コホート分析とは?ユーザー維持率の調べ方や活用法など徹底解説!
コホート分析し、Googleアナリティクスを活用しながら、サイトのパフォーマンスを向上させましょう。
今回は、コホート分析の意味、Googleアナリティクスツールでのコホート分析の使い方(見方)、コホート分析の定着率(維持率・継続率)について中心に解説したいと思います。
コホート分析とは?
コホート分析とは、ユーザーを獲得した日から、特定期間における訪問ユーザーの行動を指標ごとに数値化し、分析することです。
コホート分析は、Googleアナリティクスで確認できる機能の一つです。
獲得したユーザーがその後どのような行動をとったのか、数値で把握することが可能です。
Googleアナリティクスツールでのコホート分析の使い方(見方)
Googleアナリティクスでコホート分析するには、以下のような使い方があります。
①Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」>「コホート分析」をクリックします。
②「コホートの種類」「コホートのサイズ」「指標」「期間」を選択し、必要なコホート分析ができます。
コホートの種類
「ユーザーを獲得した日付」が選択可能です。
ディメンションはコホートの基礎となります。同時に選択できるディメンションは 1 つのみです。コホートの種類は、表のコホート内のユーザー総数を含む列により決定されます。
たとえば、[最初のセッション] を選択した場合、コホートはユーザーが最初にセッションを開始した日時に基づいてグループ化されます。現在使用可能なオプションは最初のセッションのみです。
コホートのサイズ
「日別」「週別」「月別」から選択可能です。
各コホートのサイズを決定する時間枠。これは、ディメンション列の各コホートセル内のユーザの日付と番号に対応します。
あなたは日を選択した場合、ディメンション列のセルは、単一の日付とその日のコホートに編成ユーザーの数が表示されます。あなたは週にあなたの選択を変更する場合は、日付範囲が表示され、その週のコホートに編成ユーザーの数も表示されます。
指標
「ユーザー」「合計」「定着率」から選択可能です。
各コホートのために測定されていたメトリック。あなたは一度に1つのメトリックを選択することができます。メトリックは、ディメンションが表示されますコホートType列、除き、表のすべての列に対応しています。
あなたは、セッション保持を選択した場合、それぞれの日は、その特定の日のセッションを持っていた各コホートにおけるユーザーの割合が表示されます。
期間
「過去7日」「過去14日」「過去21日」「過去30日」から選択可能です。
データがレポートに表示される内容を決定する時間境界。これは、テーブルの行数に相当します。
過去7日間のそれぞれに1つずつ、およびすべてのコホートの合計のための1:あなたは最後の7日間を選択した場合、テーブル内の8行の合計があります。
コホート分析の定着率(維持率・継続率)
コホート分析の定着率は、獲得したユーザーがどのくらいサイトに定着してるか割合を数値で把握できる指標です。
定着率は、コホート分析の中でもよく見られる指標の一つで、以下のように確認することが可能です。
①Googleアナリティクスにログイン後、左メニューの「ユーザー」>「コホート分析」をクリックします。
②「指標」から、「定着率」>「ユーザー維持率」を選択し、以下のよう「獲得したユーザーの維持率」を確認することができる
ユーザーを獲得した日(0日目)を100%とし、日にちが経過するにつれて、ユーザーの維持率が変化してることがわかります。
例えば、毎日ブログ記事投稿してる場合、ユーザー維持率が高い日があれば、その日に投稿した記事を見直しマーケティングに役立てることが可能です。
コホート分析をマーケティングに活用する方法
コホート分析をマーケティングに活用するには以下のような方法があります。
・コホート分析から、ユーザーが減少する共通のタイミングを把握する
ユーザー獲得した日から数値が減少するタイミング(何日後、何週間後)を探し、それに目がけリマーケティングやメールキャンペーンなど対策しながら、マーケティングに活用する
・コホート分析から、避けられない減少を埋め合わせるために獲得する必要のある新しいユーザーの割り合いを把握する
例えば、避けられない減少が月に10%の場合、ビジネスの成長率を上げるのに必要な新しいユーザーの獲得率が理解でき、マーケティングの実施の材料として活用することができる
・コホート分析から、短期マーケティング活動の反応を解析する
キャンペーンを実施した期間の「ユーザーあたりの収益」と「ユーザーあたりのトランザクション」などの指標を生かし、さらなるキャンペーンの最適化にマーケティングとして生かすことができる
コホート分析をSEO対策に生かす
コホート分析を、以下のようSEO対策に生かす方法があります。
・記事数を増やす
コホート分析から、ユーザー獲得した日から数値が減少するタイミング(何日後、何週間後)を探し、「ユーザー数」が減少するタイミングで公開する記事数(投稿数)を増やしながら、SEOに生かす方法
・文字数の多い記事を公開する
コホート分析から、ユーザー獲得した日から数値が減少するタイミング(何日後、何週間後)を探し、「セッション時間」が減少するタイミングで文字数の多い記事を投稿しながら、SEOに生かす方法
・内部リンクの多い記事を公開する
コホート分析から、ユーザー獲得した日から数値が減少するタイミング(何日後、何週間後)を探し、「ページビュー数」が減少するタイミングで内部リンクの多い記事を公開しながら、SEOに生かす方法
まとめ
コホート分析し、サイトパフォーマンス向上に役立てましょう。
ユーザー行動に合わせて対策し、効果的なコンテンツを増やしながら、順位上昇を目指すことが重要です。
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
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