Googleアナリティクスの「行動フロー」レポートについて

Googleアナリティクスで、ユーザーの行動フローを分析しながら、サイト改善に役立てることが可能です。

今回は、Googleアナリティクスの「行動フロー」レポートについて、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

Googleアナリティクス「行動フロー」について

①Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「行動」＞「行動フロー」をクリックします。

②以下のよう、行動フローが確認できます。

A：ディメンションノード（フローの基本的なエントリポイントを捕捉したもの）を選択
「カスタム」「ソーシャル」「ユーザー」「広告」「行動」「集客」から行動フローを確認したいディメンションが選択できます。

B：ディメンションアイテムのカスタマイズ
「アイテムを追加」ボタンクリック後、「マッチタイプ」「式（正規表現を入力）」「名前（オプション）」を選択・入力し、「適用」ボタンをクリックします。（最大5項目までカスタマイズ可能）

C：ノード（トラフィックが経由したポイント）とコネクション（ノードからノードへ移動する経路）
「閲覧ページ」「最初の通過地点」「2番目の接点」…といった各ポイント（ノード）を経由してるトラフィック量が確認できます。
また、ノード間を結ぶ灰色の帯（コネクション）は、ノードからノードへ移動する経路が確認できます。（コネクションが太いほどトラフィック量が多い）

ノードにカーソルを合わせると、「対象ノード名」「次に行った流れ」「離脱率」「セッション」が表示されます。

ノードをクリックすると、「ここをハイライト」「ここを深くみる」「グループの詳細」からノードにフォーカスできます。

ノードの赤い部分にカーソルを合わせると、「離脱数」「総トラフィックに占める割合」が表示されます。

D：セグメントを追加
新規ユーザーやノーリファラーなど特定のトラフィックがすばやく分析できます。
また、セグメントを独自にカスタマイズして分析することも可能です。

E：期間指定
「2017年1月1日～2017年1月15日」などのように、分析したい期間を指定することができます。

F：パンとズーム

行動フロー画面を拡大縮小できる機能です。
「+」へスライドすれば徐々に拡大、「-」にスライドすれば徐々に縮小されます。

Googleアナリティクス「ユーザーフロー」の見方について

Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」＞「ユーザーフロー」をクリックするとユーザーフローレポートが確認できます。

①は、選択したディメンション（トラフィック、キャンペーン、ブラウザなど）別に集計したサイトの相対的な訪問数

②は、ページ別またはページの集合別に集計した相対的なセッション数

③は、各指標にカーソルを合わせて、セッションの詳細（「次のページに遷移した数と割合」「離脱した数と割合」）が確認できる
また、各指標をクリックすることで、「ここをハイライト」「ここを深くみる」「グループの詳細」といったより詳しいユーザーフローデータの分析が可能。

また、Googleアナリティクス「ユーザーフロー」の見方は、「Googleアナリティクス「行動フロー」の見方」とよく似てますので、併せてご参考ください。

まとめ

Googleアナリティクスの行動フローレポートを活用して、サイトのアクセス解析・改善に役立てましょう。

コンテンツ・リンクの質を上げ、サイトの価値を高めながら、SEO対策で順位上昇を目指すことが重要です。