ヒートマップとは?ユーザー行動が分析できるツールなど徹底紹介!
ヒートマップとは、赤、青、黄、緑などの色で視覚的にコンテンツのユーザー行動の良し悪しが分析できるツールのことです。別名「ヒートマップツール」とも呼ばれます。
このヒートマップでユーザーに見られてない部分(とくに青色のコンテンツ部分)を改善すれば、SEOの良い効果が期待できます。
一方、ヒートマップを活用しなければ、ユーザー行動がわかりません。
具体的には、コンテンツのどの部分がユーザーによく見られてるか、見られてないかが把握できません。
この場合、改善の必要性が判断できません。
この状態だと、闇雲にコンテンツをリライトしてユーザーに見られてるコンテンツを削除したり、見られてないコンテンツをそのまま放置する可能性が高まります。
そうなれば、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらなかったり、検索流入が増えづらくなるというわけです。
こうした良くない状況を回避する為に、ヒートマップを活用して、分析・改善しながらコンテンツの品質を管理しましょう。
このような点踏まえて、今回は、ヒートマップの定義やユーザー行動が分析できるツール(ヒートマップツール)など中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。
ヒートマップとは?
ヒートマップとは、赤、青、黄、緑などの色で視覚的にコンテンツのユーザー行動の良し悪しが分析できるツールのことです。別名「ヒートマップツール」とも呼ばれます。
例えば、検索順位がなかなか上がらないWebページがあるとします。
この場合、基本的には競合上位サイトの傾向を見直します。
さらにユーザーが実際にコンテンツのどの部分をよく見たり、見てないかを可視化することも重要です。
このコンテンツのユーザー行動を可視化できるのが、ヒートマップというわけです。
ヒートマップの仕組み
ヒートマップは、マウスの動きを追跡して、そのマウスのログ(行列型の数字データの強弱)を色で視覚的に表示する仕組みです。
マウスの動きは、人間の目の動きと80%以上の相関関係がある事が実証されてます。
なので、マウスの動きをヒートマップで表現すればユーザーの思考も可視化できるというわけです。
ヒートマップでわかること
ヒートマップでわかることがいくつかあります。
- クリック(タップ)されてる部分がわかる
- 熟読部分や読了部分がわかる
クリック(タップ)されてる部分がわかる
ヒートマップでは、クリック(タップ)されてる部分がわかります。
例えば、マイクロソフトのClarityで「Click」を分析します。
このときに、ブログ記事の目次の「SEOとは?」というアンカーテキストに色がついてます。
この色がついてることで、ブログ記事に訪問したユーザーが目次の「SEOとは?」というアンカーテキストをクリックしたということになります。
つまり、クリック(タップ)されてる部分がわかるというわけです。
このように、クリック(タップ)されてる部分がヒートマップでわかります。
熟読部分や読了部分がわかる
ヒートマップでは、熟読(よく読まれてる)部分や読了(読み終えた)部分がわかります。
例えば、マイクロソフトのClarityで「Scroll」を分析します。
このときに、ブログ記事の見出しの「SEOとは?」という位置の色が黄色で、かつ「75.87% USERS REACHED THIS POINT」と書かれてます。
この場合、訪問したユーザーの75.87%が黄色(ブログ記事の見出しの「SEOとは?」の位置)までよく読んでるということになります。
一方、訪問したユーザーの24.13%はすでに黄色(ブログ記事の見出しの「SEOとは?」の位置)で読み終えてるということになります。
つまり、熟読部分や読了部分がわかるというわけです。
このように、熟読部分や読了部分がヒートマップでわかります。
ヒートマップのデメリット
ヒートマップのデメリットがいくつかあります。
- タグの設置に手間がかかりやすい
- ページ単位のユーザー行動しか分析できない
- PV数の少なさによってデータの正確さが欠けやすい
タグの設置に手間がかかりやすい
ヒートマップのデメリットは、タグの設置に手間がかかりやすいことです。
例えば、HTMLに詳しくないとします。
この場合、HTMLタグがわからなかったり、HTMLファイルを開いてコードを調整することができません。
そうなれば、挿入すべき場所に解析タグが設置できないので、HTMLに詳しい人に依頼することになります。
結果、自分でできないので、タグの設置に手間がかかるというわけです。
こうして、タグの設置に手間がかかりやすい点が、ヒートマップのデメリットです。
ページ単位のユーザー行動しか分析できない
ヒートマップのデメリットは、ページ単位のユーザー行動しか分析できないことです。
