【2023年8月最新】Googleコアアップデートとは?概要や対策など徹底解説!
コアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムを見直して検索結果を大幅に改善するためのアップデートのことです。
このアップデートは、年に2~4回程度ありGoogleが公式に事前告知した後に実施されます。
最新のコアアップデートは、2023年8月23日に実施されて「August 2023 core update」とGoogleが名付けてます。
コアアップデートによって、SEOへの影響が懸念されます。
つまり、インデックスされてる各サイトのページ(ブログ記事)のキーワード順位が大幅に上昇したり、大幅に下落する(被弾)といった検索順位の入れ替わりが起きやすくなるということです。
とくに、検索順位が下落した場合は、適切なSEO対策を行うことが必要となります。
この点踏まえて、今回は、コアアップデートの定義、最新のコアアップデートや対策方法について中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。
※2023年8月23日からのコアアップデートについては、本ページにて随時最新情報を更新しますので、ぜひ都度ご確認ください。

コアアップデートとは?
コアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して更新することです。
検索アルゴリズムの小規模な更新は毎日行われますが、コアアルゴリズムアップデートによる大規模な(広範な)更新が年に数回(2~4回程度)実施されます。
このコアアップデートは、Google公式の事前アナウンスを機に、各データセンターに展開されます。
展開されることで、Google検索アルゴリズムに大きな調整が入るので、検索結果(検索順位)に大きな影響が及びます。
結果的に、順位変動が最大規模となるわけです。
ちなみにコアアップデートの展開は、基本的に3~4日程度で更新がほぼ完了し、徐々に緩和されていきます。
すべてが完了するまでには約2週間かかる場合があります。
コアアップデートの履歴(歴史)
コアアップデートの過去履歴(歴史)としては、2023年は3月15日が1回目、8月23日が2回目。2022年は5月26日が1回目、9月13日が2回目。2021年は6月3日が1回目、7月2日が2回目、11月18日が3回目。2020年は、1月14日、5月5日、12月4日の計3回となります。
ちなみに、2019年度は、3月12日、6月4日、9月24日の計3回にわたってコアアルゴリズムアップデートが行われました。
コアアルゴリズムアップデートのように大きなGoogleアップデートとして、ヘルプフルコンテンツアップデート、パンダアップデートやペンギンアップデートが過去に実施されてます。
ちなみにパンダアップデートとペンギンアップデートは現在、コアアルゴリズムに組み込まれてます。
つまり、定期的に行われるコアアルゴリズムアップデート(コアアップデート)のタイミングでまとめて更新されるというわけです。
コアアップデートの事前告知は、Google公式のTwitterでつぶやかれる
コアアップデートは、事前告知のアナウンスがあり、Google公式にTwitterでつぶやかれます。
The May 2020 Core Update is now rolling out live. As is typical with these updates, it will typically take about one to two weeks to fully roll out.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) May 4, 2020
翻訳:
本日後半に、年に数回行うように、広範なコアアルゴリズムの更新をリリースします。 2020年5月のコアアップデートと呼ばれます。このような更新に関するガイダンスは、これまでに説明したとおりです。詳細については、このブログ投稿をご覧ください。2020年5月のコアアップデートがライブで公開されます。これらの更新の場合と同様に、完全に展開するには通常1〜2週間かかります。
このような事前告知のアナウンスが、2020年5月のコアアップデートの開始前につぶやかれました。
※ちなみに、事前告知制は、2019年6月4日のコアアルゴリズムアップデートから採用されてます。
2023年8月23日からのコアアップデート(最新のアップデート)
2023年8月23日に、Google公式の事前告知があった後「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」が実施されました。
Today we released the August 2023 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) August 22, 2023
翻訳:
本日、2023 年 8 月のコア アップデートをリリースしました。展開が完了したら、ランキングのリリース履歴ページを更新します。
2023年9月8日に、Google公式の経過報告がありました。

