被リンクチェックツール9選!おすすめを無料から紹介
被リンクチェックするには、GoogleサーチコンソールやAhrefsなどの無料や有料の専用ツールを使います。
これらのツールを活用してうまくSEOを行えば、自身のサイトがGoogleに評価されやすくなります。
一方、被リンクチェックをしなければ(被リンク数やリンク元を調べなければ)、被リンクの量や質がわかりません。
具体的には、自身のサイトや競合サイトにどのようなドメイン(リンク元)からどの程度の数の被リンクが貼られてるかわかりません。
そうなれば、獲得すべき被リンクがわからないので、対策が疎かになります。
結果、Googleから評価されづらいので、検索順位が上がりづらくなるというわけです。
こうした良くない状況を回避する為に、被リンクチェックを適宜して、SEO対策に活かしましょう。
この点踏まえて今回は、被リンクチェックツール9選など中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。
被リンクチェックが必要な理由
被リンクチェックが必要な理由がいくつかあります。
- 上位表示に必要な被リンクの傾向がわからないから
- 被リンクが集まりやすいページの傾向がわからないから
- 低品質なリンクの有無が把握できないから
上位表示に必要な被リンクの傾向がわからないから
被リンクチェックが必要な理由は、上位表示に必要な被リンクの傾向がわからないからです。
例えば、hanasakinigani.jpの競合サイト被リンクチェックツールなどで競合上位サイトの被リンクを調べなかったとします。
この場合、検索順位10位以内の競合サイトの被リンク総数や被リンクドメイン数などがわかりません。
そうなれば、検索順位10位以内ランクインするために自サイトがどんな被リンクをどの程度獲得すればよいかの目途が立ちません。
つまり、上位表示に必要な被リンクの傾向がわかりません。
上位表示に必要な被リンクの傾向がわからなければ、外部対策が疎かになるのでGoogleから評価されづらいでしょう。
このように、上位表示に必要な被リンクの傾向がわからないので、被リンクチェックが必要というわけです。
被リンクが集まりやすいページの傾向がわからないから
被リンクチェックが必要な理由は、被リンクが集まりやすいページの傾向がわからないからです。
例えば、Ahrefsなどで競合上位サイトの被リンクを調べなかったとします。
この場合、競合上位サイト内のどんなテーマのページに被リンクがより多くついてるかわかりません。
つまり、被リンクが集まりやすいページの傾向がわかりません。
被リンクが集まりやすいページの傾向がわからなければ、コンテンツ作成が疎かになって参照されづらいページが出来上がります。
結果、Googleから評価されづらいでしょう。
このように、被リンクが集まりやすいページの傾向がわからないので、被リンクチェックが必要というわけです。
低品質なリンクの有無が把握できないから
被リンクチェックが必要な理由は、低品質なリンクの有無が把握できないからです。
例えば、サーチコンソールやAhrefsなどで自サイトの被リンクを調べなかったとします。
この場合、ディレクトリサイトやブックマークサイトからのリンクやクローキングサイトからのリンク、海外のリンク集サイトからリンク、質の低いコンテンツからのリンクなどのスパムリンクが付いてるか否かわかりません。
つまり、低品質なリンクの有無が把握できません。
低品質なリンクの有無が把握できなければ、もし低品質なリンクがあっても放置することになります。
結果、リンク否認やリンク元サイトの運営会社へのリンク削除依頼などの外部対策が疎かになるので、Googleから評価されづらいでしょう。
このように、低品質なリンクの有無が把握できないので、被リンクチェックが必要というわけです。
被リンクチェックツール9選
被リンクチェックできるツールがいくつかあるので、無料と有料に分けて合計9個紹介します。
- 無料の被リンクチェックツール
- 有料の被リンクチェックツール
無料の被リンクチェックツール
無料の被リンクチェックツールがいくつかあるので、厳選してご紹介します。
- Googleサーチコンソール
- hanasakigani.jp
- Microsoft Bing Webmaster Tools
- Online Broken Backlink Checker「Small SEO Tools」
- 被リンクチェックツール「LYNX」
- SEOTOOLS(SEOツールズ)
- SEOチェキ!