例えば、ヒートマップを導入して1ヶ月経ったので分析結果を確認するとします。
この場合、直帰率や離脱率、滞在時間などのサイト全体のユーザー行動の指標は表示されません。
一方、ページごと(ページURL単位)にユーザー行動が分析できます。
具体的には、分析したいページを選択して、そのページでのPV数やユーザーのクリック箇所やマウスの動き、スクロール位置、熟読箇所や読了箇所などが分析できます。
つまり、基本的にページ単位のユーザー行動しか分析できないというわけです。
こうして、ページ単位のユーザー行動しか分析できない点が、ヒートマップのデメリットです。
PV数の少なさによってデータの正確さが欠けやすい
ヒートマップのデメリットは、PV数の少なさによってデータの正確さが欠けやすいことです。
例えば、PV数が10000であれば、ユーザーの行動データが豊富です。
この場合、インターネット環境が悪いことで止む無く離脱してる人がいても、それ以外の数多くの人のユーザー行動が参考になる可能性が高いです。
一方、PV数が3であれば、多くても3人のユーザーの行動データになります。
3人のうち2人のインターネット環境が悪いことで止む無く離脱してれば、たった1人のユーザー行動しか参考にできません。
つまり、PV数の少なさによってデータの正確さが欠けやすくなるというわけです。
こうして、PV数の少なさによってデータの正確さが欠けやすい点が、ヒートマップのデメリットです。
ヒートマップの選び方
ヒートマップの選び方がいくつかあります。
- ヒートマップ機能から選ぶ
- 対応してるデバイスから選ぶ
- アクセス数の上限から選ぶ
- 登録できるサイト数から選ぶ
- データ保持期間から選ぶ
ヒートマップ機能から選ぶ
ヒートマップは、ヒートマップ機能から選びます。
例えば、ヒートマップは主に「スクロールヒートマップ(アテンションヒートマップ)」や「クリックヒートマップ」「マウスムーブヒートマップ」といったすべての機能を兼ね備えてるものもあれば、一部機能しか搭載してないものもあります。
とくに、Webページ内でユーザーが熟読してるコンテンツを分析したいとします。
この場合、「スクロールヒートマップ(アテンションヒートマップ)機能」を搭載してるものを選びます。
また、ユーザーがよくクリックしてるアンカーテキストを分析したければ「クリックヒートマップ機能」、ユーザーの目の動きを分析したければ「マウスムーブヒートマップ機能」を搭載してるものを選びます。
つまり、分析の目的に合った機能から選ぶというわけです。
こうして、ヒートマップ機能から選ぶことが、ヒートマップの選び方です。
対応してるデバイスから選ぶ
ヒートマップは、対応してるデバイスから選びます。
例えば、デスクトップでのユーザー行動を分析したいとします。
この場合、ヒートマップは基本的に「デスクトップ対応」が中心なのでどのヒートマップを選んでもほぼ問題ないでしょう。
一方、スマホやタブレットなどのモバイルでのユーザー行動を分析したいとします。
この場合、「モバイル対応」してるヒートマップを選びます。
つまり、対応してるデバイスから選ぶというわけです。
こうして、対応してるデバイスから選ぶことが、ヒートマップの選び方です。
アクセス数の上限から選ぶ
ヒートマップは、アクセス数の上限から選びます。
例えば、アクセス数の多いページやサイト内の複数ページのユーザー行動を分析したいとします。
この場合、PV数が増えやすいので、アクセス数の上限がカスタムできるヒートマップを選びます。
一方、アクセス数がそこまで多くないページやサイト内の特定ページのみのユーザー行動を分析したいとします。
この場合、PV数が増えずらいので、「最大50万PV/月」や「最大10万セッション/月」のようにアクセス数の上限があらかじめ決まってるヒートマップを選んでもほぼ問題ないでしょう。
つまり、アクセス数の上限から選ぶというわけです。
こうして、アクセス数の上限から選ぶことが、ヒートマップの選び方です。
登録できるサイト数から選ぶ
ヒートマップは、登録できるサイト数から選びます。
例えば、運用してるドメインがいくつかあってサイト別にユーザー行動を分析したいとします。
この場合、サイト数が増えやすいので、登録できるサイト数の上限が「無制限」だったり、カスタムできるヒートマップを選びます。
一方、運用してるドメインが1つだけで、そのサイトのユーザー行動だけを分析したいとします。
この場合、サイト数が1つなので、「最大10サイト」や「最大100サイト」のように登録できるサイト数の上限があらかじめ決まってるヒートマップを選んでもほぼ問題ないでしょう。
つまり、登録できるサイト数から選ぶというわけです。
こうして、登録できるサイト数から選ぶことが、ヒートマップの選び方です。
データ保持期間から選ぶ
