【楽天SEO】楽天で月商八千万の元店長に聞いた!楽天SEOで売上10倍にする方法
通常のGoogleのSEO対策と同じで、楽天市場でも楽天内検索で順位が上昇すれば、クリックが増え、売上が上昇します。
今回は、楽天で月商8000万以上売り上げた元店長から聞いた楽天の検索エンジン最適化ー楽天SEOについて解説します。
楽天のSEOのアルゴリズムは頻繁に変わっていますので、この記事の方法が通用しない場合があるのをご了承ください。

楽天SEOとは
楽天SEOとは、楽天市場で検索したときに検索結果で上位に表示することです。
楽天内SEOとか楽天検索エンジン最適化などと呼ばれています。

実際の楽天検索結果は、上位の色が付いているところは、広告枠です。お金を払うと表示できる部分でキーワードごとに5件ほどの枠があります。
その下の色の付いていない部分が自然検索部分です。
ここは、普通に検索すると45件表示されます。
並び順は、標準で、在庫の有り無しも両方表示されるようになっています。
45番以内に入らないと1ページ目にこないということです。
楽天内のSEOは、自然検索の順位を如何にあげるかとどれだけ多くのキーワードで検索結果に出るかの2つが重要です。
楽天SEO対策の考え方
楽天内SEOの対策は、通常のSEO対策で言うところの内部対策です。
しかもGoogleのようにインデックス時間がかかるわけではないので、すぐ効果が出ます。
つまり自分でできて、短い間に試行錯誤して変更することが可能だということです。
しかし1度やったら終わりではなく、楽天のSEOのアルゴリズムは、頻繁に変更になりますので、定期的に順位を確認して、売上と順位の相関を常に意識して楽天内SEO対策に取り組むべきでしょう。
楽天内のSEO対策は、いろいろなキーワードで上位に表示されるように対策し、定期的に売上と順位をチェックして必要なら再度対策するということを繰り返すのが重要です。
楽天内SEO対策の方法
楽天内のSEO対策は、以下の順番で進めます。
1. キーワード選定
2. 商品名などの内部対策
3. カテゴリ選択
4. レビューを増やす
1. キーワード選定
最初に実施するのは、キーワードを決めることです。
メインとなるキーワードは、商品によって、すぐ決まると思いますが、その他の複合語を調査して、その中のどれを狙っていくかを決定する必要があります。
キーワードの調査方法は、3つあります。
1つ目は、「楽天検索のサジェスト」です。
楽天の上部の検索ボックスにキーワードを入れたときに出てくる検索候補のことです。

上記は、楽天で「iPhone」と検索したときに出てくるサジェストです。
iphone6 ケース
iphone5 手帳型ケース
iphone6 ケース 手帳
iphone5s ケース
iphone 6 plusケース
iphone5c
iphone6
iphone5s 手帳型ケース
iphone5 ケース
iphone6 ケース ディズニー
「iPhone」と検索したときに上記のようなキーワードが出てきます。
サジェストで出てくるキーワード候補は、基本的には多く検索されているキーワードですのでこの中で合うものがあれば、取り入れます。。
2つ目は、「楽天検索の関連キーワード」です。

楽天の検索結果の広告のすぐ上にある部分です。
プラスの部分をクリックすると下にさらにキーワードが表示されます。
こちらも楽天が出しているキワードですので、候補に入れて、合うものを選択しましょう。
3つ目は、「楽天検索のキーワード広告ツール」です。
楽天では、広告を出すときにキーワードに連動した広告を出すことが可能です。
最初に説明した検索画面の色の付いた部分に広告を出すためのツールです。
ツールでは、「サーチワード広告」と呼ばれているところに入り、キーワードを入力するとそのキーワードに関連した複数のキーワードの検索ボリュームや広告単価などが確認できます。
基本的には、検索ボリュームが多く、単価が高いキーワードを候補として選びましょう。
1~3で出てきたキーワードをさらに同じように1~3の方法でキーワードを探して、多くのキーワードの中から商品にあったキーワードで検索からの流入が多いキーワードを決定します。
2. 商品名などの内部対策
次は、決まったキーワードを内部対策に反映していきます。
実際にキーワードを入れていくのは、以下の部分です。
1:商品名
2:キャッチコピー
3:商品説明文
4:販売説明文
一番重要なのは、「商品名」です。
ここにキーワードがあると検索に出て気安くなります。
キーワードがないと検索に出ない可能性が高いです。
商品名=検索タイトルになりますので、商品名には、なるべくキーワードを詰め込むことになります。