The rollout is now complete as of September 7, 2023.
— Google Search Central (@googlesearchc) September 7, 2023
翻訳:
展開は 2023 年 9 月 7 日に完了しました。
※出典:Google Search Status Dashboard
つまり、2023年8月23日から展開されたコアアップデートが16日後の9月8日に完了したということです。(※日本時間)
- ツールの順位変動状況
- キーワードジャンル別の順位変動幅状況
- 検索への影響
ツールの順位変動状況
海外含めたツールの一部では、2023年8月23日からのコアアップデートによって、通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:SEMrush

※出典:namaz.jp
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
2023年8月23日からのコアアップデートによって、各キーワードジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
とくに、「住宅、引越し」や「暮らし・結婚・恋愛」のキーワードを筆頭に順位変動幅が大きいです。
また、「健康と医学」や「財務、金融、法律」といったYMYL系ジャンルのキーワードの順位変動幅も日を追うごとに大きさが目立ってきています。
ジャンル | コアアップデート前 (8月21日~22日) | コアアップデート後 (8月23日~25日) | 差異 |
企業間取引(BtoB) | 10.8位 | 11.9位 | +1.1 |
健康と医学 | 10.7位 | 11.3位 | +0.6 |
就職、転職 | 24.5位 | 24.7位 | +0.2 |
旅行、観光 | 9.5位 | 10.6位 | +1.1 |
美容、ファッション | 12.5位 | 13.1位 | +0.6 |
IT総合 | 13.2位 | 14.5位 | +1.3 |
食品・グルメ | 9.6位 | 10.3位 | +0.7 |
住宅、引越し | 16.2位 | 17.6位 | +1.4 |
暮らし・結婚・恋愛 | 14.4位 | 15.8位 | +1.4 |
日用品・家財 | 11.0位 | 10.5位 | -0.5 |
財務、金融、法律 | 9.9位 | 10.0位 | +0.1 |
全体 | 13.1位 | 13.9位 | +0.8 |
検索への影響
2023年8月23日からのコアアップデートによって、日本や海外の検索に少なからず影響が及んでます。
- 国内サイト
- 海外サイト
国内サイト
2023年8月23日からのコアアップデートによって、当社が管理するキーワードや当ブログ「SEOラボ」といった国内サイトの検索パフォーマンスに少なからず影響が及んでます。
- キーワード順位
- 当ブログ「SEOラボ」
キーワード順位
2023年8月23日からのコアアップデートによる順位変動で、一部キーワードの検索順位にも以下のよう影響が出てます。
キーワードA:ボリューム「100~1000」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 55位から9位に上昇!
70位から25位を行き来してたが、コアアップデートにより2023年8月23日に55位から20位まで上昇。その後、8月24日に38位に一旦下落するが、8月25日に9位まで上昇中。

キーワードB:ボリューム「100~1000」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 8位から5位に上昇!
9位から7位を行き来してたが、コアアップデートにより2023年8月28日に8位から5位まで上昇中。

キーワードC:ボリューム「100~1000」、ジャンル「IT系」、語数「2語の複合ワード」 11位から23位に下落!
16位から10位を行き来してたが、コアアップデートにより2023年8月28日に16位から23位まで下落中。

当ブログ「SEOラボ」
2023年8月23日からのコアアップデートによる当ブログ「SEOラボ」の検索順位、検索トラフィックへの影響について紹介します。
当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「掲載順位」から見ると、コアアップデート前(2023年8月18日)が「12.9位」に対して、コアアップデート後(2023年8月25日)は「13.5位」です。
なので、掲載順位がほぼ横ばいです。

また、当ブログ「SEOラボ」の検索での表示回数を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「合計表示回数」から見ると、コアアップデート前(2023年8月18日)が「134,021」に対して、コアアップデート後(2022年8月25日)は「124,458」です。
なので、検索での表示回数はほぼ横ばいです。

掲載順位や検索での表示回数がほぼ横ばいであることが絡んで、検索でのクリック数もほぼ横ばいです。(コアアップデート前(2023年8月18日)は「3,231」に対して、コアアップデート後(2023年8月25日)は「3,215」なのでクリック数がほぼ変わらない)