ヒートマップは、データ保持期間から選びます。
例えば、基本的に1度分析したユーザー行動の記録をほぼ見直さないとします。
この場合、「最大90日」などの短期間だけ分析データが保管できるヒートマップを選びます。
一方、1度分析したユーザー行動の記録を残して最新データと比較するなどし、過去の分析データの履歴を定期的に確認したいとします。
この場合、「最大6か月」「最大2年」など長期間過去の分析データが保管できるヒートマップを選びます。
つまり、データ保持期間から選ぶというわけです。
こうして、データ保持期間から選ぶことが、ヒートマップの選び方です。
ヒートマップツール15選
先述で触れたように、ヒートマップツールの重要性について少しお分かりいただけたでしょうか?
ちなみに、このヒートマップツールには、無料と有料のものがあり、主にサイトのページビュー数やセッション数の増加に応じて無料から有料の切り替えが必要となってきます。
このような点踏まえて、ヒートマップツールを合計13個厳選して、無料と有料のタイプに分けて、それぞれのツールの特徴など踏まえながら紹介していきたいと思います。
基本的には、無償版と有償版が用意されてるヒートマップツールが多くありますが、無料にとどまらず有料でもユーザーによく利用されてる利便性の高いヒートマップツールを厳選して紹介していきたいと思います。
Clicktale
https://www.ctale.jp/
Clicktaleは、イスラエルのクリックテール社が提供し、100,000社の導入実績を誇る世界的に最も有名なヒートマップツールです。
もう少し言うと、Clicktaleは、ヒートマップ、セッションプレイヤー、コンバージョン分析、エクスペリエンス分析、パスアナリティクスといった機能を搭載し、戦略的に高いROI(費用対効果)をもたらす改善策を導き出すことまで考慮されてるので、最終的にこのツールでWebマーケティングの成功率を高めることが期待できます。
また、対応してるツールが多い中、このヒートマップツールも基本的にスマホ・PC対応。
主な特徴
- 根本的にはROIを考慮したWebサイトのアクセス解析ツールで、その機能の1つにメインとなる強力なヒートマップツールが備わってる
- マウスの動きなどを録画して再生できるユーザー体験を視覚化する「セッションプレイヤー機能」も有力な機能の1つである
- 明確な料金プランの記載がないため、問い合わせが必要
crazyegg
https://www.crazyegg.com/
Crazy Eggは、メイン機能となるヒートマップを筆頭に、スクロールマップ、A / Bテスト、レコーディングなどのツールを使って、サイトへの訪問ユーザーがどこから来て、どのようなコンテンツを見ているか?を知ることができるツールです。
Crazy Eggは、当ブログSEOラボでも取り入れてるヒートマップツールで、実際に検索上位に表示したいWebページに専用の解析タグを貼り付けることで簡単に導入できました。
そして、解析結果が出るとヒートマップで表示された色から、青や黒などの読まれてない部分を特定して、その不要部分となるテキスト文章などのコンテンツを削除するなどして、コンテンツの質を上げるための対策に活かしています。
ちなみにCrazy Eggは、30日間の無料体験から利用できるヒートマップツールです。
主な特徴
- 30万以上のWebサイトでの導入実績を誇り、世界中の企業やマーケティング担当者から信頼されてるヒートマップツール
- スナップショットを取り入れた視覚的にわかりやすいレポートやセッションレコーディングにより、サイトへの訪問ユーザーの動向について知ることができる
- A/Bテストを活用した効果的な対策で、コンテンツの質をより確実に向上させることができる
- 無料から利用でき、高機能な有料版も用意されてる
Mouseflow(マウスフロー)
https://mouseflow-jp.com/
Mouseflow(マウスフロー)は、ヒートマップツール、セッションリプレイ、ファンネルズ、フォーム分析といった機能を搭載した、ユーザーのストレスを取り除いて、コンバージョンを増加させる為の高機能ウェブサイト分析ツールです。
もう少し言うと、世界で100,000社以上に導入実績を誇り、月額2,744円の低価格から利用可能なヒートマップツールをメイン機能として搭載するのがMouseflow(マウスフロー)です。
主な特徴
- ユーザーの行動を録画できるセッションリプレイ機能やユーザー動向の統計が視覚的に把握できるヒートマップ機能を中心とした、コンバージョンを増やすことを最終目的とするツール
- 無料のトライアルから利用でき、低価格で高機能な有料版が用意されてる
- 導入後もオンラインマニュアル・メール・skype電話などの手厚いサポートが用意されてる
Appsee
https://www.appsee.net/