Googleサーチコンソール
サーチコンソールは、Googleの検索エンジンにおけるサイトの検索パフォーマンスがチェックできるツールです。
このツールにログイン後、メニューから「リンク」をクリックすれば、リンク元サイトのURLリンク元サイトの数、リンク元のアンカーテキストなどの被リンクがチェックできます。
hanasakigani.jp
hanasakigani.jpは、株式会社ディーボが提供する被リンクチェックツールです。
このツールにアクセス後に表示される「マイサイトのURL」で対象のページURLを入力して、「チェックする」ボタンをクリックします。
そうすれば、入力したページURLの被リンク数や被リンクドメイン数、被リンクのエージタイトルとURL、アンカーテキスト、nf(nofollowリンク)、OBL数(アウトバウンドリンク数)が確認できます。
また、競合サイトの被リンクチェックもできます。
Microsoft Bing Webmaster Tools
Microsoft Bing Webmaster Tools
Microsoft Bing Webmaster Toolsは、Bingの検索エンジンにおけるサイトの検索パフォーマンスがチェックできるツールです。
このツールにログイン後、メニューから「SEO」>「バックリンク」をクリックすれば、ドメイン、ページ、アンカーテキスト単位で被リンクがチェックできます。
Online Broken Backlink Checker「Small SEO Tools」
Online Broken Backlink Checker「Small SEO Tools」
Online Broken Backlink Checker「Small SEO Tools」は、Small SEO Toolsが運営する被リンクチェックツールです。
このツールにアクセス後に表示される「Enter URL(URLを入力)」で対象のページURLを入力して、「Check Broken Links(バックリンクを取得)」ボタンをクリックします。
そうすれば、入力したページURLのドメイン評価や参照URL数、バックリンク数、参照ドメイン数、参照IP数などが確認できます。
被リンクチェックツール「LYNX」
LYNXは、リンクス・アンド・カンパニー・ジャパン合同会社が運営するSEOツール集です。
このツール集の1つに「被リンクチェックツール」があります。
被リンクチェックツールにアクセス後に表示される「URLを入力してください」と書かれてる検索窓に対象のサイトのドメインを入力して、「分析」ボタンをクリックします。
そうすれば、入力したドメインの被リンク数やユニークな被リンク数(被リンクドメイン数)、ホームページへのリンク数、nofollowの被リンク数が確認できます。
また、上位の被リンク元サイトのページタイトルやアンカーテキスト、PAやDAなども確認できます。
SEOTOOLS(SEOツールズ)
SEOTOOLS(SEOツールズ)は、SEOアクセス解析ツール、順位チェックツールなどが無料で使えるSEOツール集サイトです。
このツール集に、自サイトの被リンク評価を簡易チェックできアルファベットで判定してくれる被リンクチェックツールがありましたが、残念ながら現在は停止中のようです。
参考:被リンクチェックツール – SEOTOOLS(SEOツールズ)
SEOチェキ!
SEOチェキは、サイト調査・検索順位チェックなど、SEOに役立つさまざまな機能が備わったツール集です。
これらのツールの中のサイトSEOチェック機能「被リンク元チェック – SEOチェキ!」で被リンクチェックができましたが、残念ながら現在は停止中です。
代わりに外部ツールのMoz社の「Link Explorer」と「Majestic SEO」を使うことが推奨されてます。
参考:SEOチェキ
有料の被リンクチェックツール
有料の被リンクチェックツールがいくつかあるので、厳選してご紹介します。
- Ahrefs
- Majestic
- Link Explorer「MOZ」
- Ubersuggest
Ahrefs
Ahrefsは、世界で60万人が導入しているSEO分析ツール(被リンクチェックツール)です。
このツールの各機能を単一化した無料ツール集に被リンクチェッカーがありますが、全ての機能が限定的です。
全ての機能を制限なく自由に使うには有料版(有料プラン)を申し込みます。
プラン名 | 月額料金 |
ライト | 99ドル |
スタンダード | 199ドル |
アドバンス | 399ドル |
エンタープライズ | 999ドル |
この有料版を使えば、被リンクの量や質に基づいた「ウェブサイトの世界ランキング(AR: Ahrefs Rank)」やドメインの価値(DR: Domain Rating)、URLの価値(UR: URL Rating)が確認できます。
また、ドメイン単位やページ単位での被リンクの総数や参照ページのDR、UR、参照ドメイン数、リンク先のドメイン数、トラフィック、アンカーテキストとターゲットURLなどが確認できます。
