ」含めた弊社の管理サイトで効果が見込めたSEO対策内容にも触れてます。

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その他、80本以上複数公開してるSEOレポートが同時にご覧いただけますので、この機会にご覧ください。
⇒ 2020年1月8日からの順位変動で下落した原因と今後のSEO対策方針
今回の順位変動の関連情報
今回の順位変動に関して、以下の関連記事が公に公開されてます。
- Google January 7th Search Ranking Algorithm Update Early Signals 2020年1月7日から、Google検索ランキングアルゴリズムの更新が行われている可能性があります。
また、「一部のKWで一晩中わずかな低下があった」「KWと私のサイトへのアクセスのソースにかなり劇的な変化」「グーグルのランキングも下がった」などのサイトアクセスや検索順位への影響がWebmasterWorldやBlack Hat Worldの専用ディスカッションにて複数報告されてます。
また、今回の大変動に関連してTwitter上で以下のようなつぶやきが見られます。
Google検索順位の乱高下がはげしい。
— やるログ (@yaru_log) January 10, 2020
回復したのは良かったけど、これといった対策をうったわけでもなく、変動の理由が謎というのが安心できない。 pic.twitter.com/aHxnDA7jzM
googleアップデート
— master_k (@master_k1805) January 9, 2020
2020年1月7日に実施された模様
なお、全ジャンルではなく一部ではないか?との観測が多い
健康、投資、マネー系は大幅順位変動したっぽい
ブロガーはseasch consoleチェックした方がよいよ
当サイトもめちゃくちゃ動いてる
なお、google公式発表はまだない pic.twitter.com/6MkdDRK4Rm
おはよ💝
— ゆう@月6桁ブロガーに昇進🔥 (@YouBlogger10) January 8, 2020
最近変動激しいと思ってたら昨日 #Googleアップデート があったぽい💦
前回アプデ被弾した記事をしっかりリライトしてたらその記事たちは軒並み順位が上昇⤴️
アプデのたびに原因と対策を実施すればSEOに強くアプデにも強いサイトになる💪
なんかGoogleの添削みたい🤔#おは戦20109jm
3ヶ月前の11月アップデートでアクセス激減した私のブログが再度、急にアクセスが戻ってきた!
— みほ@在宅ワーママ (@happy_mommies) January 8, 2020
またGoogleアップデートあったのかな?
3ヶ月ごとにアップダウンする仕組みなのー?笑
でもあがってきてくれて良かった!
このように、SEOに敏感なユーザーの間でも、今回の大変動の影響についてピックアップしてる状況です。
まとめ
今回の順位変動によって、影響を受けてるサイトが複数見られます。
もう少し言うと、順位変動幅の状況から見て、全体的なものではなく特定のジャンル(サイト)が影響を受けてるようです。
とくに、影響を受けて検索流入が下落気味のサイトは、Googleから低評価を下された可能性があります。
- 検索流入が少し減った
- 検索流入が大幅に減った
②であれば、一過性の可能性があります。
一方、②であれば、キーワード順位が軒並み大幅に下落してる可能性が高いです。
もしくは、検索ボリュームの多い特定のキーワード順位だけが下落してる可能性があります。
なので、これを見極めるために、まずは、各キーワードの順位が変動前と比べてどんな傾向か?(どのように順位推移してるか?)を把握しましょう。
- キーワード順位が軒並み大幅に下落してる場合:サイト単位で低評価を受けてる
- 検索ボリュームの多い特定のキーワード順位だけが下落してる場合:ページ単位で低評価を受けてる
ページ単位で低評価を受けてれば、特定のキーワードに該当するページのみ修正で済みます。
ですが、サイト単位であれば、複数のキーワードに該当するページの修正が必要となります。
とくに、サイト単位で低評価を受ける理由の多くは、サイト内に低品質ページが多く存在するからです。
なので、低品質ページを改善して、高品質ページの割合が多いサイトとなるように対策すれば、Googleに評価されやすくなります。
具体的には、まず、ユーザーの検索意図を考慮した良質なコンテンツを作成します。
そして、ユーザーの求める情報の量(網羅性/包括性)や手に入れやすさ(簡便性)、信憑性(正確性)、独自性を加味してより良質なページに仕上げましょう。
こうした良質なページを増やして、専門性や権威性、ユーザビリティ、クローラビリティを織り交ぜたより信頼できるサイトとなるようにSEO対策を進めることがGoogleに評価されるためのポイントとなります。
もし、SEO対策しても順位が上がらない、今回のようなGoogleアルゴリズムアップデートで順位が下がった、SEO対策する時間がない等の悩みを抱えてる場合は、 弊社でサイトの欠点を調査して、上昇に必要な対策をご案内します(無料)
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