「Appsee」は、機能の1つとしてヒートマップツール「タッチヒートマップ」があり、その他、ユーザーの動向を記録する「ビデオレコーディング」などの機能を兼ね備えたアプリ解析ツールです。
また、ご利用のiOS、AndroidアプリにSDKを入れるだけで、簡単にヒートマップやユーザ動画、クラッシュレポート、リアルタイム分析ができます。
主な特徴
- ユーザビリティを動画ですべて可視化できるヒートマップツールを兼ね備えたアプリ解析ツール
- 無料のトライアルから利用でき、高機能な有料版は月額95,000円から用意されてる
- 全世界ですでに累計1億を超えるアプリにインストールされており、実績と信頼を誇る次世代のアプリ解析ツール
VWO
https://vwo.com/
VWOは、ヒートマップ機能やA / Bテスト、目標設定機能、ユーザー動向をレコーディングするなどの機能を兼ね備えた、コンバージョン最適化をメインとしたプラットフォームです。
もう少し言うと、VWOは、有名企業も複数取り入れてる実績を誇り、それらの企業から大きな信頼を獲得してるツールです。
また、30日間の無料トライアルから利用でき、機能の1つであるヒートマップツールも無料トライアルで使用できる1項目となってます。
上位版の有料プランがいくつかあり、月額299ドルから利用できるようです。(※情報が古い可能性があるので、詳しい料金プランは問合せましょう)
主な特徴
- コンバージョン最適化を最終目的として、その目的達成に必要なヒートマップツールやABテストなどの複数の関連機能が完備されたコンバージョン最適化ツール
- 累計4500社以上の導入実績を有し、世界的な有名企業も数多く利用する信頼のおけるツール
- ヒートマップツール含む機能が、無料トライアルから利用でき、高機能な上位版(有料版)は、月額299ドルから用意されてる(※料金は、別途問合せ必要)
MockingFish
https://www.mockingfish.com/
MockingFishは、ヒートマップツールやクリックマップ、ABテストツール、コーディングに関する知識がなくてもリンク先ページを変更できる「ビジュアルエディタ」などのページ分析・改善に役立つ機能を含むコンバージョン最適化を目的としたプラットフォームです。
もう少し言うと、MockingFishでは、Webサイトの測定、ABページテスト、ユーザー行動分析を中心に行って、コンバージョン最適化し、コンバージョン率向上によるビジネス成長が見込めます。
また、PC、スマホ、タブレットといったあらゆるデバイスでマルチにアクセス解析ができるほか、1年間の無料トライアルから利用でき、用意されてる有料版は、カスタムプランとなり詳しい料金は問い合わせによる見積もりが必要となります。
主な特徴
- Webサイトの測定、ABページテスト、ヒートマップツールなどによるユーザー行動分析の大きく3つの機能を中心に活用して、コンバージョン最適化によるビジネス成長を目的としたツール
- PC、モバイルのデバイスでマルチにアクセス解析ができる
- 1年間の無料トライアルから利用でき、用意されてる有料版の料金は要問合せ
UXCam
https://uxcam.com/
UXCamは、ユーザーレコーディングやヒートマップツールなどの幾つかの関連機能によってユーザーの実際の行動を視覚化し、明らかにしながら、最終的にユーザーエクスペリエンスの問題を修正することを目的とするツールです。
さらに、UXCamには拡張機能も備わっており、その拡張機能を利用することで、もう一段階上のレベルでの対策が可能となるので、よりUX改善の強化が図れます。
また、UXCamはクレジットカード不要で無料から利用でき、有料版のプランは月額199ドルから提供されてます。
主な特徴
- ヒートマップツールやユーザーフロー、ユーザーレコーディング機能など活用して、ユーザーエクスペリエンスの問題を修正することを目的としたツール
- 拡張機能を導入して、高度なWebサイト解析・改善を実現すれば、さらなるUXの強化が見込める
- 無料から利用でき、有料版は月額199ドルから用意されてる(※価格は毎月の訪問数に基づいてる)
heatmap
https://heatmap.com/
heatmapは、リアルタイムの分析機能を搭載したヒートマップで分析したデータをもとにウェブサイトを改善し、そのWebサイトのトラフィックフローを最適化することで、コンバージョン率を大幅に向上させることを目的としたヒートマップツールです。
さらに言うと、世界的に有名な企業が多く利用してる実績と、それらの企業から信頼を獲得してるヒートマップツールとなります。
また、無料から利用でき、用意されてる有料版は、月額100ドルからの提供となります。
主な特徴
- リアルタイム分析機能を搭載した単独サービス型のヒートマップツール
