URL末尾のスラッシュ「/」有無は、別物だが同等に扱う
URL末尾のスラッシュ「/」の有無は、URLとして別物だが、同等に扱うことがGoogle公式に言及されてます。
これに付随し、URL末尾のスラッシュ関するSEO的見解をジョンミュラー氏が述べています。
※参考:Google On Trailing Slashes & How It Impacts SEO & Search Rankings

ジョン・ミュラー氏の言及
URL末尾のスラッシュ「/」について、Google+とTwitter上でジョンミュラー氏が以下のような見解を述べてます。
The “trailing-slash or not” question comes up from time to time, so I thought I’d write something short up.
tl;dr: the slash after a hostname or domain name is irrelevant, you can use it or not when referring to the URL, it ends up being the same thing. However, a slash anywhere else is a significant part of the URL and will change the URL if it’s there or not. This is not SEO-specific, but just how websites work :).The first part comes from https://www.w3.org/Protocols/rfc2616/rfc2616-sec5.html#sec5.1 , where every request you make to a server must contain a URI, and if you’re asking for the homepage, that would be “/”. You can try this out with “telnet” if you want to feel like a hacker (they’re just normal requests, nothing hacker’y about them :-)):
https://docs.google.com/document/d/1P4xnu5xEA7qtQGQRImoUkg1RA0ftTMR8x9pKov-5mE4/viewThe second part is essentially a question of asking for a subdirectory or file. Many servers automatically redirect there, which makes it look like the same thing, but you can easily see it by asking for a file with an unnecessary slash, eg. https://www.google.com/humans.txt vs https://www.google.com/humans.txt/ .
※引用元:Google+
翻訳すると、
「末尾のスラッシュかは、」質問は随時アップしますので、私は私が短い何かを書くだろうと思っていました。
TL; DR:URLを参照するときに、ホスト名またはドメイン名が無関係である後にスラッシュ、あなたがそれを使用したりすることはできません、それは同じことをされて終わります。しかし、どこか他のスラッシュがURLの重要な部分であり、それはそこかない場合は、URLを変更します。これはSEOに固有ではありませんが、ウェブサイトは働くだけでどのように:)。
最初の部分はから来て https://www.w3.org/Protocols/rfc2616/rfc2616-sec5.html#sec5.1 、すべてのリクエストあなたはURIが含まれている必要があり、サーバーに対して行う場所、および場合は、のために求めていますホームページは、それが「/」になります。あなたがハッカーのように感じるようにしたい場合は、(彼らは通常のリクエスト、:-)それらについて何もhacker’yだ)「のtelnet」でこれを試してみることができます。
https://docs.google.com/document/d/1P4xnu5xEA7qtQGQRImoUkg1RA0ftTMR8x9pKov-5mE4/view
第二部は、基本的にサブディレクトリやファイルを求めての質問です。多くのサーバが自動的にそれは同じことのように見えるが、あなたは簡単に例えば、不必要なスラッシュを持つファイルを尋ねることによってそれを見ることができますされ、そこにリダイレクトします。 https://www.google.com/humans.txt 対 https://www.google.com/humans.txt/ 。
I noticed there was some confusion around trailing slashes on URLs, so I hope this helps. tl;dr: slash on root/hostname=doesn't matter; slash elsewhere=does matter (they're different URLs) pic.twitter.com/qjKebMa8V8
— John ☆.o(≧▽≦)o.☆ (@JohnMu) 2017年12月19日
翻訳すると、
- (A)http://www.example.com/
- (B)http://www.example.com
- (C)https://www.example.com/
- (D)https://www.example.com
- (E)https://example.com/
- (F)https://example.com/fish
- (G)https://example.com/fish/
ホスト名のスラッシュは重要ではありません
(A)と(B)は同じ、(C)と(D)は同じ
異なるプロトコルとホスト名が関係します
(A)と(C)は異なる、(C)と(E)は異なる
パス/ファイルのスラッシュをスラッシュにすることは重要です
(F)と(G)は異なる
URLにスラッシュの後ろに混乱があったことに気付いたので、これが役立つことを願っています。 tl; dr:root / hostname =のスラッシュは問題ではありません。他の場所にスラッシュ=重要です(別のURLです)
ジョンミュラー氏が言及した、添付図の関係性をみるとわかりやすいです。
これは、サーバーがどのようにURL末尾のスラッシュ「/」を処理するかを示したものです。
つまり、Webのデフォルトの仕組みとしてこのように扱われることを認識しておくといいでしょう。
URL末尾のスラッシュ「/」有無によるコンテンツの相違
URL末尾のスラッシュ「/」有無による、コンテンツの相違について以下のようなことが考えられます。
※参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ: URL 末尾のスラッシュは必要?
(B)http://www.example.com
(A)と(B)で違うコンテンツが表示される場合
- 検索エンジンにとって、技術的に問題なし
- ユーザーにとって、非常に分かりにくい
(A)と(B)で同じコンテンツが表示される場合
- 一方にリダイレクトするのが望ましい
- 一方にリダイレクトすることで、重複コンテンツを回避できる
重複コンテンツを避けるためにURLを正規化する
複数URLで同じページにアクセスできる場合、重複コンテンツを避けるために、基本的に以下のようなURLを正規化し、アクセスできるURLを1つに統一します。
- URL末尾のスラッシュ「/」有無
正規化例:http://www.example.com/ ⇒ http://www.example.com
- www有無
正規化例:http://www.example.com ⇒ http://example.com
- index.html有無
正規化例:http://example.com/index.html ⇒ http://example.com
そうすることで、重複コンテンツを回避して、検索エンジンからのサイト評価を一つに集中することができます。
さらに、ユーザーにとって利便性も高まるでしょう。
もっとも注意したい重複コンテンツの回避方法
URL末尾のスラッシュ「/」有無など、URLの正規化を適切に行い、重複コンテンツを回避しながら、サイトの品質を保つことが可能です。
重複コンテンツを回避するには、以下のような方法があります。
- 301 を使用する
- 一貫性を保つ
- トップレベル ドメインを使用する
- シンジケーションは注意して行う
- Search Console を使用して、インデックスの作成を希望するサイトを Google に伝える
- 定型文の繰り返しをできるだけ少なくする
- スタブを公開しないようにする
- コンテンツ管理システムについて理解する
- 類似するコンテンツをできるだけ少なくする
まとめ
アクセスできるURLを一つに正規化し、サイト評価を統一しましょう。
検索エンジンやユーザーがわかりやすい構造にし、評価されやすいサイトにしながら、SEO対策を進めることが重要です。
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