更新頻度とSEOの関係とは?高い・低いによる影響など徹底解説!
更新頻度を高めるだけでは、SEOの良い効果は見込めません。
もう少し言うと、1日1記事投稿しようが1ヶ月ごとにブログ記事を投稿しようが、サイトを更新するタイミングやスパン(期間・頻度)だけによる検索順位の上昇は見込めません。
一方、質の高い記事を更新すればSEO効果が見込めます。
ですが、低品質な記事を更新すれば逆効果です。
こうして良い状況にするために、
この点踏まえて今回は、更新頻度とSEOの関係など中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。
更新頻度によるSEO効果
更新頻度を高めても、それだけによるSEO効果は見込めません。
もう少し言うと、オウンドメディアのブログで1日1記事投稿しようが、3ヶ月に1回記事を投稿しようが、基本的にはそのサイトの更新頻度だけによる順位上昇は期待できません。
一方、質の高いコンテンツを毎日投稿することで、その分SEO効果が期待できます。
つまり、更新頻度の高さではなく、コンテンツの質を高めることで、順位上昇が望めます。
- 更新頻度が高いことによるSEO効果はない
- コンテンツの質を高めることでSEO効果が期待できる
更新頻度が高いことによるSEO効果はない
更新頻度を高めるために、コンテンツの一部だけ修正したり、内容の薄い新規コンテンツをどんどん公開するケースがあります。
- 記事の更新日や投稿日(公開日)などの日付(更新日時)だけを最新にする
- 数文字や一行、一部の画像やリンクだけ追加(追記)、差し替えする
- 数行だけのボリュームが乏しい短文の新規コンテンツをどんどん公開する
こうして更新頻度を高めても、コンテンツの質を高めることに大きく寄与しないので、結果的にSEO効果が見込めません。
もう少し言えば、QDFアルゴリズムが働いて鮮度の高いコンテンツとして一時的に上昇する可能性があります。
ですが、根本的に質の低いコンテンツを連投して更新頻度を高めても、それらのコンテンツはGoogleから低評価を下されるので、一定の期間が過ぎれば最終的にSEO効果が見込めないというわけです。
ちなみに、内容の薄い質の低いコンテンツがあれば、ペナルティを受けて、順位下落や最悪インデックス削除といった逆効果につながる可能性があります。
コンテンツの質を高めることでSEO効果が期待できる
サイトを何年も運用していれば、過去に書いた記事のメンテナンスが滞って、その記事のコンテンツ内容が古い情報になりがちです。
そうした情報を新しい情報に書き換えて、新鮮なコンテンツ内容にします。
そうすれば、ユーザーの利便性が向上してコンテンツの質が高まるので、その分SEO効果が期待できます。
これに関して、元Googleのマットカッツ氏が言及してます。
原文:
the owner of a site that’s been around for 14 years is to take a fresh look at your site a lot of times
they haven’t updated their template or their page layout or anything in years
it looks it looks like frankly it’s sort of a stale
users might not be as happy翻訳:
14年間存在しているサイトの所有者は、あなたのサイトを何度も見直すことです。
何年もテンプレートやページのレイアウトあるいは何も更新していない。
それは率直に言って古いもののように見え、ユーザーにとっても幸せではないでしょう。
※引用元:
更新頻度よりも重視すべきこと
更新頻度よりも重視すべきことは、コンテンツの質を高めることです。
コンテンツの質を高めるように更新するには、サイト内で高品質なページの割合を高めます。
例えば、検索順位が低い低品質なページをリライトしたり、場合によっては低品質なページを削除します。
また、テーマが重複してる複数のページを統一、新規で高品質なページを追加します。
そうすることで、良質なページの割合が増えて、サイト自体の質が高まるので、最終的にGoogleに評価されやすくなります。
こうして、質の低いコンテンツを見直して、良質なページを増やすようにサイト更新することが、SEO効果を得るためのポイントとなります。
- 低品質なページをリライトする
- 低品質なページを削除する
- テーマが重複するページを統一する
- 高品質なページを新規追加する
低品質なページをリライトする
低品質なページをリライトするには、まず検索順位やユーザー行動のパフォーマンスが低いページを見繕います。
例えば、キーワード順位が11位以下のページ、キーワード順位が付いたり付かなかったりする不安定なページ、読まれてないコンテンツをピックアップします。
そして、こうしたページやコンテンツをリライトして、ユーザーがより満足する内容に更新します。
こうして、低品質ページをリライトして、コンテンツの質を高めるようにサイト更新することがSEO効果を得るためのポイントとなります。
- キーワード順位が低い・不安定なページをリライトする
- 読まれてないコンテンツをリライトする
キーワード順位が低い・不安定なページをリライトする
