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canonicalタグとは?URLの正規化とSEO効果について

2016/05/26 2018/03/15

canonical(カノニカル)タグとは、重複などほぼ内容の同じコンテンツを持つページの評価をひとつのurlにまとめるためのもので、場合によっては非常に重要なSEO内部対策のひとつとなります。

サイトを運営していくと、index.htmlのあり・なしや、wwwのあり・なし、他にもパラメーターの有無といった複数のurlが存在してしまう場合があります。

こういった場合でも、301リダイレクトや今回ご説明する“canonical(カノニカル)タグ”によって、しっかりと検索エンジンからの評価をひとつにまとめることが大切です。

では今回は、canonicalタグの使い方や、そのSEO効果などをご説明したいと思います。

canonicalの使い方とSEO効果教えます

canonicalタグとは

まず、canonicalタグとは、サイト・ページのurlを統一(url正規化)するための属性値で、htmlファイルのhead内に記述するものです。

これは、冒頭でもご説明したように、「index.html」のあり・なしや、パラメーター付きなどの複数アクセスできるurlを統一して、リンクなどの評価の分散を防ぐといった効果があります。

関連記事url正規化・チェック方法とSEOについて

記述例

このcanonicalタグの記述方法は冒頭でもお伝えした通り、ページのhead内に下記のように統一させたいurlを正しく記述します。

ちなみにSearch Consoleのヘルプによると、この記述は相対パスではなく、絶対パスで指定することを推奨しているようですので、念のため絶対パスで記述するようにしましょう。

rel=”canonical” リンク要素では、相対パスではなく絶対パスを使用します。

適切な構造: https://www.example.com/dresses/green/greendresss.html
不適切な構造: /dresses/green/greendress.html

引用:重複した URL を統合する

canonicalをhtmlファイルに記述することで、301リダイレクト等でurl正規化した効果と同様の効果を得ることができます。

canonicalタグの使い方

では、具体的にcanonicalタグが必要となるケースには以下のような場合があります。
間違った記述をそのままにしておくと検索順位にも影響する可能性がありますので、正規化させたいurlのスペルミスなどないようにしっかりとチェックしておきましょう。

www、index.htmlあり・なしでアクセスできる場合

サイトを立ち上げたらまず最初に設定しておきたいのが“ドメインの正規化”です。
ご覧の通り、デフォルトでは様々なurlからアクセスできてしまう状態の場合があります。

こういった場合は、なるべく早い段階からurlを統一して、検索エンジンからの評価をまとめておきましょう。

上記の場合、「http://sample.com」で正規化し、Googleに認識させるためには、canonicalタグを以下のように記述します。
この記述はアクセスできてしまう複数のurl全てに記述します。

また、管理しているサイトを途中からSSLに対応した場合にも、必ず「https」に変更しておきましょう。

スマホサイト・PCサイトでurlが違う場合

レスポンシブデザインを導入していないサイトで、PC・スマホそれぞれのページを別で用意している場合には、それぞれのページの存在をGoogleに正しく伝える必要があります。(この指定がなければ重複コンテンツと見なされてしまう可能性がありますので正しく正規化しておきましょう。)

例えば、PC用サイトとスマホ用サイトが下記のように存在しているとします。

この場合、PCサイトには、スマホページがあることをGoogleに認識させるため「alternate」を用いて下記のように記述します。

また、スマホサイトには、PCページに評価を統一してもらうことを伝えるため、canonicalタグ を指定します。

こちらのタグの設置はPC・スマホそれぞれのページを用意している全てに必要となりますので、ページ数が多ければ多いほど管理が大変になってしまいます。

そのため、スマホ対応のサイトを管理する上では、やはりレスポンシブデザインの導入がおすすめです。

重複ページがある場合

以下のようにurlが異なるページでもコンテンツの内容が重複している場合は、その評価をひとつにまとめておく必要があります。

特にECサイトなど、商品の色などしか違いがないurlの場合、ほぼ重複コンテンツとして扱われてしまう可能性があります。

  • http://sample.com/category/one.html
  • http://sample.com/category/five.html

こういった場合、重複ページにより、サイト全体の質を下げないためにも、Googleに認識させたいurlどちらか一方をcanonicalタグで指定します。

重複しそうなページ全てに正規化させたいurlを下記のように記述しておきましょう。(優先させたいurlを記述するといった考え方です。)

httpsを優先表示させたい場合

例えばSSLに対応したサイトの場合は、“https”に正規化しておく必要があります。
こちらもそのままにしてしまうと、httpとhttpsの複数のページが存在することになってしまいます。

  • http://sample.com
  • https://sample.com

Googleでは、基本的にhttpsのページを優先的に使用しますが、canonicalタグを使用することで確実にurlを正規化させることが可能です。

上記のように、場合に応じて正しくcanonicalタグを使いましょう。

canonicalタグのSEO効果

canonicalタグを使用した場合のSEO効果についてですが、先ほどもご説明した通り、同じ内容のページが複数のurlでアクセスできてしまう場合、もしそれぞれに被リンクが設置されていると評価が分散されてしまっている可能性があります。

そういった評価の分散を防ぎ、上位表示できていたかもしれない…といった“もったいない状態”を避けるためにも、どのページを正規化させたいのかをよく考慮してcanonicalタグで指定すると良いでしょう。

このように、重複してしまったurlをcanonicalタグで指定することによって、検索エンジンに分散してしまった評価をまとめてもらうといった非常に重要なSEO効果があると言えます。

canonicalタグと301リダイレクトについて

canonicalタグは、301リダイレクトのような使い方をしますが、リダイレクト自体はされません。
あくまで正規化させたいurlをクローラーに伝えているだけなので、ページの移転などの場合には301リダイレクトを使用しましょう。

そして、ページの重複にはcanonicalタグで対応するといった使用方法で併用して使うと良いでしょう。

関連記事301リダイレクトとは?設定方法とSEO効果について

まとめ

ということで今回はcanonical(カノニカル)タグの意味や使い方などをご説明しましたが、サイト全体を正しく評価してもらうためにもページの重複はcanonicalタグを適切に使い、評価をひとつにまとめておくことが重要です。

重複してしまった複数あるページは、その中で最も重要なページをGoogleに認識させて、順位上昇を目指しましょう。

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