このように、検索クリック数の推移がほぼ横ばいです。また、メインKW「SEO」と「SEO対策」の検索順位は2023年8月28日時点でそれぞれ1位もしくは2位を維持しています。
つまり、2023年8月のGoogleコアアップデートでSEOラボはGoogleから一定の良い評価を受けたと言えるでしょう。
海外サイト
また、2023年8月23日からのコアアップデートによる検索への影響が、海外サイトでも複数報告されてます。
2023年8月23日からのコアアップデートによる検索への影響が複数報告されてるhttps://t.co/0myTz12LYO
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) August 24, 2023
・6時間前からトラフィックが増加してるように見える
・発表からすでに12時間が経過してるがほとんど動きはない
・ランキングに大きな変動は見られないがさらに数日待つ必要があるかも
etc.…
2023年8月25日付近のGoogleアップデートによる検索への影響が複数報告されてるhttps://t.co/1wdIlxOTBu
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) August 29, 2023
・今日再びトラフィックが50%近く減少し、さらに30%のページのインデックスが削除された
・過去2日間でランキングが大幅に上昇した
・コアアップデートの発表以来トラフィックが減少…
2023年9月1日付近のコアアップデートによる検索への影響が複数報告されてるhttps://t.co/0IPLBsXJe6
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 3, 2023
・過去48時間でトラフィックは実質的に2倍になった
・インプレッション数は-30%減少したが、CTRと問い合わせ数が2倍になったので大丈夫
・前日と比べるとさらに下がった
・先月比+20% ~…
2023年9月5日付近のコアアップデートによる検索への影響が複数報告されてるhttps://t.co/2GUUAKQGMe
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 7, 2023
・史上最悪の一晩のドロップ。通常レベルの33%です
・今日は大幅な下落
・先週末の交通渋滞は順調でしたが、今日は石のように交通量が減少してる
etc…#コアアップデート #Googleアップデート…
2023年3月15日からのコアアップデート
2023年3月15日に、Google公式の事前告知があった後「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」が実施されました。
Today we released the March 2023 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) March 15, 2023
翻訳:
本日、2023 年 3 月のコア アップデートをリリースしました。ロールアウトが完了したら、ランキングのリリース履歴ページを更新します。
2023年3月28日に、Google公式の経過報告がありました。

翻訳:
ロールアウトは2023年3月28日に完了しました。
※出典:Google Search Status Dashboard
つまり、2023年3月15日から展開されたコアアップデートが3月28日に完了したということです。
- ツールの順位変動状況
- キーワードジャンル別の順位変動幅状況
- 検索への影響
ツールの順位変動状況
海外含めたツールの一部では、2023年3月15日からのコアアップデートによって、通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:SEMrush

※出典:namaz.jp
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
2023年3月15日からのコアアップデートによって、各キーワードジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
とくに、「健康と医学」や「財務、金融、法律」のYMYL系ジャンルのキーワードを筆頭に順位変動幅が大きいです。また「企業間取引(BtoB)」「美容、ファッション」「暮らし・結婚・恋愛」といったキーワードの順位変動幅の大きさも目立ちます。
こうした状況から、コアアップデート前(通常)よりも全体的に順位変動幅が増大してる状況です。
ジャンル | コアアップデート前 (3月13日~14日) | コアアップデート後 (3月15日~16日) | 差異 |
企業間取引(BtoB) | 7.3位 | 8.9位 | +1.6 |
健康と医学 | 10.9位 | 12.7位 | +1.8 |
就職、転職 | 30.3位 | 31.2位 | +0.9 |
旅行、観光 | 8.2位 | 9.6位 | +1.4 |
美容、ファッション | 12.6位 | 14.4位 | +1.8 |
IT総合 | 13.7位 | 14.8位 | +1.1 |
食品・グルメ | 10.6位 | 11.6位 | +1.0 |
住宅、引越し | 16.4位 | 17.2位 | +0.8 |
暮らし・結婚・恋愛 | 13.2位 | 14.8位 | +1.6 |
日用品・家財 | 11.1位 | 11.8位 | +0.7 |
財務、金融、法律 | 7.3位 | 9.8位 | +2.5 |
全体 | 12.4位 | 13.7位 | +1.3 |
検索への影響
2023年3月15日からのコアアップデートによって、日本や海外の検索に少なからず影響が及んでます。
- 国内サイト
- 海外サイト
国内サイト
2023年3月15日からのコアアップデートによって、当社が管理するキーワードや当ブログ「SEOラボ」といった国内サイトの検索パフォーマンスに少なからず影響が及んでます。
- キーワード順位
- 当ブログ「SEOラボ」
キーワード順位
2023年3月15日からのコアアップデートによる順位変動で、一部キーワードの検索順位にも以下のよう影響が出てます。
キーワードA:ボリューム「100~1000」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 2位から1位に上昇!
2位から4位を行き来してたが、コアアップデートにより2023年3月17日に1位に上昇中。

