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アクティブユーザーとは?Googleアナリティクスを使った調べ方・増やす方法

アクティブユーザーを増やし、Googleアナリティクスで解析しながら、サイトのパフォーマンスを高めることが大切です。

今回は、アクティブユーザーの意味、Googleアナリティクスを使ったアクティブユーザーの調べ方、アクティブユーザーを増やす方法中心に解説したいと思います。

アクティブユーザーとは?Googleアナリティクスを使った調べ方・増やす方法

アクティブユーザーとは?

アクティブユーザーとは、ある期間内にセッションが1回以上発生した(サイトに1回以上訪問した)ユニークユーザー数のことを意味します。

アクティブユーザーは、Googleアナリティクスで解析できる指標の一つで、サイトまたはアプリのアクティブユーザー数を参照します。
※参考:アクティブ ユーザー – アナリティクス ヘルプ

アクティブユーザーは、日間(デイリーアクティブユーザー「DAU」)、週間(ウィークリーアクティブユーザー「WAU」)月間(マンスリーアクティブユーザー「MAU」)として使われることがあります。

また、アクティブユーザーの割合を「アクティブユーザー率」と呼びます。

アクティブユーザーとユニークユーザー(uu)について

アクティブユーザーとユニークユーザー(uu)は、似たような指標で混同しがちです。

アクティブユーザーは、ある期間内(1日、7日間、14日間、30日間以内の主に短期間)でセッションが1回以上発生したユニークユーザー数を意味します。
ユニークユーザー(uu)は、サイト訪問したユーザー数を意味します。

ユニークユーザー(uu)とアクティブユーザーの違い」でも解説してるので、合わせてご参考ください。

アクティブユーザーの反対(非アクティブユーザー)について

アクティブユーザーの反対として言われてる言葉が、非アクティブユーザーです。

非アクティブユーザーとは、積極的に活動してないユーザーをさします。

非アクティブユーザーには以下のようなタイプが考えられます。
※参考:Weibo「非アクティブユーザー」の排除実施 | Weibo Japan(ウェイボー・ジャパン)

  • アカウントが凍結してるユーザー
  • 質の低いコメントをするユーザー
  • ウイルスサイトを配信するユーザー
  • 偽イベントを配信するユーザー
  • キャンペーン目的で短期的に集まったユーザー

上記のようなユーザーを見極め、対策しながら、アクティブユーザーを増やすことが大切です。

Googleアナリティクスを使ったアクティブユーザーの調べ方

Googleアナリティクスを使ったアクティブユーザーの調べ方は、以下のようになります。

「ユーザー」からアクティブユーザーの状況を把握する

①Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」>「アクティブユーザー」をクリックします。

Googleアナリティクスを使ったアクティブユーザーの調べ方 イメージ①

②「1日のアクティブユーザー数」「7日間のアクティブユーザー数」「14日間のアクティブユーザー数」「30日間のアクティブユーザー数」がそれぞれ確認できます。

Googleアナリティクスを使ったアクティブユーザーの調べ方 イメージ②

「コホート分析」からアクティブユーザーの状況を把握する

Googleアナリティクスのコホート分析で、以下のようアクティブユーザーの状況を把握することが可能です。

①Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」>「コホート分析」をクリックします。

コホート分析でアクティブユーザーの状況を把握する イメージ①

②「コホートの種類」「コホートのサイズ」「指標」「期間」を選択し、短期間で積極的にサイトを活用したユーザー(アクティブユーザー)の傾向が確認できます。
特に、「指標」>「定着率」>「ユーザー維持率」を見ることで、特定期間におけるアクティブユーザーの割合(アクティブユーザー率)が把握できます。

コホート分析でアクティブユーザーの状況を把握する イメージ②

その他の指標として、「指標」>「ユーザー」を選択すると、ユーザーあたりの「セッション」「セッション継続時間」「トランザクション」「ページビュー」「収益」「目標の完了数」が確認できます。
「指標」>「合計」を選択すると、合計の「セッション」「セッション継続時間」「トランザクション」「ページビュー」「収益」「目標の完了数」がわかります。

また、「コホート分析とは~Googleアナリティクスツールでの使い方(見方)」を合わせることで、より理解が深まると思います。

アクティブユーザーを増やす方法

アクティブユーザーを増やすには、以下のような方法があります。

・オーガニック検索トラフィック(Organic Search)を増やす
SEO対策で検索順位を上げ、自然検索(オーガニック検索)からのトラフィック流入を促進しながら、サイトのアクティブユーザーを増やす方法

  • 参照トラフィック(Referral)を増やす
    参照されるような良質なコンテンツを増やし、他サイト(リファラー)からのトラフィック流入を促進しながら、サイトのアクティブユーザーを増やす方法
  • ダイレクトトラフィック(Direct)を増やす
    オーソリティを高め、ブックマークやお気に入り、直接URL入力などの直接的なトラフィック流入を促進しながら、サイトのアクティブユーザーを増やす方法
  • ソーシャルトラフィック(Social)を増やす
    FacebookやTwitterなど活用したSNSマーケティングで、ソーシャルからのトラフィック流入を促進しながら、サイトのアクティブユーザーを増やす方法
  • 有料広告からのトラフィック(Display/Paid Search)を増やす
    「Googleアドワーズ」「Yahooプロモーション広告」などのサービスを活用し、広告からのトラフィック流入を促進しながら、サイトのアクティブユーザーを増やす方法

SNSアプリ(Facebook・Twitter等)のアクティブユーザー数とアクティブユーザー率について

SNSアプリ(Facebook・Twitter等)のアクティブユーザー数とアクティブユーザー率は以下のようになります。
※参考:【最新版】2016年7月更新。11のソーシャルメディア最新動向データまとめ

上記のよう、現在日本国内ではLINEのアクティブユーザー数、アクティブユーザー率共に高く、最もよく利用されてるSNSアプリと言えます。

また、Facebookのアクティブユーザー率が低く、登録しても活用してないユーザーの割合が多いことがわかります。

まとめ

アクティブユーザー数を増やし、サイトのパフォーマンスを高めましょう。

リンクされやすい良質なコンテンツを提供(コンテンツSEO)し続け、SEO対策しながら、順位上昇を目指すことが重要です。

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

検索順位の推移

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。

例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。

こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。

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