- ヒートマップツールを活用したWebサイト分析と改善によって、最終的にコンバージョン率の最大化を目的としたツール
- javascriptタグを追加するだけで簡単にインストール可能
- 無料から利用でき、有料版は「Premium」「Enterprise」プランがあり、サポートなどが付いて月額100ドルから用意されてる
Gemius HeatMap
https://heatmap.gemius.com/en/
Gemius HeatMapは、訪問者のクリック、LinkMap、ClickMap、ScrollMapなどのヒートマップ関連機能を搭載し、それらの機能を活用してWebサイトを分析して改善することで、コンバージョン率向上などのユーザーエンゲージメント増加を目的としたWebサイトのパフォーマンスを高めるツールです。
もう少し言うと、世界の13カ国でGemius HeatMapを展開し、100以上のクライアントが導入する実績を有してます。
また、料金については、無料から利用できる記載がなく、有料版がどの程度の価格か?直接問い合わせが必要となります。
主な特徴
- 搭載されてるヒートマップの関連機能を使って、Webサイトを解析・改善し、そのサイトのユーザーエンゲージメントを向上させることを目的としたツール
- すでに100以上のクライアントが導入してる実績を有する
- オンライン業界を渡り歩いて18年の経験を有する研究&技術企業
- 料金に関しては、要問合せ
無料から提供してるヒートマップツールが多くありますが、とりあえずヒートマップを体験してみたいというユーザーがよく利用する無料のヒートマップツールをここでは紹介したいと思います。
Ptengine
https://www.ptengine.jp/
「Ptengine」は、GOOD DESIGN賞を受賞し、マルチデバイス対応のヒートマップツール(ヒートマップ機能)も搭載された次世代のアクセス解析ツールです。
特にヒートマップ機能では、Webサイトにアクセスするユーザーが「どこをクリックしているのか、どこを閲覧しているのか」をサーモグラフィで見える化します。
また、登録数13万アカウント以上の実績を誇り、世界中で利用される最も有名なヒートマップツールを搭載したアクセス解析ツールの1つが「Ptengine」です。
主な特徴
- GOOD DESIGN賞を受賞した実績を誇る、ヒートマップ機能を搭載した次世代のアクセス解析ツール
- PC、タブレット、スマートフォンといったあらゆるデバイスや複数ドメインも一括管理できるので、マルチにアクセス解析ができるツール
- 月間3000PVまで無料で利用でき、高機能な有料版が14,800円から用意されてる
MIERUCA(ミエルカ)
https://mieru-ca.com/heatmap/
MIERUCAは、集客と売上(CV)を上げることを目的とした無料で利用できるヒートマップツールです。
もう少し言うと、スマホなどのモバイルデバイスでのユーザー解析にも力を入れたミエルカのヒートマップは、3分程度で簡単に導入でき、即日ヒートマップで分析・解析が可能です。
また、導入500社以上の実績を誇り、その中には名だたる有名企業が数多く利用してるので、信頼のおけるヒートマップツールと言えます。
主な特徴
- 読了・離脱率、クリック、タップ、熟読エリアが確認できるので、どのコンテンツがどの程度需要があるか判断でき、コンテンツの熟読がわかる
- PC・スマホ・タブレットといったあらゆるデバイスに対応してるのでマルチに解析ができる
- 月間10万PVまで無料で利用でき、9,800円からより高機能な有料版が用意されてる
User Heat
https://userheat.com/
UserHeat(ユーザーヒート)は、無料のヒートマップツールにおいては最も有名で、ユーザーの動きを可視化できるWebページのヒートマップ解析に特化したツールです。
UserHeatのヒートマップツールは、PCのみならず、スマートフォン、タブレットにも対応してるので、マルチなヒートマップ解析ができます。
また、UserHeatはすべて無料で利用できるヒートマップツールですが、その上位版(有料版)として、企業向けヒートマップツール「User Insight」が用意されてます。
ちなみに、このUser Insightは、ヒートマップ機能を活用したUI/UX改善だけでなく、サイトへ訪問したユーザーの動向を深く探って属性・組織を分析するなどして、コンバージョン改善までを意識したヒートマップ対応アクセス解析ツールです。
主な特徴
- 幾つかの無料のヒートマップツールがあるが、その中でも特に有名なものがUserHeat(ユーザーヒート)のヒートマップツール
- 用意されてる上位版の「User Insight」は、UserHeatのヒートマップ機能だけでなく、Webマーケティング向けの機能が複数搭載されており、数多くの著名企業に利用されるほどの実績と信頼のあるツール