キーワードB:ボリューム「1万~10万」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 3位から8位に下落!
2位から4位を行き来してたが、コアアップデートにより2023年3月17日に8位まで下落中。

キーワードC:ボリューム「1000~1万」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 15位から10位に上昇!
13位から24位を行き来してたが、コアアップデートにより2023年3月17日に10位まで上昇中。

当ブログ「SEOラボ」
2023年3月15日からのコアアップデートによる当ブログ「SEOラボ」の検索順位、検索トラフィックへの影響について紹介します。
当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「掲載順位」から見ると、コアアップデート前(2023年3月9日)が「8.3位」に対して、コアアップデート後(2023年3月16日)は「8.5位」です。
なので、掲載順位がほぼ横ばいです。

また、当ブログ「SEOラボ」の検索での表示回数を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「合計表示回数」から見ると、コアアップデート前(2023年3月9日)が「366,486」に対して、コアアップデート後(2022年3月16日)は「369,388」です。
なので、検索での表示回数はほぼ横ばいです。

掲載順位や検索での表示回数がほぼ横ばいであることが絡んで、検索でのクリック数もほぼ横ばいです。(コアアップデート前(2023年3月9日)は「6,003」に対して、コアアップデート後(2023年3月16日)は「5,857」なのでクリック数がほぼ変わらない)

このように、検索クリック数の推移がほぼ横ばいです。また、メインKW「SEO」と「SEO対策」の検索順位は2023年3月16日時点でそれぞれ1位を維持しています。
つまり、2023年3月のGoogleコアアップデートでSEOラボはGoogleから一定の良い評価を受けたと言えるでしょう。
海外サイト
また、2023年3月15日からのコアアップデートによる検索への影響が、海外サイトでも複数報告されてます。
2023年3月16日未明のGoogleコアアップデートによる検索への影響が複数報告されてる
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) March 17, 2023
・前回の更新からトラフィックが回復
・メインKWのサイトは一晩で1位から3番目のページに落ちた
・アップデートの影響で大量のKWが消えた
etc…#Googleアップデート #Google変動 #SEOhttps://t.co/ddMsA9voUN
2022年9月13日からのコアアップデート
2022年9月13日に、Google公式の事前告知があった後「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」が実施されました。
Today we released the September 2022 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/sQ5COfdNcb
— Google Search Central (@googlesearchc) September 12, 2022
翻訳:
本日、2022 年 9 月のコア アップデートをリリースしました。ロールアウトが完了したら、ランキングのリリース履歴ページを更新します。
2022年9月20日に、Google公式の経過報告がありました。
For awareness, the September 2022 core update has not fully completed but it's mostly done. We expect it will be fully complete within a week and will share on our updates page when it is done.
— Google Search Central (@googlesearchc) September 20, 2022
翻訳:
なお、2022 年 9 月のコア アップデートは完全には完了していませんが、ほぼ完了しています。 1 週間以内に完全に完成し、完了したら更新ページで共有する予定です。
このように、2022年9月13日に展開されたコアアップデートが2022年9月20日にほぼ完了していますが、あと1週間程度かかります。
なので、コアアップデートが展開されてから完全に展開完了するまで約1週間~2週間かかります。
原文:
Released the September 2022 core update. The rollout was complete as of September 26, 2022.
翻訳:
2022 年 9 月のコア アップデートをリリースしました。ロールアウトは 2022 年 9 月 26 日に完了しました。
※引用元:Google Search Ranking Updates | Google Search Central | What’s new| Google Developers
つまり、2022年9月13日から展開されたコアアップデートが9月26日に完了したということです。
- ツールの順位変動状況
- キーワードジャンル別の順位変動幅状況
- 検索への影響
ツールの順位変動状況
海外含めたツールの一部では、2022年9月13日からのコアアップデートによって、通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:SEMrush

