サイトリニューアル時のSEO！8つの注意点など徹底紹介

サイトリニューアル時のSEOがうまくいけば、良いSEOの効果(影響)が期待できます。

一方、サイトリニューアル時（サイト移転時）のSEOを誤れば、Googleから評価されづらくなります。
具体的には、必要なSEO対策を疎かにしたり、SEO実績やSEO知識が乏しい外注先の業者が対応すれば、リニューアル後のWebサイト（ホームページ）の品質が下がる可能性が高まります。
そうなれば、Googleから評価されづらくなるので検索順位が下がるでしょう。

こうした良くない状況を回避する為に、サイトリニューアル時のSEOの基礎を抑えて、適切に対策しましょう。

この点踏まえて今回は、サイトリニューアル時のSEOの注意点8つなど中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

サイトリニューアル時のSEOで避けたいこと

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことがいくつかあります。

• コンテンツ量を減らす
• リンクの更新を疎かにする
• タイトルやメタディスクリプションの更新を疎かにする
• robots.txtでクローラーを拒否する
• ソフト404にする
• XMLサイトマップの設置を忘れる
• URLの正規化を忘れる
• スマホ対応を忘れる

コンテンツ量を減らす

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、コンテンツ量を減らすことです。

例えば、旧ページ（古いページ）のテキストや画像の一部だけ使って移転して新しいページを作成します。
この新しいページは旧ページよりもコンテンツの量が少ないです。
つまり、コンテンツ量を減らします。
そうなれば、コンテンツの品質が下がってGoogleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が下がりやすいでしょう。

このように、コンテンツ量を減らすことがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

リンクの更新を疎かにする

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、リンクの更新を疎かにすることです。

例えば、旧ページの発リンク（内部リンクや外部サイトへのリンク）を継承せずに移転して新しいページを作成します。
この新しいページは旧ページのリンクが設置されていません。
つまり、リンクの更新を疎かにします。
そうなれば、コンテンツの品質が下がってGoogleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が下がりやすいでしょう。

このように、リンクの更新を疎かにすることがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

タイトルやメタディスクリプションの更新を疎かにする

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、タイトルやメタディスクリプションの更新を疎かにすることです。

例えば、旧ページのタイトルタグの文言やメタディスクリプションタグの文言を継承せずに移転して新しいページを作成します。
この新しいページは、旧ページのタイトル名や概要と異なります。
つまり、タイトルやメタディスクリプションの更新を疎かにします。
そうなれば、コンテンツの品質が下がってGoogleに評価されづらくなったり、検索結果に表示されるタイトルやメタディスクリプションの内容が変わります。
結果、検索順位が下がったり、ユーザーのレスポンスが下がって検索でのクリック率の低下を招く可能性が高まるでしょう。

このように、タイトルやメタディスクリプションの更新を疎かにすることがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

robots.txtでクロールを拒否する

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、robots.txtでクロールを拒否することです。

例えば、移転先のサーバーで作成中の新しいサイトがクロールされないように設定します。
この新しいサイトの作成完了後、設定変更を忘れてしまいクロールされない状態を継続します。
つまり、robots.txtでクロールを拒否します。
そうなれば、新しいサイトがGooglebotなどのクローラーにクロールされないので、コンテンツ内容が認識されません。
結果、検索結果にインデックスされなかったり、検索順位が上がらないでしょう。

このように、robots.txtでクロールを拒否することがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

ソフト404にする

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、ソフト404にすることです。

例えば、旧サイトで削除した記事ページが複数あるとします。
これらのページのURLを新しいサイトのTOPページのURLにリダイレクトします。
つまり、ソフト404を行います。
この場合、本来返すべき404や410でなくて200のHTTPステータスコードを返すことになります。
そうなれば、何らかのコンテンツが表示されると予期してアクセスしたユーザーが、サイトのトップページに勝手に転送されて戸惑います。
結果、ユーザーの利便性を損ねてGoogleに評価されづらくなるでしょう。