- UserHeatのヒートマップツールは、無料で利用できますが、有料版となるUserHeatの上位版「User Insight」は、1ヶ月5万円からのようです。(情報が古い可能性があるので、詳しくは、公式サイトから料金プランの資料をダウンロード)
SiTest
https://sitest.jp/
SiTest(サイテスト)は、「ヒートマップツール」だけでなく、「A/Bテスト」「EFO(エントリーフォーム最適化)」「アクセス解析」などの複数機能を搭載し、Webサイトのパフォーマンスを劇的に改善することを目的としたウェブサイト解析ツールです。
もう少し言うと、世界初の人工知能を搭載した「AIレポート、スマートレポート」と呼ばれるアクセス解析レポートによって作業効率を高めることが可能です。
また、SiTest(サイテスト)は1ヶ月間の無料トライアルから利用でき、有料版は自由自在に解析・改善プランが設計できるカスタムプランとなってるため、明確な料金は問合せによる見積もり次第となります。
主な特徴
- 主に、SiTest(サイテスト)に搭載されてるヒートマップ、A/Bテスト、EFOの機能を中心に活用して、ウェブサイトを解析し、そのウェブサイトを改善するためのツール
- 累計導入数30万サイト突破する実績を誇り、日本の名だたる有名企業が多く利用する信頼度の高いツール
- 1ヶ月間だけ無料から利用でき、有料版は、カスタムプランなので、問合せによる「PV数」「REC数」「ドメイン数」などサイトの解析に必要な要素に応じた見積金額となる
Clarity(クラリティ)
Clarity(クラリティ)
Clarity(クラリティ)は、Webサイト利用を理解するのに役立つヒートマップ機能など備えてた最新の行動分析ツールです。
もう少し言うと、無料から使えて、最大規模のWebサイトでもサポートできるように拡張できます。
専用のタグをサイト内に設置すれば簡単に導入して、レポートを見ることができます。
Page Analytics(by Google)
Page Analytics(by Google)
Page Analytics(by Google)は、顧客がWebページをどのように操作しているかをヒートマップ機能など活用して確認できるGoogle Chromeブラウザの拡張機能です。
Page Analytics Chrome拡張機能を使用すると、顧客がクリックしたものとクリックしなかったものを含め、顧客がWebページをどのように操作しているかをヒートマップ機能など活用して確認できます。
また、これらの洞察を使用して、Webサイトのレイアウトを最適化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、コンバージョンを増やします。
拡張機能を有効にして、Googleアナリティクスにログインすればレポートを見ることができます。
ヒートマップツールの機能と料金を比較
ヒートマップツールは、主に「Webマーケティング」と「アクセス解析」「コンバージョン最適化」などの目的を中心にサービス提供してるものが多く見られます。
このような目的を考慮したうえで、ヒートマップツールの要となる機能がちゃんと備わってるか?そして、料金はどの程度のものなのか?を比較して、機能と料金をそれぞれ一覧にまとめてみました。
機能一覧
今回のページで紹介した各ヒートマップツールの機能を比較した一覧です。
ツール名 | ツールタイプ | クリックヒートマップ | スクロールヒートマップ | マウスムーブヒートマップ | アテンションヒートマップ | モバイル対応 |
Clicktale | Webマーケティング | ○ | ○ | ○ | ○ | ※要問合 |
crazyegg | アクセス解析 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Mouseflow | コンバージョン最適化 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Appsee | アプリ解析 | ○ | × | ○ | × | ○ |
VWO | コンバージョン最適化 | ○ | × | ○ | × | ※要問合 |
MockingFish | コンバージョン最適化 | ○ | ○ | × | × | ○ |
UXCam | UX最適化 | ○ | × | × | × | ※要問合 |
heatmap | コンバージョン最適化 | ○ | × | × | × | ※要問合 |
Gemius HeatMap | エンゲージメント最適化 | ○ | ○ | × | × | ※要問合 |