※出典:namaz.jp
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
2022年9月13日からのコアアップデートによって、各キーワードジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
とくに、「健康と医学」や「財務、金融、法律」のYMYL系ジャンルのキーワードを筆頭に順位変動幅が大きいです。また「企業間取引(BtoB)」「美容、ファッション」「住宅、引越し」といったキーワードの順位変動幅の大きさも目立ちます。
こうした状況から、コアアップデート前(通常)よりも全体的に順位変動幅が増大してる状況です。
ジャンル | コアアップデート前 (9月11日~12日) | コアアップデート後 (9月13日~14日) | 差異 |
企業間取引(BtoB) | 9.2位 | 11.0位 | +1.8 |
健康と医学 | 12.1位 | 15.3位 | +3.2 |
就職、転職 | 25.8位 | 26.5位 | +0.7 |
旅行、観光 | 7.1位 | 8.1位 | +1.0 |
美容、ファッション | 12.1位 | 13.7位 | +1.6 |
IT総合 | 13.9位 | 14.3位 | +0.4 |
食品・グルメ | 10.3位 | 11.1位 | +0.8 |
住宅、引越し | 16.7位 | 18.3位 | +1.7 |
暮らし・結婚・恋愛 | 15.2位 | 16.7位 | +1.5 |
日用品・家財 | 9.1位 | 9.8位 | +0.7 |
財務、金融、法律 | 7.3位 | 9.5位 | +2.2 |
全体 | 12.4位 | 13.7位 | +1.3 |
検索への影響
2022年9月13日からのコアアップデートによって、日本や海外の検索に少なからず影響が及んでます。
- 国内サイト
- 海外サイト
国内サイト
2022年9月13日からのコアアップデートによって、当社が管理するキーワードや当ブログ「SEOラボ」といった国内サイトの検索パフォーマンスに少なからず影響が及んでます。
- キーワード順位
- 当ブログ「SEOラボ」
キーワード順位
2022年9月13日からのコアアップデートによる順位変動で、一部キーワードの検索順位にも以下のよう影響が出てます。
キーワードA:ボリューム「100~1000」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 2位から1位に上昇!
ずっと2位だったが、コアアップデートにより2022年9月14日に1位に上昇中。

キーワードB:ボリューム「100~1000」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 10位から7位に上昇!
10位付近で停滞してたが、コアアップデートにより2022年9月14日に7位まで上昇中。

キーワードC:ボリューム「1000~1万」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 41位から16位に上昇!
圏外から30位付近で停滞してたが、コアアップデートにより2022年9月14日に16位まで上昇中。

当ブログ「SEOラボ」
2022年9月13日からのコアアップデートによる当ブログ「SEOラボ」の検索順位、検索トラフィックへの影響について紹介します。
当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「掲載順位」から見ると、コアアップデート前(2022年9月6日)が「7.8位」に対して、コアアップデート後(2022年9月13日)は「7.9位」です。
なので、掲載順位がほぼ横ばいです。

また、当ブログ「SEOラボ」の検索での表示回数を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「合計表示回数」から見ると、コアアップデート前(2022年9月6日)が「362,871」に対して、コアアップデート後(2022年9月13日)は「402,078」です。
なので、検索での表示回数が増えてます。

掲載順位がほぼ横ばいであることや検索での表示回数の増加が絡んで、検索でのクリック数が増えてます。(コアアップデート前(2022年9月6日)は「6,404」に対して、コアアップデート後(2022年9月13日)は「6,923」なのでクリック数が増加)