Majestic
Majesticは、ウェブをマッピングして、市場を支配するために必要なリンクインテリジェンスデータを提供するSEOツール(被リンクチェックツール)です。
このツールは無料で1回だけ使えますが、全ての機能が限定的です。
全ての機能を制限なく自由に使うには有料版(有料プラン)を申し込みます。
プラン名 | 月額料金 |
ライト | 49.99ドル |
プロ | 99.99ドル |
API | 399.99ドル |
この有料版を使えば、アンカーテキストやバックリンクのプロフィール、参照ドメイン、新規および削除されたバックリンク、リンク切れ、リンクコンテキストなどが確認できます。
Link Explorer「MOZ」
Link Explorer「MOZ」は、世界で有名なSEO会社のMOZが提供する40兆のリンクを持つ世界最高のバックリンクチェッカー(被リンクチェックツール)です。
このツールはMozアカウントを作成すれば無料で使えますが、表示される被リンクや関連機能が限定的です。
全ての機能を制限なく自由に使うには有料版(有料プラン)のMoz Proを申し込みます。
プラン名 | 月額料金 |
スタンダード | 99ドル |
ミディアム | 179ドル |
ラージ | 299ドル |
プレミアム | 599ドル |
この有料版を使えば、より多くのバックリンク、最も価値のあるページ、リンクドメイン、アンカーテキストなど確認できます。
また、より多くのリンク構築の進捗状況を追跡、分析、リンクを構築する予定のターゲットURLを含む複数のリストを作成できます。
被リンク分析ツール「Ubersuggest」
Ubersuggestは、アメリカの有名デジタルマーケターであるニール・パテル氏が、開発・提供してるSEOツールです。
このツールの機能の1つに「被リンク分析ツール」が備わっていて被リンクチェックができます。
被リンク分析ツールは無料で使えますが、分析回数や表示される被リンクが限定的です。
全ての機能を制限なく自由に使うには有料版(有料プラン)を申し込みます。
プラン名 | 月額料金 |
パーソナル | 2,999円 |
ビジネス | 4,999円 |
エンタープライズ | 9,999円 |
この有料版を使えば、分析回数が無制限になって、より多くのバックリンクやアンカーテキストなど確認できます。
被リンクチェックの方法(リンク元を調べる方法[調べ方])
被リンクをチェックするには、これまでに紹介したいずれかのツールを活用します。
例えば、Googleサーチコンソールにログイン後、メニューから「リンク」をクリックすれば、外部リンクが表示されて「上位のリンクされてるページ(被リンクが付いてるページURL)」「上位のリンク元サイト(リンク元サイトのドメイン)」「上位のリンク元テキスト(アンカーテキスト)」が確認できます。
また、「上位のリンクされてるページ」で「ページURL(例:https://seolaboratory.jp/)」をクリックすれば、「外部リンクの総数(そのページURLの被リンクの総数)」や「サイトの総数(そのページURLの被リンクドメイン数)」「サイト(被リンク元サイトのドメイン名)」「リンク(被リンク元サイトからのリンク数)」がわかります。
「詳細」のテキストリンクをクリックすれば、「外部リンクの総数(被リンクの総数)」や「ターゲットページ(リンクされてるページURL)」「参照リンク(リンクされてるページURLごとの被リンク数)」「リンクしているサイト(リンクされてるページURLごとの被リンクドメイン数)」がわかります。
「上位のリンクされてるページ」だけでなく、「上位のリンク元サイト(リンク元サイトのドメイン)」や「上位のリンク元テキスト(アンカーテキスト)」の項目でも「各行」や「詳細」のテキストリンクをクリックすれば同じようにより細かく被リンクに関するデータが確認できます。
これが、被リンクチェックの方法です。
まとめ:被リンクチェックを適宜して、SEO対策に活かそう
被リンクチェックを適宜して、SEO対策に活かしましょう。
一方、被リンクチェックをしなければ、外部対策が疎かになります。
具体的には、hanasakiganiなどのツールで被リンクチェックをしなければ、競合上位サイトの被リンク総数や被リンクドメイン数がわかりません。
そうなれば、自社サイトの被リンクの必要性が認識できなかったり、自社サイトがどのような被リンクをどの程度獲得すればよいか目途が立ちません。
結果、外部対策が疎かになるのでGoogleから評価されづらくなるというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、被リンクチェックを適宜して、SEO対策に活かしましょう。
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!