Ptengine | アクセス解析 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
MIERUCA | Webマーケティング | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
User Heat | アクセス解析 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
SiTest | アクセス解析 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
※上記表中に、「×」と記載がありますが、Webサイトに記載ある情報のみから抽出してるので、実際には該当のサービスサイトにてその詳細をお問合せ下さい。
クリックヒートマップに関しては、ツールタイプが違えどほぼ確実に備わってるヒートマップ機能です。
また、マウスムーブヒートマップやアテンションヒートマップにおいては、各ツールで搭載されてないケースが目立ちますので、このあたりの機能を考慮したうえで自分にとって必要な機能が備わってるヒートマップツールを選択するとよいでしょう。
料金一覧
今回のページで紹介した各ヒートマップツールの料金を比較した一覧です。
ツール名 | 無料版 | 料金 | アクセス数 | 登録サイト数 | データ保持期間 |
Clicktale | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 |
crazyegg | 30日間、2万セッション/月まで無料 | 29ドル/月~ | 最大25万セッション/月まで | 100サイト | 最大6か月まで |
Mouseflow | 100セッション/月、500PV/月まで無料 | 2,744円/月~ | 最大10万セッション/月まで 最大50万PV/月まで | 最大10サイトまで | 最大6か月まで |
Appsee | 最長2週間まで無料 | 95,000円/月~ | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 |
VWO | 30日間まで無料 | 299ドル/月~ | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 |
MockingFish | 1年間、5万セッション/月まで無料 | カスタム ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 |
UXCam | 1万セッション/月まで無料 | 199ドル/月~ | カスタム ※要問合 | ※要問合 | カスタム ※要問合 |
heatmap | 100万PV/月まで無料 | 100ドル/月~ | カスタム ※要問合 | カスタム ※要問合 | 最大2年まで |
Gemius HeatMap | ※要問合 | 100ドル/月~ | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 |
Ptengine | 3000PV/月まで無料 | 14,800円/月~ | カスタム ※要問合 | 無制限 | ※要問合 |
MIERUCA | 1万PV/月まで無料 | 9,800円/月~ | 最大80万PV/月まで | 無制限 | 最大90日まで |
User Heat | 30万PV/月まで無料 | 上位版:User Insight ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 | ※要問合 |
SiTest | 3万PV/月まで無料 | カスタム ※要問合 | カスタム ※要問合 | カスタム ※要問合 | カスタム ※要問合 |
上記より、どのような目的でヒートマップツールを使うかによって、費用も大きく変わってきます。
なので、先述した機能面や自分のサイトのアクセス数も併せて考慮したうえで、それに見合うヒートマップツールを検討するとよいでしょう。
まとめ:ヒートマップを活用して、分析・改善しながらコンテンツの品質を管理しよう
ここで紹介したようなヒートマップツールから自分が望む形のサービスを選択して活用し、自分のコンテンツがどの程度訪問ユーザーに見られてるか?分析しましょう。
そして、ヒートマップツールによる分析結果をもとに、不要なコンテンツを削除したり、コンテンツの内容をリライトするなどして、もっとユーザーに熟読されるようなWebページに改善することが、SEO対策のポイントです。
つまり、ユーザーがより満足するような利便性の高いコンテンツを提供して、リンクが集まりやすいサイトにしながら、上位表示を目指すことが重要となります。
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!