上記のように基本的には、キーワードの羅列の商品名になります。
ただし、あまりやりすぎるとスパム扱いになる場合もあるそうですので、ほどほどにして、上位のサイトの真似をするようにしましょう。
キャッチコピー、商品説明文、販売説明文にもキーワードを入れていきます。
こちらは、商品名より多くのキーワードが入ります。
単語の羅列ですとクリック率が下がりますので、文章にして、自然な形でキーワードを入れていってください。
キーワードの入れ方は、狙っているキーワードの上位サイトを分析して、それを参考にしましょう。
3. カテゴリ選択
以外に地味ですが、重要なのが、商品登録時のカテゴリ選択です。
これは商品にあったカテゴリをきっちり選ばなければ、検索で出てこないことがあります。
タイトルに入っていなくてもカテゴリに入っていれば、カテゴリ名などで検索されたときに表示されるなど、プラス効果が見込めます。
4. レビューを増やす
上記の3つが基礎対策です。
楽天SEOの重要要素が「レビュー」です。
基本的には、レビューが多ければ有利になります。
しかし多ければ、上位にくるというものではありません。
レビューの数の楽天SEOのアルゴリズムについては、詳しくわかっていませんが、楽天でビックキーワードと思われるキーワードで検索して、レビュー数を調査した結果、100件くらいが、ひとつの目安になっているのではないかと思われます。
上位にあるサイトは、1000件や10000件とある商品もございましたが、100件前後でも上位化している商品もあり、ある一定の数値までは、効果があるが、それ以上の場合は、数値が伸びても、あまり効果がないと思われます。
キーワードによりますが、レビューは、100件を目安に集めるといいと思われます。
楽天SEOで重要な裏要素
ここからは、実際に現在も効果があるかどうかは、検証しておりませんが、上記以外に楽天の担当者から聞いた検索で上位に入る要素があるのです。
それは、ずばり 「商品の売上」 です。
商品IDに売上が紐付けられており、その売上が多いと上位に入りやすいようです。
気をつけるのは、商品ID単位での売上ですので、たとえば、1個と6個入りが別な商品IDになっていると別にカウントされます。
キャンペーンのときなどに別なIDでキャンペーン商品を作ってしまうと別にカウントされます。
ある一定期間の売上と累計の売上の両方が関係していると思われますが、ある一定期間の売上の方が影響は大きいようです。
実際には、新商品などを他の店よりも早く売れば、その分売上も多くなり、他社よりも多くなるという事例があるようです。
楽天SEOの最新要素「動画」
最近、現役で楽天に出店している店長に話を聞く機会がありました。
そこで新しい要素として、話に出てきたのが「動画」があるかどうかです。
同じ商品でも動画があるページのほうが順位が高い傾向にあるようです。
ほかの要素との関係もあるので、一概に動画で順位が上がるとは言えませんが、ショッピングサイトでは、動画での商品説明で実際の購入が増えるというアメリカの調査結果もありますので、動画での商品説明を増やしてみてはいかがでしょうか。
楽天SEOのまとめ
楽天SEOは、自分でできる部分がほとんどですし、早く結果がでるので、やりやすく効果が高い施策です。
楽天で売上が伸び悩んでいる方は、一度、商品を見直してみてはいかがでしょうか。
楽天SEOとは、違いますが、8000万を売り上げた元店長の話では、楽天の担当者と仲良くなって、売上を伸ばせば伸ばすほど、いろいろと情報を教えてくれるようです。
さらに余った広告枠をただでくれたり、競合店の情報を押してくれたりといろいろと便宜を図ってくれるようです。
楽天の担当者は、自分が担当している店の売上が自分の成績になるので、複数の店の売上を少しづつ伸ばすより、1社の売上をドーンと伸ばすほうが、担当者の成績がよくなるようです。
ぜひ楽天の担当者と仲良くなって、売上を伸ばしましょう。