キーワード順位が低い・不安定なページをリライトするには、まず11位以下のキーワードや順位が付いたり付かなかったりするキーワードを見つけます。
そして、そのSEOキーワードで実際に検索して表示される競合上位サイトのタイトル名やコンテンツ内容の傾向(ユーザーの検索意図)を盛り込んで、自分のコンテンツを作ります。
その際に、タイトル名に沿ってどんなコンテンツ内容が書かれてるか?、どんな順番でどの程度のボリュームでコンテンツ内容が記載されてるか?を考慮して、自分のコンテンツを作りましょう。
さらに、競合上位サイトとコンテンツ内容が重複しないように独自性も担保しましょう。
こうして、検索クエリと関連性が高いオリジナルコンテンツとなるように、低品質ページをリライトすることが、サイト更新するためのポイントとなります。
ちなみに、競合上位サイトのドメインパワーが高ければ、コンテンツの信憑性や独自性、網羅性を強化したり、専門性や権威性を加味してより信頼できるサイトとなるようにSEO対策を進める必要があります。
読まれてないコンテンツをリライトする
読まれてなコンテンツをリライトするには、ヒートマップを活用します。
例えば、上位化してるが順位が下降気味の思わしくないページをヒートマップで解析して、ユーザーにあまり読まれてないことを示す青い部分のコンテンツを見つけます。
そして、そのコンテンツ部分の画像や文章を、ユーザーの検索意図を考慮した内容に差し替えます。
こうして、ユーザーにとって不要な情報を減らして、必要な情報を盛り込むように低品質ページをリライトすることが、サイト更新するためのポイントとなります。
ちなみに、古い情報は最終的にユーザーに読まれなくなります。
なので、古い情報を新しい情報に更新して、ユーザーの利便性が高まれば、SEO効果が見込めます。
新しい情報に更新する場合は、10位以内だけど最近順位が少し下降気味、直帰率や滞在時間のパフォーマンスが低下してる、正式な情報がある程度まとまったなどのタイミングを見計らって行うとよいでしょう。
低品質なページを削除する
低品質なページを削除するには、まずコンテンツ内容の薄いページをピックアップします。
そして、そういったページの中からアクセス数(ページビュー)が月間30以下のページを見繕います。
その見繕ったページが、どんなキーワードで認識されてるか?をサーチコンソールの検索アナリティクス機能を活用して確認しましょう。
検索表示回数やクリック数が多い目立ったキーワードで認識されてなければ、見繕ったページを低品質ページと判断して削除します。
こうして、ユーザーの需要が低いページをリストアップして、それらを低品質なページとして削除するようにサイト更新することが、SEO効果を得るためのポイントとなります。
一方、低品質なページを削除する以外に、noindexを使って低品質ページを検索エンジンに認識させない方法があります。
例えば、SEO的に低品質ページでも、そのページがCV(コンバージョン)に関与するエンゲージメントの高いページの可能性があります。
そういったページであれば、削除せずにnoindexを設定しておくとよいでしょう。
テーマが重複するページを統一する
テーマが重複するページを統一するには、主に被リンクを考慮します。
例えば、あるページとテーマ(タイトル名)が重複してるページがあるとします。
それぞれのページの被リンク数を確認して、より被リンク数が多いページにコンテンツ内容を移行して統一します。
その際には、被リンク数が少ないページURLから被リンク数が多いページURLに向けて301リダイレクトをしましょう。
こうして、ユニークなコンテンツ内容となるように、テーマが重複するページを統一しながらサイト更新することが、SEO効果を得るためのポイントとなります。
ちなみに、テーマが重複するページを確認するには、サーチコンソールの「ガバレッジ」機能を参考にしましょう。
高品質なページを新規追加する
高品質なページを新規追加するには、1ページ1キーワードを考慮します。
例えば、まず、「キーワードプランナー」や「Ubersuggest」を活用して、ページのテーマに最も近しい1つのキーワードを選定します。
そして、その1つのキーワードにおけるユーザーの検索意図をコンテンツに盛り込んでページを作成します。
こうしたページにしたうえで、独自性や信憑性、網羅性を加味したコンテンツ内容に仕上げて公開します。
こうして、より信頼性の高いコンテンツを新たに作成して、高品質なページを新規追加するようにサイト更新することが、SEO効果を得るためのポイントとなります。
一方、低品質なページを新規追加すれば、サイト自体の質を下げることに繋がるので、最終的にSEO効果が期待できません。
まとめ:更新頻度とSEOの関係を理解して、品質の高いコンテンツ作成に注力しよう
更新頻度よりも、コンテンツの質に比重をおいてSEO対策を進めましょう。
具体的には、「1ページ1キーワード」「ユーザーの検索意図」「信憑性」「独自性」「網羅性」を考慮して信頼性の高いコンテンツを更新するようにSEO対策を進めます。
こうして高品質なコンテンツを増やして、専門性や権威性を加味しながら、より信頼できるサイトにすることが、SEO対策で上位表示を目指すためのポイントとなります。
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!