このように、ソフト404にすることがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

XMLサイトマップの設置を忘れる

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、XMLサイトマップの設置を忘れることです。

例えば、「sitemap.xml Editor」などのツールで作成したXMLサイトマップをサーバーにアップロードせずにサイトを運用します。
つまり、XMLサイトマップの設置を忘れます。
そうなれば、サイト内の各ページURLへのクロールが促進できません。
結果、サイト内の各ページのコンテンツの認識が疎かになって、インデックスされづらくなるでしょう。

このように、XMLサイトマップの設置を忘れることがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

ちなみに、WordPressでサイト構築すればデフォルトでXMLサイトマップが生成されて設置されます。

URLの正規化を忘れる

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、URLの正規化を忘れることです。

例えば、新しいサイトのドメインが変わったとします。
このドメインにwwwやindex.htmlを付与したURLでもアクセスできる状態でサイト運用します。
つまり、URLの正規化を忘れます。
そうなれば、同じコンテンツ内容のページ（単一ページ）に複数のURLでアクセスできます。
結果、重複コンテンツの可能性が高まってGoogleに評価されづらくなるでしょう。

このように、URLの正規化を忘れることがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

スマホ対応を忘れる

サイトリニューアル時のSEOで避けたいことは、スマホ対応を忘れることです。

例えば、新しいサイトをIPhoneで見たときにデザインが崩れて見づらかったり、PC向けページと同じデザインが表示されて文字が小さく見づらいとします。
つまり、スマホ対応を忘れます。
そうなれば、モバイルユーザーの利便性が下がったり、モバイルフレンドリーではないのでページエクスペリエンスが低下します。
結果、Googleに評価されづらくなるので検索順位が上がりづらくなるでしょう。

このように、スマホ対応を忘れることがサイトリニューアル時のSEOで避けたいことです。

サイトリニューアルによるSEOへの悪い影響(検索順位が下がる)も懸念される

サイトリニューアルよってSEO状況が悪くなり、検索順位が下がることもあります。

例えば、旧サイトから新しいサイトへコンテンツを移行します。
移行したコンテンツに対して必要な対策を怠ります。

• 旧サイトからの301リダイレクトを忘れる
• 旧サイトと異なる内部リンク数にする
• URL正規化を忘れる
• 旧サイトと異なるコンテンツ量（テキスト量や画像数）にする
• スマホ対応を忘れる

これらによって、新サイトへ移行したコンテンツの品質が下がります。
結果、Googleに評価されづらくなるので検索順位が下がるというわけです。

SEOを含むサイトリニューアルのタイミング

SEOを含むサイトリニューアルのタイミングがいくつかあります。

• ページURLがPCとスマホで異なるとき
• 非SSL（http）のとき
• 重複コンテンツが多いとき
• 読み込み速度が遅いとき

ページURLがPCとスマホで異なるとき

SEOを含むサイトリニューアルのタイミングは、ページURLがPCとスマホで異なるときです。

例えば、運営してるサイトをiPhoneなどのスマホでアクセスしたときに表示されるページURLが「m.seolaboratory.jp」で、デスクトップでアクセスしたときのページURLが「seolaboratory.jp」だとします。
つまり、ページURLがPCとスマホで異なります。
そうなれば、PC向けページとモバイル向けページをそれぞれ都度修正する手間が増えて修正ミスが発生しやすくなります。
結果、ページの品質が下がって、Googleから評価されづらくなる可能性が高まるでしょう。

このように、ページURLがPCとスマホで異なるとき、SEOを含むサイトリニューアルのタイミングです。

非SSL（http）のとき

SEOを含むサイトリニューアルのタイミングは、非SSL（http）のときです。

例えば、運営してるサイトのURLの始まりがhttp://だとします。
つまり、非SSL（http）です。
そうなれば、通信が暗号化されてないので第三者によってブラウザとサーバー間の通信データを盗聴・改ざんされてしまうリスクが高まります。
また、サイトの接続の安全性が確保できずページエクスペリエンスが低下します。結果、Googleから評価されづらくなるので、検索順位が上がりづらくなるでしょう。