このように、検索クリック数の推移が増加してます。
つまり、2022年9月のGoogleコアアップデートでSEOラボは良い評価を受けたと言えるでしょう。
海外サイト
また、2022年9月13日からのコアアップデートによる検索への影響が、海外サイトでも複数報告されてます。
2022年9月13日からのコアアプデによる検索への影響が複数報告されてる。
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 14, 2022
・トラフィックが大幅に減少しているが、SERP のランキングに変化は見られない
・今日は非常に大きな落ち込み
・25 ~ 30% ドロップ
etc..#コアアップデート #Googleアップデート #Google変動 #SEO https://t.co/FNUfI3bmqc
2022年5月26日からのコアアップデート
2022年5月26日に、Google公式の事前告知があった後「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」が実施されました。
Today, we're releasing a broad core update, as we do several times per year. This update is called the May 2022 core update. Learn more: https://t.co/7kFklwdkAb
— Google Search Central (@googlesearchc) May 25, 2022
翻訳:
本日、年に数回行うように、幅広いコアアップデートをリリースします。この更新は、2022年5月のコア更新と呼ばれます。
このように、2022年5月26日に展開されたコアアップデートが完全に展開完了するまで1週間~2週間かかります。
The May 2022 core update rollout is now complete.
— Google Search Central (@googlesearchc) June 9, 2022
翻訳:
これで、2022年5月のコアアップデートのロールアウトが完了しました。
つまり、2022年5月26日から展開されたコアアップデートが6月9日に完了したということです。
- ツールの順位変動状況
- キーワードジャンル別の順位変動幅状況
- 検索への影響
ツールの順位変動状況
海外含めたツールの一部では、2022年5月26日からのコアアップデートによって、通常より大きな順位変動が確認できます。

※出典:SEMrush

※出典:namaz.jp

※出典:MozCast
キーワードジャンル別の順位変動幅状況
2022年5月26日からのコアアップデートによって、各キーワードジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
とくに、「健康と医学」のYMYL系ジャンルのキーワードを筆頭に順位変動幅が大きいです。また「企業間取引(BtoB)」「美容、ファッション」といったキーワードの順位変動幅の大きさも目立ちます。
こうした状況から、コアアップデート前(通常)よりも全体的に順位変動幅が増大してる状況です。
ジャンル | コアアップデート前 (5月24日~25日) | コアアップデート後 (5月26日~27日) | 差異 |
企業間取引(BtoB) | 10.9位 | 13.9位 | +3.0 |
健康と医学 | 13.3位 | 20.2位 | +6.9 |
就職、転職 | 27.5位 | 27.6位 | +0.1 |
旅行、観光 | 9.1位 | 11.3位 | +2.2 |
美容、ファッション | 14.2位 | 18.8位 | +4.6 |
IT総合 | 15.3位 | 16.8位 | +1.5 |
食品・グルメ | 11.4位 | 12.4位 | +1.0 |
住宅、引越し | 17.0位 | 18.2位 | +1.2 |
暮らし・結婚・恋愛 | 16.7位 | 19.2位 | +2.5 |
日用品・家財 | 12.1位 | 14.2位 | +2.1 |
財務、金融、法律 | 8.5位 | 13.8位 | +5.3 |
全体 | 13.9位 | 16.7位 | +2.8 |
検索への影響
2022年5月26日からのコアアップデートによって、日本や海外の検索に少なからず影響が及んでます。
- 国内サイト
- 海外サイト
国内サイト
2022年5月26日からのコアアップデートによって、当社が管理するキーワードや当ブログ「SEOラボ」といった国内サイトの検索パフォーマンスに少なからず影響が及んでます。
- キーワード順位
- 当ブログ「SEOラボ」
キーワード順位
2022年5月26日からのコアアップデートによる順位変動により、一部キーワードの検索順位にも以下のよう影響が出てます。
キーワードA:ボリューム「1万~10万」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 圏外から7位に上昇!
ずっと圏外だったが、コアアップデートにより2022年5月28日から25位に上昇して5月30日には7位まで上昇中。

キーワードB:ボリューム「10万~100万」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 35位から13位に上昇!
40位から30位付近で停滞してたが、コアアップデートにより2022年5月28日から26位に上昇して5月30日には13位まで上昇中。

