Googleトレンドとは?基本的な使い方や活用方法など徹底解説!
Googleトレンドとは、検索キーワードやトピックの人気傾向(検索数の推移)がグラフで把握できる、Google提供の無料ツールのことです。
このGoogleトレンド(Google Trends)をうまく使えば、SEOに役立ちます。
一方、Googleトレンドを活用しなければ、検索キーワードやトピックの動向がわかりません。
具体的には、季節による検索需要の低下やトレンドによる検索需要の増加などがわかりません。
この場合、需要の無いコンテンツを作成したり、需要のあるコンテンツを提供することができません。
そうなれば、検索での露出を取りこぼして、検索流入促進の機会を逃すというわけです。
こうした良くない状況を回避する為に、Googleトレンドをうまく活用して、有効なコンテンツを作りましょう。
この点踏まえて今回は、Googleトレンドの定義や基本的な使い方、活用方法など中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。
Googleトレンドとは?
Googleトレンドとは、検索キーワードやトピックの人気傾向(検索数の推移)がグラフで把握できる、Google提供の無料ツールのことです。
Googleトレンドは、英語表記で「Google Trends」となります。
例えば、クリスマス関連のキーワードでコンテンツを作りたいとします。
クリスマスは12月に需要のピークを迎えるので、1年間を通して需要の波がある季節性のトレンドキーワードです。
こうしたキーワードの需要の傾向を把握できるツールが、Googleトレンドというわけです。
Googleトレンドの検索数(人気度・指数・単位)について
Googleトレンドの検索数(人気度・指数・単位)は、相対的な数値となります。
※参考:How Trends data is adjusted – Trends Help
相対的な人気を比較するために、地理および時間範囲の全検索で除算されます。
それ以外の場合、検索ボリュームの最も大きい場所は常に最高位にランクされます。
Googleトレンドの検索数(人気度・指数・単位)で表示される結果の数値は、0〜100の範囲でスケールされます。
数値が大きければそれだけ人気があるということになります。
Googleトレンドの使い方
Googleトレンドは、多くの機能があります。
その中でも、よく使う基本的な機能を中心に使い方を紹介したいと思います。
- 比較機能(複数キーワード調査)
- Googleトレンドワード[今人気の話題]
- 急上昇ワード検索
- ランキング機能
- 対象国の切り替え
- スクリーンセイバー機能
比較機能(複数キーワード調査)
Googleトレンドの一般的な使い方として、比較機能を利用します。
目的のワードがどんな傾向なのか?関連ワードと比較して以下のように傾向を把握します。
①Googleトレンドにアクセス後、サイト上部の検索窓からトピックを入力します。
比較したいワードをカンマ区切りで入力(複数キーワード入力)し、エンターキーを押します。
②以下のよう「人気度の動向」が比較できます。
また、「+比較を追加」をクリックし、さらに比較したいワード(複数キーワード)を追加することも可能です。
Googleトレンドワード[今人気の話題]
Googleトレンドにアクセスすると、トップページに「今人気の話題」と表されるトレンドワードが表示されます。
今人気の話題、つまり短期間における話題キーワードの傾向が把握できます。
「すべてのカテゴリ」をクリックすると、「エンターテイメント」「スポーツ」「トップニュース」「ビジネス」「科学&テクノロージー」「健康」といったカテゴリ別に、Googleトレンドワード[今人気の話題]が確認できます。
急上昇ワード検索
急上昇ワード検索は、主に、国別に話題となってる旬のキーワードを確認することができます。
今どうなってるのか?を瞬時に把握するときに便利な機能です。
①Googleトレンドにアクセス後、サイト上部のハンバーガーアイコンをクリックします。
②「急上昇ワード検索」をクリックします。
③最新の急上昇ワードが表示されます。
デフォルトの「アメリカ合衆国」をクリックし、「日本」に切り替えて最新の急上昇ワードを表示することができます。
また、急上昇ワードは、Googleトレンドのランキング機能からも確認することが可能です。
ランキング機能
ランキング機能は、あらかじめ設定されたカテゴリにおける急上昇ワード(旬キーワード)の順位が確認できる機能です。
①Googleトレンドにアクセス後、サイト上部のハンバーガーアイコンをクリックします。
②「ランキング」をクリックします。
③「急上昇」「総合」「ニュース」「話題の人」「映画」「ドラマ」「○○とは」「Japanの複合語」「Tokyoの複合語」といったカテゴリ別のランキングが確認できます。
対象国の切り替え
Googleトレンドにアクセスすると、デフォルトで「日本」対象であることが確認できます。
「日本」をクリックすると、日本以外の国のGoogleトレンドサーチ(検索)ができます。
スクリーンセイバー機能
「Google Trends – Hot Searches」にアクセスすることで、スクリーンセイバー機能でトレンドワードを確認することが可能です。
このように、使い勝手が面白いのと、ただアクセスするだけで旬なワードを全体的に把握できる点がとても便利です。
また、左上のアイコンからトレンドワードを好きな数に分割して表示することもできます。
GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーの違い
GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーの違いがいくつかあります。
- 利用までの手間が違う
- 検索需要の見方が違う
利用までの手間が違う
GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーは、利用までの手間が違います。
例えば、Googleキーワードプランナーは、まずメールアドレスやパスワードなどの個人情報を登録してGoogleアカウントを作る必要があります。
作成したGoogleアカウントでGoogle広告の管理画面にログインします。
ログイン後にGoogle広告の管理画面のメニューからキーワードプランナーを選択することで、キーワードプランナーが利用できます。
一方、GoogleトレンドはGoogleアカウントを作らなくてもすぐに利用できます。
具体的には、Googleトレンドのサイトにアクセス後、表示されてる検索窓に検索キーワードやトピックを入力すれば、それらの検索需要の傾向をすぐに調べることができます。
このように、利用までの手間が、GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーの違いです。
検索需要の見方が違う
GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーは、検索需要の見方が違います。
例えば、Googleトレンドは0〜100の範囲で検索キーワードやトピックの人気度がわかります。
もう少し言うと、特定の期間における検索需要を0〜100の範囲で相対的な数値で把握できます。
100に近づくほど検索需要が高いことになります。
つまり、ざっくりとした検索需要を見ることができるとうわけです。
一方、Googleキーワードプランナーも、検索キーワードやトピックの人気度がわかります。
具体的には、入力した検索キーワードやトピックを検索してるユーザーがどの程度かを、より実数に近い数値で把握できます。
つまり、より詳しく検索需要を見ることができるというわけです。
このように、検索需要の見方が、GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーの違いです。
Googleトレンドの活用方法
Googleトレンドの活用方法がいくつかあります。
- トレンドキーワードでコンテンツを作る
- 関連トピックからキーワードの幅を広げる
- 関連キーワードからキーワード選定する
- 小区域別のインタレストでターゲティングの精度を上げる
トレンドキーワードでコンテンツを作る
Googleトレンドは、トレンドキーワードでコンテンツを作ることに活かせます。
例えば、Googleトレンドにアクセス後、TOPページの下部に表示される「最近の急上昇」を見ます。
またメニューから「急上昇ワード」をクリックします。
この場合、最新の急上昇ワードがチェックできるので、トレンドキーワードがわかります。
トレンドキーワードで話題の時事ネタの記事を書けば、トレンドアフィリエイトなどに活かせます。
つまり、トレンドキーワードでコンテンツを作ることができるといわけです。
こうして、トレンドキーワードでコンテンツを作ることに、Googleトレンドが活用できます。
関連トピックからキーワードの幅を広げる
Googleトレンドは、関連トピックからキーワードの幅を広げることに活かせます。
例えば、Googleトレンドにアクセス後、検索窓に「スノーボード」というキーワードを入れて検索します。
検索結果には「決勝戦」「北京」「北京2022オリンピック競技大会」「得点」などの関連トピックも表示されます。
この関連トピックは、「スノーボード」と検索したユーザーが検索してるトピックです。
つまり、関連トピックからキーワードの幅を広げることができるというわけです。
こうして、関連トピックからキーワードの幅を広げることに、Googleトレンドが活用できます。
関連キーワードからキーワード選定する
Googleトレンドは、関連キーワードからキーワード選定することに活かせます。
例えば、サイトのテーマが「カーリング」のブログサイトを運営したいとします。
この場合、カーリングに関連するキーワードを選定する必要があります。
このときに、Googleトレンドにアクセス後、検索窓に「カーリング」というキーワードを入れて検索します。
検索結果には「カーリング 予選」「カーリング 最終 予選」「カーリング 世界 最終 予選」「カーリング 世界 ランキング」「カーリング 女子 世界 ランキング」などの関連キーワードも表示されます。
この関連キーワードからキーワード選定できるというわけです。
こうして、関連キーワードからキーワード選定することに、Googleトレンドが活用できます。
小区域別のインタレストでターゲティングの精度を上げる
Googleトレンドは、小区域別のインタレストでターゲティングの精度を上げることに活かせます。
例えば、Googleトレンドにアクセス後、検索窓に「プログラミングスクール」というキーワードを入れて検索します。
検索結果には「東京都」「愛知県」「大阪府」の小区域別のインタレストも表示されます。
この小区域別のインタレストは、「プログラミングスクール」と検索したユーザーが多い地域(人気度の高い地域)です。
人気度の高い地域がわかるので、その地域に絞ってリスティング広告やローカル検索広告などの有料広告を打つことができます。
つまり、小区域別のインタレストでターゲティングの精度を上げることができるというわけです。
こうして、小区域別のインタレストでターゲティングの精度を上げることに、Googleトレンドが活用できます。
まとめ:Googleトレンドをうまく活用して、有効なコンテンツを作ろう
Googleトレンドでキーワード傾向を把握し、サイト運用に役立てましょう。
アクセス数といったサイトのパフォーマンスは時として変化があります。
それは、キーワードの傾向によるものかもしれないので、需要の変化をGoogleトレンドで把握しながら、サイト運用に活かすことが大切です。SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!