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SEOの疑問を実験で解明しブログ配信【SEOラボ】

SEO要因とは?Googleの検索順位に関わるSEO要因について

2017/10/26 2019/02/21

SEO要因とは、Googleが検索順位を決定する際に考慮する要因のことで、別名「検索アルゴリズム要因」とも呼ばれてます。

この要因は、200以上の項目から構成されており、とくに重要となる3つのSEO要因「リンク」「コンテンツ」「RankBrain」をとくに考慮しながら、SEO対策を進めることが、Googleで上位表示を目指すためのポイントとなります。

また、近年の検索アルゴリズムの大きな変更によってSEO要因にも変化が生じており、ユーザービリティ重視のサイトがより評価されやすくなりました。

この点踏まえて、今回は、2017年10月24日~26日にニューヨークで開催の「SMX East 2017」でのセッション(3つの分析データと仮説)で述べられたGoogleの検索順位に関わる要因について中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。
※参考:SEO Ranking Factors in 2017: What’s Important and What’s Not

SEO要因とは?Googleの検索順位に関わるSEO要因について

SEO要因とは?

SEO要因とは、Googleが検索順位を決定する際に考慮する指標のことで、「検索ランキングシグナル」「検索アルゴリズム要因」とも呼ばれてます。
このSEO要因は、200以上の項目があり、その中でも重要なのが「被リンク」「コンテンツ」「RankBrain」といった項目になります。

これらの重要視されてるSEO要因を中心にSEO対策を進めることが、Googleで上位表示を目指すためのポイントとなります。

Googleの検索順位に関わるSEO要因について

SEO業界で世界的に有名な企業である「SEMRush」や「Searchmetrics」の膨大な調査データにより算出されたSEO要因について、ポイントをまとめて触れていきたいと思います。

SEMRushの調査結果によるSEO要因について

オンラインマーケティングの研究サービスで有名な企業「SEMRush」が2017年5月に公開した、キーワード数60万、検索上位100サイトの調査データからわかるSEO要因についてまとめてます。

※参考:SEMrush Ranking Factors 2.0: SEMrush 2017 Study With Unreleased Updates By Olga Andrienko from Search Marketing Expo – SMX

HTTPS

  • HTTPSだから検索順位が高いわけではない
  • HTTPSがランキングの大きな要因ではない
  • HTTPSによりコンバージョンや来訪者への信頼を築ける
    →顧客情報など扱うフォームがあるなど、HTTPSが必要なサイトで実装することが大切でしょう。

コンテンツの長さ

  • コンテンツの長さは一般的に検索ランキングと正の相関がある
  • 上位3サイトは、20位のサイトよりも45%コンテンツが長い
  • 関連性があり、ユーザーの意図に合致する十分な長さのコンテンツを書く

キーワード

  • 大量のキーワードを扱うドメインの35%は、タイトルにキーワードが含まれない
    タイトルにキーワードが含まれないのになぜ上位化するのか?
    • Googleのアルゴリズムが「文章などの前後の脈絡」や「同義語」を理解してるから
    • ページタイトルのキーワードの重要性が薄れてるから
  • アンカーテキストにキーワードが含まれているリンクはほとんどない

ウェブサイトのトラフィック

  • 多くのキーワードから訪問数が重要
  • 検索トラフィックは特にランキングに影響しない
    →つまり、包括性の高いコンテンツを作り、多くの関連キーワードから集客することで、上位化しやすくなるということでしょう。

ユーザー行動

  • 全体的に、上位3位の直帰率は低くなる(直帰率の低さは、サイトの「関連性」や「スピード」「ユーザーからの信頼度」が起因する可能性)
  • 1セッションあたりのページ数が多いほどランキングと相関がある(1セッションあたりのページ数は、Googleアナリティクスの「ページ/セッション」で確認できる)
    →検索クエリに合致したコンテンツを作って直帰を抑え、離脱を防ぐような仕組みを構築する(関連する内部リンクを増やすなど)ことが大切でしょう。

リンク

  • 被リンクドメイン数と被リンク総数は、依然として非常に重要。
  • 特に月間検索件数が10,000件未満のキーワードをターゲットとするサイトは、リンクの重要性が大きい可能性。

これらの調査データから、「ユーザー行動」と「ダイレクトアクセス(※アドレスバーからURLを入力、サイト名で検索など、直接サイト訪問する)」が上位化に最も起因しやすいSEO要因(検索順位のシグナル)と結論付けられてます。

Searchmetricsの調査データによるSEO要因について

SEOとコンテンツマーケティングのプラットフォームを提供する企業「Searchmetrics」が、「一般的なWebサイトの傾向」と「業種別のWebサイトの傾向」「ニッチなWebサイトの傾向」をそれぞれ調査して、その調査したデータからわかるSEO要因をまとめてます。

※参考:Why General Ranking Factors Are Dead! By Marcus Tober from Search Marketing Expo – SMX