キーワードC:ボリューム「1万~10万」、ジャンル「IT系」、語数「単ワード」 39位から10位に上昇!
50位から30位付近で停滞してたが、コアアップデートにより2022年5月27日から15位に上昇して5月30日には10位まで上昇中。

当ブログ「SEOラボ」
当ブログ「SEOラボ」の検索順位、検索トラフィックへの影響について紹介します。
当ブログ「SEOラボ」のキーワード順位を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「掲載順位」から見ると、コアアップデート前(2022年5月19日)が「8.1位」に対して、コアアップデート後(2022年5月26日)は「7.9位」です。
なので、掲載順位が上昇してます。

また、当ブログ「SEOラボ」の検索での表示回数を、サーチコンソールの検索パフォーマンス「合計表示回数」から見ると、コアアップデート前(2022年5月19日)が「342,810」に対して、コアアップデート後(2022年5月26日)は「397,176」です。
なので、検索での表示回数が増えてます。

掲載順位の上昇や検索での表示回数の増加が絡んで、検索でのクリック数が増えてます。(コアアップデート前(2022年5月19日)は「5,436」に対して、コアアップデート後(2022年5月26日)は「6,252」なのでクリック数が増加)

このように、検索クリック数の推移が大幅に増加してます。
つまり、2022年5月のGoogleコアアップデートでSEOラボは良い評価を受けたと言えるでしょう。
海外サイト
また、2022年5月26日からのコアアップデートによる検索への影響が、海外サイトでも複数報告されてます。
2022年5月26日からのコアアプデによる検索への影響が複数報告されてる
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) June 2, 2022
・前週の同じ日に比べて35%減少しランキングは下がり続けてる
・昨日-17%で終了し今日は-61%
・先週よりも大幅に増加(+ 15%)
etc..#コアアップデート #Googleアップデート #Google変動 #SEO https://t.co/6HYzk51DhD
2022年5月26日からのコアアプデによる検索への影響が複数報告されてる
— SEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) May 27, 2022
・昨日4番目のPOSから10番目に下がった
・今日からトラフィックが大幅減少し、1時間ごとに約30%減少
・いくつかのスニペットを失った
etc..#コアアップデート #Googleアップデート #Google変動 #SEO https://t.co/36OrALlxfk
コアアップデートの対策方法
コアアップデートの対策は、Google公式に言及してます。
主に、E-A-TやUX、ユーザーが求める情報を提供するといったコンテンツに関するアドバイスを中心に言及してます。
なので、これらの要素を考慮してコンテンツを最適化することが、コアアップデートの対策に必要となるわけです。
- E-A-Tを高める
- UX(ユーザーエクスペリエンス)を高める
- ユーザーが求める情報を提供する
E-A-Tを高める
E-A-Tを高めるには、専門性を考慮します。
例えば、トピックに関して充分な知識を持った専門家がコンテンツを作成したとします。
この場合、専門性が高くなりやすいので、その分Googleから評価されやすくなるというわけです。
また、専門性だけでなく、権威性や信頼性を考慮することもE-A-Tを高めるうえで重要です。
こうして、E-A-Tを高めるようにコンテンツを最適化することが、コアアップデートの対策を進めるためのポイントとなります。
一方、E-A-Tが低ければ、その分Googleから評価されづらくなるでしょう。
UX(ユーザーエクスペリエンス)を高める
UXを高めるには、モバイルでの使いやすさを考慮します。
例えば、スマホでサイトを見たときに、ブラウザの横幅から画像やテキストがはみ出ずにコンテンツがちゃんと収まってるとします。
この場合、モバイルユーザーの利便性が高まるので、その分Googleから評価されやすくなるというわけです。
このように、UXを高めるようにコンテンツを最適化することが、コアアップデートの対策を進めるためのポイントとなります。
一方、UXが低下すれば、その分Googleから評価されづらくなるでしょう。
ユーザーが求める情報を提供する
ユーザーが求める情報を提供するには、競合上位のWebページを考慮します。
例えば、SEOキーワード(上位表示したいキーワード)で検索して表示される競合上位サイトのタイトル名やコンテンツ内容を採用して、自身のページを作成します。
このときにタイトル名には、SEOキーワードを必ず含めます。
そうすれば、ユーザーの求める情報が盛り込まれたページとなるので、Googleから評価されやすくなるというわけです。
こうして、
一方、ユーザーの検索意図を考慮しなければ、その分Googleから評価されづらくなるでしょう。
コアアップデートの対策事例【2023年8月版】
2023年8月23日から、Googleコアアップデートが実施されました。
このコアアップデートによって、弊社株式会社ディーボが運営するブログサイト「SEOラボ」のアクセス数を維持したり、メインKW「SEO」と「SEO対策」でそれぞれ検索順位1位を獲得してる現状です。つまり、Googleから一定の良い評価を受けたというわけです。
このSEOラボが実施した具体的なSEO対策の事例(サイトの欠点や欠点に対する具体的な対策内容、結果など)を、無料レポート(コアアップデートの対策事例【2023年8月版】)にまとめました。

