タグクラウドの作り方とSEO効果について
タグクラウドを使い、回遊性を高めながら、サイト評価を上げる方法があります。
今回は、ブログで利用するタグクラウドの作り方、タグクラウドのSEO効果について中心に解説したいと思います。

タグクラウドとは
タグクラウドとは、webページごとに主要ワードをタグ登録し、利用頻度の高いタグを内部リンク集としてコンテンツ化したものです。
タグクラウドは、ブログのサイドカラムのコンテンツとしてよく利用されます。
タグクラウドは、SEO効果として疑問が残り、実装ブログサイト数も一時期より、減ってる印象です。
タグクラウドの作り方
タグクラウドの作り方として以下のような方法があります。
・ワードプレスの機能を利用する
wordpressのプラグイン、ウィジェット、専用コードを利用し、タグクラウドを作成する
・タグクラウド作成ツールを使う
無料公開されてるツールを使い、タグクラウド作成する
・PHPを使用して作成する
PHP用のタグ生成ライブラリを活用し、タグクラウドを生成する
・jQuery、JavaScriptを使って作成する
タグクラウドを生成できるjQueryプラグインを活用し、JavaScriptで作成する
上位表示させるための基本的対策をご紹介しています。
タグクラウドのデザイン
テキストリンク(アンカーテキスト)となるタグクラウドのデザインは、主にCSSで調整します。
より効果的なタグクラウド作成のために以下デザインポイントを抑えましょう。
・文字色
⇒デフォルト、オーバー時のリンク色を使い分け、リンクだとわかりやすくする
・文字サイズ
⇒人気タグの文字を大きくし、ユーザーが集まりやすいコンテンツに集中させる
・フォント
⇒フォントスタイルを変更し、タグクラウドを目立たせる
また、以下のような参考サイトをもとにタグクラウドをデザインする方法があります。
・CSSで実装するタグクラウドのサンプル | NxWorld
・タグクラウドのカスタマイズ(フォントサイズ統一・枠線・背景色) | 西沢直木のIT講座
タグクラウドとSEO効果について
タグクラウドのSEO効果には、以下のような見解が考えれます。
※参考:SEOを考慮したタグページの取り扱いベストプラクティス | 海外SEO情報ブログ
・内部リンク増加で、サイト内の回遊性(クローラー・ユーザーの回遊性)が高まり、サイトパフォーマンスが向上する
・タグごとに新たなページが増え、インデックス数が増加する
・同じようなコンテンツが含まれるタグがたくさん作られ、重複コンテンツに近いページができあがってしまう
・タグに含まれるコンテンツが1つ2つしかない中身の薄っぺらいページができあがってしまう
タグクラウドとGoogle見解
Googleは、タグクラウドについて以下のように言及しています。
※参考:Web担当者Forum「タグクラウドをサイドバーに置いているとSEOスパム扱いされる?」
たとえば500個もタグがあったらやりすぎだ。ゴチャ混ぜでキーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)になる。
タグはリンクになっている。Flashを使ったりしてタグを入れ替えるのはユーザーにはおもしろいけど、僕たちはリンクとして必ずしも抽出するとは 限らなくて、PageRankが流れないかもしれない。また数が多ければそういったリンクを信頼しないし、ランキングに悪く影響するかもしれない。
タグの数が少なければランキングにマイナスに影響することはないだろう。でも数が多いと個別記事のページよりもタグページにPageRankが流れてしまうかもしれない。
僕のブログは、タグクラウドは使わずにカテゴリを使っている。以前はタグが流行ったけど、今は使われなくなっている。タグだと時には大量のリンクができてしまうから、意図したページにPageRankを流すことができなくなる。
個人的にはタグクラウド使わないのがいいと判断している。害があるというわけではなく、キーワードスタッフィングのように見える場合があるからだ。 「使っちゃいけない」とは言わないけど、使うならどのくらいまで大きくするのか、どんな技術を利用するのか、どんなタグを使うのかを、よく考えたほうがい い。
上記より、SEOメリットが少ないタグクラウドは使用しない方が良いというのが、Googleの見解と言えます。
使用するのであれば、タグクラウドで生成されたリンクやコンテンツのパフォーマンスを管理することが大切となりそうです。
まとめ
適切にタグクラウドを使い、増やしたリンクやコンテンツの質を高めることが大切です。
良質なリンク・コンテンツを増やし、サイトパフォーマンスを高めながら、順位上昇を目指しましょう。
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