このように、非SSL（http）のとき、SEOを含むサイトリニューアルのタイミングです。

重複コンテンツが多いとき

SEOを含むサイトリニューアルのタイミングは、重複コンテンツが多いときです。

例えば、運営してるサイトにタイトルやコンテンツ内容が類似したページが数多く存在します。
つまり、重複コンテンツが多くあります。
そうなれば、重複コンテンツにクロールのリソースを浪費して、重要なページがクロールされません。
また、重複コンテンツが参照されて獲得できる被リンクが分散する可能性が高まります。
結果、Googleから評価されづらくなるので、インデックスされづらかったり検索順位が上がりづらくなるでしょう。

このように、重複コンテンツが多いとき、SEOを含むサイトリニューアルのタイミングです。

読み込み速度の遅いページが多いとき

SEOを含むサイトリニューアルのタイミングは、読み込み速度の遅いページが多いときです。

例えば、運営してるサイトにアクセスしたときにコンテンツ内容が表示されるまで時間がかかるWebページが数多くあるとします。
つまり、読み込み速度の遅いページが多くあります。
そうなれば、ページエクスペリエンスが低下して、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がりづらくなるでしょう。

このように、読み込み速度の遅いページが多いとき、SEOを含むサイトリニューアルのタイミングです。

SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいこと

SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことがいくつかあります。

• SEO実績やSEOノウハウが乏しい業者に依頼する
• レスポンスが遅い業者に依頼する
• 費用や期間が不明確な業者に依頼する

SEO実績やSEOノウハウが乏しい業者に依頼する

SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことは、SEO実績やSEOノウハウが乏しい業者に依頼することです。

例えば、サイトの検索流入を増やしたり検索順位を上げた事例が全く無かったり、少ない会社に依頼します。
また、運営サイトに書いてあるSEOに関することがGoogle公式の内容と違ったり、運営サイトのSEOブログの検索順位が低く検索流入が少ない会社などに依頼します。
つまり、SEO実績やSEOノウハウが乏しい業者に依頼します。
そうなれば、SEO知識が少なかったり、全く無いスタッフが対応して新しいサイトの品質が下がる可能性が高まります。
結果、新しいサイトがGoogleに評価されづらくなるので、検索順位が上がりづらいでしょう。

こうして、SEO実績やSEOノウハウが乏しい業者に依頼することが、SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことです。

レスポンスが遅い業者に依頼する

SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことは、レスポンスが遅い業者に依頼することです。

例えば、メールで質問をいくつかしたときに都度2週間後や3週間後に回答が返ってくる会社に依頼します。
つまり、レスポンスが遅い業者に依頼します。
そうなれば、進捗がわからなかったり、確認修正のやりとりが遅れます。
結果、新しいサイトの納品が滞る可能性が高まるでしょう。

こうして、レスポンスが遅い業者に依頼することが、SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことです。

費用や期間が不明確な業者に依頼する

SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことは、費用や期間が不明確な業者に依頼することです。

例えば、運営サイトにサービスの料金や対応期間などが掲載されてなかったり、電話やメールでサービスの料金や対応期間を聞いたときに、金額や納期をおおよそだったり先延ばしで返答する会社に依頼します。
つまり、費用や期間が不明確な業者に依頼します。
そうなれば、予定よりも納期が大幅に過ぎたり、予想以上に高い金額を請求される可能性が高まります。
結果、新しいサイトの公開が滞ったり、支払いに関して揉めるでしょう。

こうして、費用や期間が不明確な業者に依頼することが、SEOを含むサイトリニューアルを外注するときに避けたいことです。

まとめ：サイトリニューアル時のSEOの基礎を抑えて、適切に対策しよう

サイトリニューアル時のSEOの基礎を抑えて、適切に対策しましょう。

一方、サイトリニューアル時のSEOを誤れば、Googleから評価されづらくなります。
具体的には、必要なSEO対策を疎かにしたり、SEO実績やSEO知識が乏しい外注先の業者が対応すれば、リニューアル後のWebサイト（ホームページ）の品質が下がる可能性が高まります。
そうなれば、Googleから評価されづらくなるので検索順位が下がるでしょう。

こうした悪い状況を回避する為に、サイトリニューアル時のSEOの基礎を抑えて、適切に対策しましょう。