レポートは、メールアドレスを登録することで無料で閲覧いただけます。
その他、100本以上複数公開してるSEOレポートが同時にご覧いただけますので、この機会にご覧ください。
⇒ コアアップデートの対策事例【2023年3月版】
コアアップデートの対策を何もしないとどうなるか?
コアアップデートによって、検索順位や検索流入が下落することがあります。
この状況で、先述したGoogleが推奨してるようなコアアップデート向けの対策を何もしないと、検索順位や検索流入の回復が期待できません。
そうなれば、見込みユーザーが減ったままとなる可能性が高まります。
結果的に、申し込みや問い合わせといったコンバージョン数も減ったままとなり、売り上げ減退の傾向を辿るでしょう。
こうした状況を回避するために、積極的に必要なSEO対策を行うことが重要です。
そうすれば、定期的なコアアップデートで悪影響を免れたり、評価されやすくなる機会が増えるでしょう。
コアアップデートのよくある質問
コアアップデートに関するよくある質問がいくつかあります。
- コアアップデートとは何か?過去の頻度は?
- コアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムを見直して検索結果を大幅に改善するためのアップデートのことです。このアップデートは、Googleが公式に事前告知した後に実施されます。(年に2~4回程度実施)コアアップデートの意味について詳しくはこちら⇒、またコアアップデートの履歴(歴史)について詳しくはこちら⇒
- コアアップデートの対策方法は?
コアアップデートの対策は、公式に言及してます。主に「E-A-Tを高める」や「UX(ユーザーエクスペリエンス)を高める」「ユーザーが求める情報を提供する」といったコンテンツに関するアドバイスを中心に言及してます。コアアップデートの対策方法について詳しくはこちら⇒、またコアアップデートの対策事例について詳しくはこちら⇒
- コアアップデートの対策をしないとどうなる?
- コアアップデートの対策をしないと、検索順位や検索流入が下落することがあります。コアアップデートの対策を何もしないとどうなるか?について詳しくはこちら⇒
まとめ:定期的なコアアップデートに備えて、常時サイトの品質を見直そう
コアアップデートは、サイト運営者が抑えておくべきアップデートです。
なぜかというと、Google検索にインデックスされてるサイト全般に大きな影響を及ぼす定期的なアップデートだからです。
具体的には、検索順位が大幅に下落して、検索流入を大きく失うことがあります。
そうなれば、サイトへのアクセス流入が減るので、Webからの問い合わせや申し込みといったコンバージョンの低下につながります。
結果的に、売り上げの減退に直結する可能性が高まるというわけです。
こうした悪影響に対応するためにも、常時コンテンツの品質を見直して、Googleに評価されやすいサイトを運用しましょう。
もし、コアアップデートで検索順位や検索トラフィックが下がったり、回復に至ってない、SEO対策しても上がらない、SEO対策する時間がない等の悩みがある場合は、 弊社でサイトの欠点を調査して、上昇に必要な対策をご案内します(無料)
ぜひお気軽にご相談ください。
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!