一般的なウェブサイトの傾向からわかるSEO要因について

ページ全体の読み込み時間
  • 誰もが「ページ全体の読み込み時間」を改善してる
  • 「ページ全体の読み込み時間」は、大規模なランキング要素ではない
キーワード
  • 上位サイトのタイトルの48%にキーワードが含まれてる(裏を返すと、52%が含まれてない?)
    →タイトルの関連性を判断する能力が向上してるため、タイトルのキーワードの重要性は以前よりも薄まってる
単語数
  • 1位のページの単語数が増えてる
  • 単語数がランキングと相関がある

業種別ウェブサイトの傾向からわかるSEO要因について

HTTPS
  • 財務サイトにとってはより大きなビジネス
  • 旅行サイトのために重く加重されていない
画像の使用
  • 金融ウェブサイトにとってあまり重要でない
  • 旅行サイトへの影響は大きかった

ニッチなウェブサイトの傾向からわかるSEO要因について

HTTPS
  • SEOサイトで使用率が高くなってる
  • デートやレシピサイトで使用率が低い
構造化されたデータとSchema.orgマークアップの使用
  • レシピサイトの使用率がもっとも高い(リッチスニペットを活かしやすい)

この調査データでは、「業界ごと」「ニッチなサイトごと」に特有のSEO要因(ランキングシグナル)が存在するので、ユーザー動向(ユーザーが必要とするもの)に合わせてサイト構造やコンテンツの作成を検討した方が良いと結論付けられています。

SEO要因を元に対策する方法

アメリカの専門小売チェーン会社「The Container Store」のデジタルマーケティングマネージャーHerndon Hasty氏が、ケーススタディを使用しながら、SEO要因を元に対策する方法についてまとめてます。

※参考:SEO Ranking Factors 2017: What's Important, What's Not By Herndon Hasty from Search Marketing Expo – SMX

サイトの速度を早める

サイトのスピードは、2010年あたりから正式なSEO要因です。
なので、サイトのスピードを向上させるためのSEO対策を行うことが重要となります。

  • より長い期間キャッシュさせる
  • 外部ファイルを結合する
  • ソースコード上の不要タグを削除したり、最新のタグを使用する
  • 画像を最適化する

こうしてサイトの速度を向上させて、ユーザビリティを高めながらSEO対策を進めることが、上位表示を目指すためのポイントとなります。

HTTPS化する

HTTPSは、2014年から正式なSEO要因であり、その影響力は軽微です。
HTTPSを実装することでサイト速度は遅くなるが、今後シグナルの比重が高まる可能性を考えれば、HTTPSへの移行は友好的と言えます。
安全性を高めて、信頼できるサイトを提供するための対策の一貫として適宜SSL化を進めることが大切です。

実際にHTTPSに移行する際は、以下を考慮します。

  • サイト全体にHTTPからHTTPSへのリダイレクトを実装
  • 正規タグに更新
    (※見落とすと、サイトでトラフィックやサイトのパフォーマンスが低下するリスクあり)

メタデータを最適化する

特にタイトルが影響を及ぼして、下位のページ(検索順位が低いページ)では影響を与える可能性があります。
ちなみに、メタ記述はSEO要因ではないが、クリックスルー率を向上させることができます。

そのために以下のようなメタの記述を含めていくとよいでしょう。

  • キーワード
  • 送料無料/返品
  • 人々が知っているブランド名
  • 公式サイト(信頼信号)
  • プロモーションと販売

こうして、ユーザーの興味をそそるタイトル名やディスクリプションを記述して、クリック率を向上させることがサイトのパフォーマンスを高めるために重要となります。

検索結果上のリンクコンテンツを増やす

検索結果上にはさまざまなリンクコンテンツが存在し、検索クエリによってはときに検索順位に影響が及ぶことがあります。
例えば、強調スニペットや、スニペットリンク、商品リスト広告の表示により、検索結果ページのクリック率が低下する可能性があります。

一方、こうしたリンクを表示することができれば、サイトのパフォーマンスを高めることに繋がります。
とくに強調スニペットを表示させるためには、SEO要因を考慮して10位以内(1ページ目)に自分のWebサイトをランクインさせることが大前提となります。

また、強調スニペットに採用されるポイントとして、可能な限り構造化データを使用することも示唆されてます。

まとめ

これらの分析データから、以下のSEO要因が特に重要と感じ、上位化に大きく起因しそうと思いました。

  • バックリンク
  • 包括性の高いコンテンツ(多くのキーワードから訪問数を増やすため)
  • ユーザー行動(直帰率、ページセッション)
  • タイトルにキーワード(今回のように否定的なデータが多いが、上位化もしてる)
  • サイト、ページの読み込み速度
  • 検索クエリとタイトル・コンテンツとの整合性

こうしたSEO要因を拾い上げるには、今回紹介したような専門家による分析データや情報を参考にするとよいでしょう。

そして、そのSEO要因をもとにSEO対策に落とし込むことが大切です。

その際には、ユーザーファーストを最優先に考慮した良質なコンテンツを提供して、リンクが集まりやすいサイトにしながらSEO対策を進めることが、上位表示を目指すためのポイントとなります。

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